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ケチャップ強盗やお札すり替え事件、ブエノスアイレスの治安について

最近、こんな記事をネットで読みました。

旅人マリーシャの世界一周紀行:第8回「強盗に襲われた! ブエノスアイレスは真昼間でも危険度MAX!」

バックパッカーで世界を旅してまわっている方の旅行記なんですが、

旅人マリーシャの世界一周紀行:第9回「ウルグアイでUSドルをゲットし、ブエノスアイレスで“闇両替”せよ!」

続くこの記事でも、旅人に役立つ現在のブエノスの経済的な情勢がわかりやすく紹介されていました。

第8回のタイトルで分かる通り、ブエノスの都心でいわゆる「ケチャップ強盗」にやられています。彼女の場合は、鳥のフンみたいなものをかけられたそうです。私も自分がターゲットにされたわけではないけど、強盗にあったことがあるので、身ぐるみはがされたあと、悔しさと憎しみと自責の念がごっちゃになって「完全に憔悴しきって、泣きじゃくる」気持ちも、警察なんて役に立たず、歯がゆい思いもよくわかるのでかわいそうになってしまいました。

ネットをうろうろしてると、ブエノスでケチャップ強盗にあったケースを書いてる旅行者の方のブログを、良く見かけます。中には、「あーコイツじゃ自業自得だね!」ってつい思ってしまうのもあるんだけど、彼女の場合は、「あぁー旅行で来てたらわからないよね…」って同情してしまう部分が多くて、書いてみることにしました。

まず、

もう一人の日本人と2人で連れ立って、バックパックをしょった状態で、「中心地セントロを観光しながら宿を探し」ちゃってること。

これ、めちゃ自殺行為です。狙ってください、って看板下げて歩いているようなもの。どんだけ、「バックパックを背負って世界を回ってきて、私って僕ってきったない状態!」って自分で思っていたとしても、残念ながら、たとえ荷物を持っていなくても、よそ者で旅行者だってのはすぐにわかります。これは日本人に限りません。着ている洋服とか微妙にまとった雰囲気とかで、外国人旅行者ってのは、すでに浮いた存在です。荷物があるときの移動は基本、タクシーで。

さらに、これが

日曜日の真昼間の出来事であること。

しかもかわいそうに、お天気も良かったのでしょう、鼻歌まで歌っちゃって隙あり放題。はっきりいって、日曜日が一番危ないです。中心街はお店が閉まりまくることもあり、普段よりずっと人通りが少ないから。できれば、この日は無駄な行動はしないのが一番だけど、動くときは、できるだけ人がいるところを、いるところを、と選んで歩かないとダメ。

そして、

事件が起きたのが、7月9日通りであること。

この通りは世界一幅が広いと言われるほど、大きな通りなので、見通しがつきやすく(=狙いをつけやすい)、また、一度に道を渡ろうと思ったら、信号が青のうちに走って移動しなければならないので、犯人が逃げやすい。車通りも多いので、すぐに訳が分からなくなり、地下鉄の駅もあるので逃げ込みやすいんでしょうね。この通りでケチャップ強盗にあった話、よく聞きます。すぐに、あ、これが噂の!と気づき、とにかくただひたすらに振り返らず平然と逃げて助かったバージョンもよく聞く。やっぱそんくらいしっかりして、たくましくないと!

20140320_175826.jpg
穏やかなある日の7月9日通り。別に犯罪の巣窟というわけではありません!

