CHOCO★BLOGG アルゼンチンの子供たち

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アルゼンチンの子供たち

この、「アルゼンチンの」ってくくるの悪い癖なんだけど。グラスゴー時代からそうだけど、前も、「スコットランドって」とかってすぐ言ってたし、「日本の」とかでもそうだし、本当は、すぐこうやって、一般化しちゃうのって、すごいよくない。

だから、「私が見ている」アルゼンチンのことなんだけど、別に、雑誌とかパブリックに出してるわけじゃなくて、ブログなんで。でも、視野を広く持ちましょう、ってことで、自分に対するメッセージとしても、一応。

昨日は、ガブリエラ(保安官の腹違いの妹のお母さん、パパの奥さん、要はステップマムなんだけど、いいお姉さん的存在)の妹の誕生日。私も、スペイン語ままならないながらも、一緒に連れて行かれた。

会場は、ガブリエラ側の家族のキンタ。キンタ、ってスペイン語なんだろうけど、そんでもって、いわゆる別荘、的な意味合いなんだろうけど、日本でいういわゆる「別荘」っていうゴージャスさとはまた違う。普通の人たちなら、みんな持っているようで、親戚同士、みんなで共有して使っている感じ。

キッチンがあって、寝る場所があって、アルゼンチンバーベキューのアサドができるところがあって、プールがあって、レモンやアボガドなどの木がたくさん生えていて、夏の間とか、のんびり過ごせるようになっている。別に、とっておきの日や時間にいくわけではなく、昼下がりをボケっとすごしにいったりとか、気軽に使っている。週末はそこへいって、一日のんびり、お日様をたっぷり浴びて、プールにはいって、アサドを食べて…という感じ。自分はまあいいとして、はたからみてると、

(こいつら、いつ働いてんだ?)

と素朴な疑問を抱いてしまうほどだ。

ガブリエラたちのキンタも、パパ側の家族が持っているキンタも、サンタフェから、車でびゅんと20分くらいの、郊外の、リンコン、というところにある。舗装されていない、ほぼ砂漠化したような、黄土色の道を入っていくと、道の両脇に、人々のキンタが立ち並んでいる。

まぁそういうもろもろの説明は面倒なので、今度にするとして。

けど、こういうの見てると、都会暮らしがなんとも残酷に思える。まず、金銭的な余裕、時間的な余裕、精神的な余裕などすべてひっくるめて、

日本ではこのライフスタイルはありえない。

イギリスでは、それに加え、天候的な理由でさらにありえない(笑。

アルゼンチン人の暮らしは、外から見ると、クライシスの後や、インフレなど、さまざまな要因があって、暗く語られることが多いように伺えるが、私から見ると、ぜんぜんそうは思わない。確かに、たぶんブラジルとかよりはぜんぜんましにしろ、街の外にいけば、掘っ立て小屋がたくさんたった、スラム化した暮らしも見えるし、私の見ているのは、氷山の一角でしかないことは重々承知だけれど、それでも、いくら国の政治・経済の状況が悪かったとしても、たとえ給料が低かったとしても、日本やイギリスの暮らしより、ずっといいように思えてしまう。

どこへいったって、pros & consはあるし、どっちがいいとか、どれがいい、とかそういうのは人それぞれなんだけど、私は、この心の余裕さがとても好きだ。普通にこれを読んでいると、

「ああ、お金もちなんだろうなぁ」

と思うかもしれないけれど、お金持ちでキンキラキンの暮らしをしているわけでは決してない。大きなお家があったり、キンタがあったりしても、人々の暮らしはとても質素でお金を大事に使うし、豪勢な服を着ているわけでもないし、いわゆる、アメリカ人のお金持ちの、いやらしさとはまったく異なる。たとえば、昨日のパーティだって、食事は、ハンバーガー。レタス、トマト、チーズが置いてあって、アサドールで焼いた、バーガーを各自で、豪快に、パンにはさんで食べる。でも、外で、みんなで食べるとおいしいんだ!!足元で犬が寝ていたり、夜の真夏だから、テーブルにバッタがとまっていたりするのも、また一興。

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大人たちは、テーブルで、お酒を飲みながら、談笑。てーか、暗くてぜんぜんみえね~し。ちゃんとカメラもってけばよかった。相変わらずやる気ないんで、ケータイしかもってかなかったよ。

全部で車10台くらいきてて、40人はいたかな。ちゅうか、車10台もとめられる敷地で、プールあって、サッカーコートあって、バスケットコートあんだよ。やっぱ、この、土地がある、っていう余裕は、絶対、精神的に贅沢だよな。日本じゃまず敷地がないし。ブエノスアイレスでも、これは無理だし。いや~これ、千葉の地元の家の敷地、すっぽり30個くらい入っちゃうな…とか、よくある、東京ドーム○○個分、のノリで、一人でぼんやり考えてた。

