CHOCO★BLOGG 寿司…それは運命的な出来事

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寿司…それは運命的な出来事

今日も すごく 暑かった。

昼下がりに、保安のいとこ、フランがやってきて、3人で屋上のプールへ。
そしたら、プールへ水を送るパイプが思い切り壊れていて(カットされてた…)プールの中にある水は、ひざ上くらいまで。それでも、暑い暑い。水の中に入らないことにはやっていられず、

「浅くても、水にはかわりねぇ~!」

ということで、水風呂状態で、プールにつかりながら、おしゃべり。夏バージョンの温泉だなぁと、再びつくづく思うのであった。

プールから上がると、夕方の6時を過ぎていた。思いつきで、寿司を(とんちゃんに作ってもらって)食べよう、ということになる。ところが、ここは、サンタフェ、アルゼンチン。なんでも手に入る、ブエノスアイレスとは違い、寿司の材料調達は難航する。まだまだ暑い日差しの下、3人で街を歩きながら、ふと、

(このメンツは、いつぞや、ストックホルムを歩いた3人と同じだなぁ)

とぼんやり思っていたら、横から保安が

「この3人のメンバーは、ストックホルム再びだねぇ」

と話しかけてくる。保安と私は、ところどころでまったく同じことを頭の中で考えていることが多くあり、思考回路が似ていて、時々ハッとする。

私と保安の最初の出会いは、スウェーデンの首都の、ホステルだった。保安は、いとこのフランとバックパッカーをしていて、私はそのとき、グラスゴーに住んでいて、ストックホルムに呼ばれて、ふらりと1週間ほど一人で滞在しているときだった。そんなわけで、今日の3人は、ちょうど2年前、雪振る冬の街を歩いたときと同じメンバーだったのだ。けど、今日は、真夏のアルゼンチン。まさかこんなシーンがあるとは想像したこともなかったので、なんとなく感慨深い。

サンタフェのしけた魚屋を何件か周ってみたものの、フレッシュなサーモンが手に入らず、街角のFiambrería(デリカテッセンのようなところで、ハム、チーズ、オリーブやら輸入食品などが売っている)の店の前に座って一休み。保安が、別の魚屋に電話してみると、

「サンタフェでは、フレッシュなサーモンは手に入らない、サーモンはすべて冷凍して配達される」

ということが発覚する。サンタフェは内陸なので、海からは遠いのだ。

仕方ないので、スモークサーモンを探していたのだが、家からさほど遠くないところにある2件の魚屋では、両方とも、それすら置いていなかった。

保安があちこちに電話している間、私は、なんとなく、目の前にあったそのフィアンブレリアに入ってみた。

すると!

なんと、スモークサーモンが売っているではないか!さっそく、外へ出て、

「ちょっと、中へ来てみ。」

と2人を呼ぶ。

灯台下暗し、とはよく言ったものだ。さっそく、

「日本の言い回しで、「灯台下暗し」というのがあるんだけど、ほんとだね。」

というと、2人とも、なるほど、うまいこというねぇ、確かに、ライトハウスは遠くしか照らせないもんねぇ、と感心していた。

そこの店では、アルゼンチン産の生ハムもゲットし、寿司に使うことにした。しかし、何しろネタが少なすぎる。新鮮な野菜もここでは非常に手に入りにくい。お店の人に、アボカドをさっきから探してるんだけど、どこにもないんだよ、というと、あそこへいくといいよ、と、街で一番、といううわさの八百屋さんを教えてくれた。

5ブロックほどの距離だというので、さっそく歩いていくことに。

リンゴなんとか、という八百屋さん。店内へ入ると、

なんと!

こんなド田舎に、日本食材が売っているではないか!しょうゆ、米酢、のりに、日本米、ヌードルなどなど… 値段はべらぼうに高いが、3人とも、ものすごく驚いた。そして、さっきまではあきらめかけていた寿司計画が、波に乗り始めたことを感じ始める。なるほど~。この偶然の連続は、きっと今日、寿司を作るってのは運命で、なにものかが、実行しなさい~と言っているのだと私は思った。

(しかし、売っていたアボカドは、ダメダメで、買わなかった。きゅうりも、見せてもらったが、1ヶ月くらい前のかと思うほど、鮮度が落ちていたので買わなかった…ああ新鮮な野菜とボリビア人(ブエノスの新鮮野菜屋は、みんなボリビア人がやっている)が恋しい。。。)

数日前にも、同じようなことがあった。私はこのごろよく、ティラミスを作るのだけど、1週間ほどまえ、保安が、また作って!というので、保安ママと3人で、材料をスーパーに買いに行ったのだ。けれど、その日は疲れて作らず、翌日作るつもりが、別の用事が入ってできず、その翌日は別の理由で作れず、という感じで日々が過ぎた。

そして、そんなことも忘れかけていた先週の土曜日、フランのママの誕生日パーティがあった。親戚同士が集まって、料理をしたりなんだりして、お祝いの準備を手伝っていたところ、

「誕生日なのに、ケーキがないのよねぇ」

とママがポツリ。ああ、今こそ、ティラミスの出番じゃん!