どちらにしても、セントロ周辺は、観光地も多いので、狙われやすいスポットがたくさんあるようです。

不思議なんだけど、強盗って遭う人は、何度でも被害にあうみたい。狙われやすい人、隙のある人って犯人から見てもわかりやすいのかな。私が見てて危ないな、って思うのは、動きが散漫な旅行者。観光に来てるから色々見て回りたいのはわかるんだけど、ダラダラとではなく、颯爽と、速くシャキシャキと歩いたほうがいい。それに加えて、首から一眼レフ下げてたりすると、もう目も当てられません。それと、特に日本人観光客を見てて思うのは、人によってはやたらとイノセントな雰囲気がにじみ出てること。私から見ても、「これは騙しやすそうに見えちゃうだろうなぁ…」って思っちゃうくらい。

歩いていて、何か殺気立ったような空気を感じたら、道を変えること。直感はだいたい当たってます。また、怪しげな人を見たらできるだけ視界に入らないよう、すれ違わないように道を反対側に渡ったりする。それくらいまで念を入れて全くやりすぎではないです。慣れてくると、どういう人が危ないのかわかってきます。一種の人種差別のようで悲しいけれども、自分の身を守る業なので仕方ありません。

それから、もうひとつ。ヨーロッパや北米などから南米に入ると、急に物価が安くなるため、その物価安に頭がなじめず、普段はしない「たったの数百円相当」をケチりたくなる気持ちはすごくよくわかる。だけど、あえてその無駄な節約をやめること。お金を盗まれ所持金がなくなった上記の筆者は、ウルグアイに行ってUSドルをおろし、フロリダ通りで換金し、無事に「お金も手に入れ」るのだが、「航空券もゲットした私は、また深夜の怖いローカルバスで空港に向かうのだった。」ってオイ!まだ懲りないのかアンタ!って突込み入れたくなりました。深夜の怖いローカルバスで空港までなんて、地元の人も使わないから…

ここでは、ある程度の安全はお金で買えます。しかも日本円で考えたら、安全が少しのお金で買えるなら安いもの。

ケチャップ強盗」の他に旅行者が遭いやすい被害が、「タクシーの運転手にお金を偽札にすり替えられる」犯罪。これ、うちの両親がブエノスに来てくれた時も、2人は残念ながら被害者になってしまいました。知っていても、相手はプロ。やっぱり騙されてしまう。うちの父、全然気づいてなかったもん。相当気を付けないといけないです。

タクシーでは、できるだけ、小銭(といっても2、5、10、20、50ペソの札です)で払うことが大事。100ペソ札も今となってはたいした価値もないですが、運悪く偽札すり替えタクシーに乗ってしまった場合、100ペソ札を出すと、「esta mal」とか言われて、偽札とすり替えられ、じゃあもう一枚、と出すと、これもダメ、などと言われそのすきにまた偽札とすり替えられ…とうちの父は5~6枚いつの間にかやられてましたよ。そんなに!プロの手品師状態だなぁ、はぁーすごい…って感心している場合じゃない。慣れない海外で、ダメとか言われるとつい焦ってしまうんでしょう。

両親の話を聞いて、まずいなと思ったのが、目的地に着いた時に「母が先に降りてしまってること」。先にお金を払ってから一緒に降りるべきです。支払いの際は目を離さず、お互いに金額を確認しながら渡すこと。また、できれば、座席で日本語で話さない。如何にもよそ者ということを宣伝しない。流しのタクシーを拾うときはこれ結構難しいのですが、なるべく後部ドアに会社名の入ったタクシーを拾うこと。乗ったらすぐに、助手席前にあるメーターが初乗りになっているか確認すること。一番安全なのは、流しのタクシーではなく電話して呼ぶ、もしくは呼んでもらうことです。

そもそも、なんでこんなに治安に気を配らなくちゃいけないの!?ってその通り、ごもっとも。ほんと嫌になる。実際、最近のブエノスアイレスは以前にもまして、殺伐と、空気がピリピリしているように思います。確実に治安が悪化してる。Inseguridadだけで、毎日山ほどニュースがある。この辺に関しては色々思うところがあるので、近いうちもう一つまとめてみたいと思います。