09012010586.jpg

瞬く間に消費される、ビールの数々。

(ちなみに全部1リットルビン)

こういうパーティが、アルゼンチンでは(あぁまたカテゴリー化しちゃったけど、これはオッケーだと思う)夜10時過ぎてから始まる。10時をすぎて、やっと人が少しずつ集まってきて、11時くらいから盛り上がってきて、2時近くなってくると、やっと人が帰り始めるという感じ。赤ちゃんも、子供も、みんな一緒なの!

昨日は、子供が10人くらいいた。みんな、ほとんどが、親戚つながりとかで。

赤ちゃんもいたけど、まぁ赤ちゃんは別にすると、一番下は5歳くらいから、上は14歳くらいまでいた。本当に感心するのが、この子供たち、みんなとてもおりこうさん!これ、なんなんだろう。子供たちが愛されて育ってるっていうか、やっぱり、上手に愛情表現ができる人たちだからかなぁ。日本とか、スコットランドってそういうところが今まで見てきて、やっぱり、大きく違う。

ミクシとかでも何度も書いたんだけど、普通、日本やスコットランドだと、まずこの時間に、子供たちがハッピーでいる、という状況がまずありえない。眠い~おなかすいた~なんじゃかんじゃ~とぐずぐず言って、絶対泣いているか、わめいている。しかし、この子供たちの、楽しそうなこと!ハンバーガーも、自分で上手にたべ、食べ終わったら大人の邪魔をせず、というか、子供ならではの楽しみ方で、時間をすごす。

なんてスマートなんだろ!

それでも、ものすごく、みんな子供らしくて、元気で、楽しくて、いいこたちなんだよね。こういう子供たちって、学校でいじめとかないんじゃないかと思う。はたから見てても、ずるがしこいこととか、絶対しないんだ。大人の言うことはきちんと聞くし。

ていうか、それ以前の問題で、

夜中の1時に、日本やスコットランドじゃ、7歳の子がまずおきてないだろ(笑。

何かと観察した結果、私が得た結論としては、子供たちが、日本やスコットランドと違って、ちゃんと人間として育てられてるんだと思う。なんていうか、きちんと人格とか人権をもった一人、として。子供だからだめ!!って頭ごなしにしかったり、バカにしたりしない。何をするときも、一人として扱ってもらって、家族と一緒に時間をすごして、大事に扱われてる。だからといって、甘やかされているわけでは決してなく、しつけはきちんとされてる。

まぁ、朝起きるのが遅かったり、シエスタしたり、というのも、もちろん、あるだろうけどね。

それでも、

「子供なんだから、夜8時になったら寝なさい~!!!」

と無理やり頭を押し付けられるより、好きなようにやらせてもらったほうが、子供だって幸せなんじゃなかろうか。

ハンバーガーができるまで、土がむき出しのところで、元気にはだしでサッカーをする子供たちを見ていたら、

「あぁ、そういえばアルゼンチンにいるんだわ(笑」

と妙にうなづいてしまった。いやぁ、ちびっこなのに、本当に上手。アルゼンチン人って、サッカーがうまいDNAが組み込まれてるのかな(笑。食事が終わると、子供たち世代の、一番お兄さんの保安官が先導して、みんなで、バスケットボール。

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誰かの名前を叫んで、ボールをシュートして、入らなかったら呼ばれた人が、そのボールをワンバウンドで受け取って…の繰り返しのゲーム。私も一緒に遊んだ!久しぶりに、こんなスポーツして楽しかった~!

ひと汗書くと、元気な子供たちは、夜中のプールにばしゃ~んと飛び込んで、大騒ぎ。真夏とはいえ、夜中。さすがに水から出ると寒いんで、私は、こんなときだけは、大人の顔して、遠慮。

しばらく楽しむと、また水から出てきて、バスケットボール!

