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移住先を考える:子供とブエノスアイレスに住むこと、公園めぐりで感じた事

ブエノスに帰ってきて落ち着いたはいいのですが「なんか違う」感がぬぐいきれません。帰ってきたとこは前も住んでいた自分たちのうちなので、家族が増えて感じ方考え方が変わったのと、日本やアメリカを経由して見えてくるものが違ったなど理由は色々あると思います。

日本では、地方都市で長く滞在し住むように旅する体験をしてみました。日本は東京だけじゃないことを再確認したかったのと、ホテルや旅館に数泊滞在するだけでは見えてこないものを、ウィークリーマンションや地元の長屋に「暮らす」ことで住む人の立場に近いところから見て、この先どこに住みたいかを考える上で参考にしたかったためです。

日本でも震災後特に、国内、海外含める「移住」が話題になることが多いですが、これは特に今始まったことではなく、昔からいつでも、人が家族を始めるにあたって直面する一つのテーマだったのだと思います。うちの母も「私も若いころ、田舎の方に移住するというのが流行って実際にした人たちもいたけど、自分たちは踏み切れなかった」というような話をしていました。様々な人生のステージの中で住みやすい、または住みたい場所というのが、そのたびに変わってくるのが、子供ができたいまになってやっとわかるようになりました。居住地は変えてもいいわけだし、個人によってスタイルがあってしかりだし、別に住む場所をココ!と永遠に決めなくてもいいことも。でもやっぱり、住んでみて幸せになれてしっくりくる場所がいいわけで。せっかくそれを選べる立場にいるのなら、ちゃんと考えてみたい。私たちもこの先、ブエノスアイレスに住み続けるのか、他のところへ行くのかを考える転機にあります。っていうほど実は、全然一生懸命に考えてなくって、来る時は向こうから来るだろうって感じなんだけど。

帰ってきて思うのが、ブエノスアイレス(カピタルフェデラル)はやっぱり大都会だなぁってこと。私たちは、例えて言うなら東京駅の横に住んでるような…は?そこ人が住むとこあったの?みたいな場所にいるので特にそう思うのでしょうけど。もちろんのこと、居住形態は日本と全く違うので一概に比較はできないのですが。

ブエノスは本当に「キロンボ」という言葉がよく似合います。本当にめっちゃくちゃでぐっちゃぐっちゃ。「良い空気」とはよく言ったもので排気ガスで真っ黒だし、道は壊れているし、整形したおばあちゃんがハイヒールを履いて歩いている横にホームレスが汚れた毛布にくるまっていて、道はところどころ壊れていて犬の糞がたくさん落ちてる。スーパーの入り口には物乞いの家族がいて、レジには長蛇の列ができてて傍では高価な品物を買ってる人がいる。道端で物を売る人がいて、その道にはクラクションを鳴らしまくる車が渋滞してて、バイクは改造されてうるさくて大きなトラックがガタガタいいながら走っていく。などなどなど。。。

しばらく外を回ってここに帰ってくると

「よくこんなところに人が住んでるし、こんなに雑多に人々が無秩序に暮らしてて国が回ってるもんだよなぁ」

って思います。まぁインドとか、もっとカウンターパンチを受けるようなところ、他にはたくさんあると思うんですけどね。そこまで話すとまとまらないので、それは置いといて。

あともう一つ思うのが、ブエノスを出る前は、もっと人々に余裕があるような気がしてたんだけど、帰ってくるとそうでもない。子供を連れてると、前はもっと道行くおばあちゃんとかが色々話しかけてくれてたような気がするんだけど、そうでもない。これはたぶん、日本にいた時、思ったより街の人との交流が多かったからかもしれない。日本人は子供に冷たいしヨソヨソしいと思っていたんだけど、実際のところは、ほんといろんなところで、街の人が子供に向かって関わってくれたし、気軽に話しかけてくれて暖かかった。日本人は単純にハーフの子が好きだし目立つからというのを差し引いても。

簡単に言えば、今、ここは住みづらいなぁと思う。住んでるアパート自体も、手狭になってきたし陽当たりも良くないので、ダメなんだと思うんだけどね。けどただ狭い、住みづらい、と文句を言っているだけでは前には進まない。「なぜ住みづらいと思うのか?」「住みやすさを見つける努力をしてみる」のも大事。その上で住みづらいのであれば住みよいところへ行かないといけないしね。