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テーマ : アルゼンチン
ジャンル : 海外情報

tag : ケチャップ強盗 ブエノスアイレス 治安

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No Title

ご両親災難でしたね。
ブエノスアイレスは治安が悪いとかひったくりが多いときいてたので心配してたのですが、私はアルゼンチンでは幸いなにもトラブルかったのが幸いです。

私も同感です。特に日本人観光客はスリに狙われないようにあえて汚い格好をしますが、それが逆に旅行者だとすぐわかる原因だと思います。
ブエノスなどの都会の人はこぎれいでおしゃれな人もいるのでかえって浮くから、日本人の私からでも在住日本人と観光客日本人の差が遠目からでもわかります

Re: No Title

★dia feliz さん
コメントありがとうございます。私にとっても、ブエノスって、「治安がものすごく悪い」と噂にはなるけど、実際住んでみるとそこまででもない、という感じなんですが。まだまだ多いのは軽犯罪ですし…

日本人の、特にバックパッカーの観光客の方々は、なんというかおしゃれな汚さを醸し出してますよね。旅人のちょっと気の利いたスタイルがあって、だいたいみな似たような服を着ているのですぐにわかります。ほかのアジア人ともまた違いますよね。確かに、ブエノスでも場所によっては、地元人でもおしゃれな人がたくさんいる場所も多いですね。パレルモとか特にそうかもしれませんね。最近、パレルモですら、治安悪い事件も起きてますが…本当何とかしてほしいものです。

No Title

はじめまして。偶然辿り着きました。
私はパッカーではないですがBs.As.に1ヶ月いたことがありますが見事にケチャップされましたよ。インディヘナ風の女性でしたが、あとから仲間が出てきたら怖いので文句もつけず黙ってその場を離れて噴水の水で拭きました。まさに人気ない日曜日の、あれはカサロサ(だっけ?)の前の公園でした。アルゼンチンは良い思い出も悪い思い出もあります。でもあのパンパの景色は一生心に残るだろうな。

Re: No Title

★ちゅみさん
はじめまして!

治安に関しては、実は検索でたどりつく件数が圧倒的に一番多いので、どなたかの目に触れることもあるかと思い書いてみました。むむーやはりというかなんというか、インディヘナ風の女性なのですね。どういった見かけの人がケチャップ強盗するのかな、って気になっていました。あまりそういうことに言及している文章は見たことがないもので…その時は、かけられただけで盗まれることはなく済んだのでしょうか。

どこの国にしたってそうですが、アルゼンチンも良いところ、悪いところとありますよね!たとえば、セキュリティーがちゃんとしていないところがこの国の悪いところとしても、雄大すぎる大自然や、国土があるがゆえのダイナミックなスケールの大きさは、何にも代えられないアルゼンチンのすばらしいところだと私も思います!コメントありがとうございました。
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とんちゃん

Author:とんちゃん
横浜生まれの千葉県育ち純日本人。2000〜2009年UKで暮らし、ある日北欧に呼ばれ旅したところ何故か南米人と出会う。ひらめきと風にまかせ第2の故郷スコットランドを後にし、2009年10月よりブエノスアイレスへ。縁あって住むことになったアルゼンチンを自分自身もっと知るためにも、誰かに伝えたい何か、毎日の出来事を書いています。時々ほったらかしのブログを継続して使っているので、初期の記事はスコットランドにいたときのもの。ブログの良いところはいろんなネットワークが広がること。いつも好奇心いっぱい、楽しいことと面白い出会いが好きです。どうぞよろしく!

気づけば2014年7月より家族でノマド生活中。現在サンタフェ、アルゼンチン。

保安:
うちの彼。アルゼンチン人。コンピュータギークのエンジニア。出会った時は学生、今はいわゆるデジタルノマド。

セサミもん:
うちの猫。2008年5月生まれのスコットランドにゃん。

ネナたん:
うちの長女。2013年12月5日ブエノス生まれの地球人。ネナ(スペイン語でちっちゃい女の子)たん、とはお腹にいた時の愛称。



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