楽しい夜をすごしました。

帰る時間になって、親が、帰るよ~と呼んでも、

「いやだぁ~まだかえりたくないぃ~~~」

なんてどっかの誰かさんみたいに、誰も駄々こねたりしないんだよ。ほんと、えらいよねぇ。

子供たちと遊ぶのって、とっても楽しい!友達が読んでたら、なんて私らしくないせりふだと思うかもしれないけど、こうやって子供たちと時間をともにしてると、子供相手の仕事とか、ボランティアも楽しそうだなぁ、なんて、また単純に思ってしまう今日この頃なのでした。

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No title

すごく興味深い記事で読みふけってしまいました。

以前にTV番組でドイツの方が
「日本人は何が目的であそこまで働いているの?
休みも少ないようだし旅行もできないのに
なぜあそこまで働くの?」っと言っていたんですよね。
たしかドイツって一年の1/3がお休みとか?
働く時は働いて、休む時はめいっぱい休む!、これって
すごく理想的だな~っと思ってしまいました。
生きていることをすごく楽しんで
人生を謳歌している人たちがすっごく羨ましく思えました。

お金はなくても幸せなことってたくさんあるんですよね。
日本は物資や発展の面では恵まれているかもしれませんが
どうも心がすさんでいるような・・・
秋にNYに行ったときも、お店の店員さんが皆すごく楽しそうに働いているんですよね。
お料理の写真を撮っていたら「僕もとってよ」っとポーズをきめる店員さんが大好きになりました♪
日本では作り笑顔をつくらされ、マニュアルどおりの言葉を言わされ
これでもか!っというほどにお客様にこびる(笑)。
ウィーンで閉店間際に靴屋さんに飛び込み、試着させてもらおうとしたら「もうお店を閉めるからだめ」っと言われてしまいました(笑)。
日本だとまずありえないのでびっくりしましたが
いい働き方をしているんだな~っとほほえましく思えました( ´艸`)

ナオ。さん

コメントありがとうございます!

えっ、ドイツ人の人が言ってたんですか?ドイツ人ていうと、また働き者のイメージがありますが、まぁ、日本の会社員の休みのとれなさは、尋常でないですもんね。競争率があるから、しょうがないんだろうけど…。数年前、日本に帰ったとき、アマゾンで本をオーダーしたら、あっというまに「日曜日の午前中」に届いてものすごく驚きました。母に驚いたことを言うと、「当たり前よ」と普通にいわれて、ますます驚いたものです。

> お金はなくても幸せなことってたくさんあるんですよね。
> 日本は物資や発展の面では恵まれているかもしれませんが
> どうも心がすさんでいるような・・・

ちょうど、今日同じようなことを考えてました。夜に、みんなでショッピングセンターにいったんだけど、日本から思えば、そりゃもうしけたアーケードゲームセンターで、たくさんの家族が、みんなすごく楽しそうに遊んでるの!ナオ。さんの、日本のマニュアルどおりの~というのもわかります。棒読みのありがとうございました、を何度も言われるより、フレンドリーな、ありがとう、の一言のほうがよっぽどうれしいもん。でも、やはりいいところもわるいところもあるわけで、その代わりほかにすばらしいところが、日本にはたくさんあるんですよね。

そのウィーンの話、笑えますね~!
そうそう、お店が5時でしまる、っていうと、たいていは、もう4時45分くらいになると
お店にいれてもらえず、5時の瞬間に、シャッターを閉じて、帰宅する、っていう
ことなんですよね。そうこなくちゃ!みたいな(笑。

No title

私もコロンビアの結婚式に出席したときに、子供も80歳のおばあさまも朝5時まで続く披露宴にがんばって来ていてびっくりしたことを思い出します!

Jさん

ええ~80歳のおばあさままで!!アルゼンチンでも、そういう盛大なパーティは、遅くまで(というか早くまで?)続くと聞きます。今から、そんな体力についていけるのかとても心配です(笑。
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プロフィール

とんちゃん

Author:とんちゃん
横浜生まれの千葉県育ち純日本人。2000〜2009年UKで暮らし、ある日北欧に呼ばれ旅したところ何故か南米人と出会う。ひらめきと風にまかせ第2の故郷スコットランドを後にし、2009年10月よりブエノスアイレスへ。縁あって住むことになったアルゼンチンを自分自身もっと知るためにも、誰かに伝えたい何か、毎日の出来事を書いています。時々ほったらかしのブログを継続して使っているので、初期の記事はスコットランドにいたときのもの。ブログの良いところはいろんなネットワークが広がること。いつも好奇心いっぱい、楽しいことと面白い出会いが好きです。どうぞよろしく!

気づけば2014年7月より家族でノマド生活中。現在サンタフェ、アルゼンチン。

保安:
うちの彼。アルゼンチン人。コンピュータギークのエンジニア。出会った時は学生、今はいわゆるデジタルノマド。

セサミもん:
うちの猫。2008年5月生まれのスコットランドにゃん。

ネナたん:
うちの長女。2013年12月5日ブエノス生まれの地球人。ネナ(スペイン語でちっちゃい女の子)たん、とはお腹にいた時の愛称。



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