うちの子は今、とにかくエネルギーが有り余る時期。1日お散歩に行かないとその爆発するエネルギーが溜まってこっちが発狂します。というわけで、まずは公園をうろうろすることからやってみよう。グーグルマップで見てもすぐわかりますが、ブエノスは大都会だけれど緑は多いんです。下の三つは、うちから歩いていけるレコレータ、バリオノルテ周辺の公園ばかりですが。

まずはParque Carlos Thays。

ここは1990年まであったItalparkという遊園地の跡地だそうです。跡地といっても、今はきれいさっぱりと跡形もなく、普通に緑の公園になってるんだけどね。リベルタドール通りを歩いていくと、道がだいぶきれいになってました。

IMG_20150514_113702.jpg

こんなかわいいサインがついて歩きやすい。徒歩や自転車のエコな人たちに優しい取り組みなんでしょうか。この先と右側は工事中で、同じ道の延長を作っている傍ら、高速に入る新しい道路もできてました。おそらく渋滞緩和のためなんでしょうね。とはいえ、リベルタドールはビジネスアワーでも渋滞することは少なく、改善したいのはサンタフェ通りやコルドバ通りの方なんですけど、高速に入る道を作ることによってこっちに人が流れるようにしたいのでしょうか?

公園に到着。

IMG_20150514_115132.jpg

うーん見事に誰もいない。平日の午前中だったんですが、この頃秋なのに暑い日が続いていたから?私はブエノスアイレスには秋や春が(一応あるんですが)なくて、夏と冬しかない!と思っているんですが。ずっと暑くて突然寒くなってまた突然夏が来るんです。それはともかく、とにかく子供がいない。砂場もあるし、遊具もたくさんあるんだけど、なんでだろ。この辺に住むちびっこのお母さんは、この時間仕事してるってのもあるし、アルゼンチンの都心の子供達って、1歳2歳と小さいうちから保育園に預けられちゃうパターンが割と多い気がする。わざわざリベルタドール沿いの公園なんかに子供連れてこないのかしら…道を渡ってちょっと行くとレコレータの広場とかもあるしね。

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だだっぴろーいでっかい公園なんですが、いるのはほとんどが、ブエノス名物、犬のお散歩バイトの人たち。写真のようにぐちゃっと犬を10匹くらいまとめて散歩する仕事の人たちが、あちこちにいました。おまえらこういうところでサボってたのか!犬は木陰のしたで紐をはずされ自由にされていた。動物大好きネナたんは、「わんわーん!」といって近寄っていこうとするので、危ないわんこも多いので阻止。

IMG_20150514_115401.jpg

それからいたのは、警察のお馬さんたち。いやお馬さんだけじゃなくて警察ももちろんいたのすが、この人たちも仕事をさぼってるだけ。休憩が終わったのか、馬に乗って去っていく警備のお兄さんたちの後ろから「ほら、お馬さんだよー!」とネナたんを盛り上げるが、全然見ていないの図。最近私が床拭きでもしようものなら「ップカプカプカッ!」(←ちょっと違う)といって馬乗りになるのが好きなんだけどなぁ、これが本物のお馬さんなんだけどね。

まぁそれでも、誰も(子供は)いない砂場で少し遊ばせたり、石ころを拾って落として握って捨てたり、滑り台を手伝いながら滑らせてあげたり遊んでみました。上の人たちの他にも大人のジョギングの人や、ちょっと休憩、個人の犬の散歩などはちらほらとはいたんですが。

道の反対側ではなんらかの労働組合のストみたいなことがやっていて、太鼓や笛の音がうるさい。まぁいつものことなんだが。リベルタドール通りには、車やバスが走っていてどのみちうるさい。逆側は線路になっていて時々電車が通るので、それを遠くから眺めたり。そんな喧騒の中にぽっかりとこの緑の公園がある。鳥がたくさんいて緑のオウムが巣を作っていたり、お腹の黄色い鳥(名前は知らない)がさえずっているのを間近でじっくりとのんびりと眺めることができたり。大きな木の木陰のしたで、誰にも邪魔されず日陰でゆっくりできる。人はあまりいないけど、都会の喧騒の中にそんな場所があるだけでもいいのかもしれない、と思いながら場所を後にしました。