「作ってくれるの!?」

もちろん!

ということで、お誕生日ケーキはティラミスに。材料を手に入れたはいいが、しばらくの間、作れない不可抗力があった。こういうとき、

(物事はなるようになっている、そうなるようにできている)

と、改めて気づく。無理したり、無駄にがんばったり、焦ったりすることはない。パズルがぴったりはまるように、どこかでしっくりくる場面がかならずやってくる。はたから聞いていると、くだらないことに思えるかもしれないが、こういう出来事が、たびたび起きる、というのは、ちょうどバランスが取れていて、人生がうまくいっているいい証拠、いいサインでもある。

寿司ネタは、生ハム、スモークサーモン、ツナ缶、ママの冷凍庫に入っていたカニカマ、いいフライパンがなく、おなべでいり卵にした卵(それで巻き寿司にした)、なんていう、ありあわせのものだったけど、それでもなんとか上手にできた。

寿司ができあがるころ、フランの弟もやってきて、保安のママとその彼氏も帰ってきた。6人で、1キロ分のお米で作った寿司をあっという間に平らげた。みんな、寿司を前にして大喜び。寿司は世界中で大人気、ここアルゼンチンでも同じだ。

こういっちゃなんだが、知らぬが仏。本場の寿司を知らないので、みんな、何でも喜んでくれるので、大変よろしい。

それでも、私も日本人の端くれ、みんなにご馳走するときは、手に入るもので、できるだけおいしく、忠実に作るようにしている。何よりも、みんなが楽しく、おいしく平らげてくれたのが、一番!

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こんにちは

とんちゃんさん、こんにちは。

私も海外の方のために料理していると本当に、本場を知らぬが仏、って思います(笑)同時に「スシだ!」というだけで、スゴく喜んでもらえるのも日本人の特権だなぁと思います。

タイミングよく美味しいお寿司ができて良かったですね!

本当においしい物ができてよかったですね。ブエノスアイレスはとても暑いです。。。

Re: こんにちは

★nutsさん
こんにちは~。

ホント、寿司の威力ってすごいですよね~。でも、日本人の顔を見たとたん、「寿司!」となるのもいい加減、やめてほしいとも思うけど(笑。うちの彼と、彼のママは日本に旅行したことがあるのですが、彼らは本当に何でも食べます。でも、普通の人たちは、いわゆる日本風の、魚、魚した寿司よりも(どうせ手に入らないが…)、少しアレンジしてあったほうがむしろ好きみたい。

ほんと、昨日のタイミングというか偶然というか、面白かったです!

Re: タイトルなし

★TOMOKOさん
サンタフェはもっと暑いですよ。。。
毎日3~5度は、ブエノスより暑いようです。昼間は、プールに入るか、
冷房の部屋にいるか以外何もできません。それに、地方都市らしく、
シエスタの時間はスーパーから何から、すべて閉まっています。

暑さに負けないで、体に気をつけてください!

とんちゃん、
かなりのすしの腕前を見せていると予想します。
本当に今度食べさせて!
私は日本から持ってきたのりやすし粉やいりごまなどなど、まだ使わないまま放置されている。。。

とんちゃん寿司、、、っていうすし屋を開けそうだね!

Re: タイトルなし

★55ちゃん
実は、細巻きはいまだに、ダイソーのプラスティックのやつで手抜きしているんだけど、やはり、スコ時代から何度も作ってきたから、にぎりは、かなり手馴れてきた!おまけに、保安が寿司好きと来ているから、アルゼンチンに来てから、作る頻度がすごいアップしたんだよね。サンタフェから戻ったら、必ず招待するからね!

いや、ほんと、寿司屋開こうかと、たまに思うよ。けど、水商売は、やっぱ大変だよぉ~ とぐうたらの私はいつも思う。
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プロフィール

とんちゃん

Author:とんちゃん
横浜生まれの千葉県育ち純日本人。2000〜2009年UKで暮らし、ある日北欧に呼ばれ旅したところ何故か南米人と出会う。ひらめきと風にまかせ第2の故郷スコットランドを後にし、2009年10月よりブエノスアイレスへ。縁あって住むことになったアルゼンチンを自分自身もっと知るためにも、誰かに伝えたい何か、毎日の出来事を書いています。時々ほったらかしのブログを継続して使っているので、初期の記事はスコットランドにいたときのもの。ブログの良いところはいろんなネットワークが広がること。いつも好奇心いっぱい、楽しいことと面白い出会いが好きです。どうぞよろしく!

気づけば2014年7月より家族でノマド生活中。現在サンタフェ、アルゼンチン。

保安:
うちの彼。アルゼンチン人。コンピュータギークのエンジニア。出会った時は学生、今はいわゆるデジタルノマド。

セサミもん:
うちの猫。2008年5月生まれのスコットランドにゃん。

ネナたん:
うちの長女。2013年12月5日ブエノス生まれの地球人。ネナ(スペイン語でちっちゃい女の子)たん、とはお腹にいた時の愛称。



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