続いてサンマルティン広場。

IMG_20150510_152649.jpg

ここはワールドカップのパブリックビューが出たり何かとイベントの会場になるところです。子供を遊ばせる砂場もあるんですが、犬を遊ばせる区画もあってそっちの方がデカイという犬にも優しいブエノスアイレス。ブエノスの広場って子供用の砂場があるところが多い気がします。ちびっこがみんな、スコップやバケツを持って遊んでいるのを見るのは微笑ましいです。日本では、砂場で安全に子供が遊んでいるイメージが私の中ではもうない。私の地元とかは特に、震災後「ホットスポット」って呼ばれたところで、公園から放射能の除染がされたりしたようですけど、たくさんある小さな公園はどこも廃れていて、子供が遊んでいる姿をみることはできなくなりました。その代わり、放射能が何べクレルか測量された結果の図が、どこの公園の入り口にも貼ってあります…ブエノスの公園でネナたんが砂で遊ぶのを見るたびにそれを思い出して悲しくなります。

サンマルティン広場では、暖かい日は芝生のところで人々が座ってのんびりしていたり、子供たちがサッカーしていたりそれぞれ思い思いに時間を過ごしています。それなりに治安には気を配らなければいけないところではあるので、それが残念かな。

そしてVicente López広場。

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なんだかだでここに行くことが一番多いかな。キレイに整備されて、ブエノスの乗り捨て出来る黄色い自転車乗り場の駅にもなってるところです。しかし、10年くらい前までは、ひどい状態の広場だったそうで。いつも通るたびに保安官がそう言ってる。

IMG_20150508_132317 (1)

ここにも写真のように砂場と遊具がある一角があって、入り口が閉まるようになっているので安全面もばっちり、なのかな。砂場が変に汚れなくてすむからいいよね。ネナたんは、段差を登ったり降りたりするのにハマり中。

週末はこの小さな一角にほんとにたくさんの子供とその親、家族が集まってくる。この一角のすぐ外に子供向けの絵を教えるような人たちが来て、子供たちが座ってみんなで絵を書いたり、子供番組のキャラクターみたいのがやってきて宣伝活動をしたり、単に子供たちと遊んだり本当に賑わうんです。平日でも割に人がいます。

そんなにたくさん人がいるのに、横のコミュニケーションがない。大人同士はもちろん、子供同士もほとんどない。これ不思議でなりません。都会だからなんでしょうか?みんな個人で完結してて、誰にも話しかける雰囲気もないし、だからといって逆にピリピリした空気があるわけでもなく、単にお互い無視しながら群れて遊んでいる状態。ほんと変です。これは私だけが感じていることではなくて、保安官に話してみたところ全く同じ感想を持っていました。遊具も大したことないし、そんな状態なので、ここくらいしか一番いい公園ないんだけど、あんまり行きたくないという。まぁあそこ行くしかあるまいか、って仕方なく行く感じ。

ネナたんも、時々、他の子や大人をじっと見て仲良くなりに行こうとはするのですが、オラー!くらいで終わってしまうので、最近では一人で砂を握って遊んでいます。なんかかわいそう。

なんだかなぁ…最近、ここから出て行く時期が来ているなぁって感じがとりあえずしてます。やっぱり小さい子がいる時期は、アパートに住むにしても家に住むにしても、陽が差すところで、近くに走り回れる場所があって子供が多いところがベスト。気づいた条件をどんどんあげていって、もう少し他の場所を回ってみて、いろいろ見えてくるものがあればその時々でまたまとめていきたいと思います。誰かに役立つことはないかもしれませんが、とりあえず書いてみました。


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とんちゃん

Author:とんちゃん
横浜生まれの千葉県育ち純日本人。2000〜2009年UKで暮らし、ある日北欧に呼ばれ旅したところ何故か南米人と出会う。ひらめきと風にまかせ第2の故郷スコットランドを後にし、2009年10月よりブエノスアイレスへ。縁あって住むことになったアルゼンチンを自分自身もっと知るためにも、誰かに伝えたい何か、毎日の出来事を書いています。時々ほったらかしのブログを継続して使っているので、初期の記事はスコットランドにいたときのもの。ブログの良いところはいろんなネットワークが広がること。いつも好奇心いっぱい、楽しいことと面白い出会いが好きです。どうぞよろしく!

気づけば2014年7月より家族でノマド生活中。現在サンタフェ、アルゼンチン。

保安:
うちの彼。アルゼンチン人。コンピュータギークのエンジニア。出会った時は学生、今はいわゆるデジタルノマド。

セサミもん:
うちの猫。2008年5月生まれのスコットランドにゃん。

ネナたん:
うちの長女。2013年12月5日ブエノス生まれの地球人。ネナ(スペイン語でちっちゃい女の子)たん、とはお腹にいた時の愛称。



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