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アルゼンチンで髪を切る

私は美容院が嫌いです。何故なら、自分の思い通りの髪型になった経験など、私の人生四捨五入したら40年の中で数えるほどしかないから。まず、いい美容師を見つけるのが大変。これ海外に出てからますます悲惨。

日本の美容師みたいに、丁寧で上手な切り方ってすごい技術だと思う。UKで地方都市に住んでいたときも、よく髪の毛だけ切りにロンドンまで行っていたくらい。ロンドンならば、日本人のやっている美容院があるのです。日本の技術ってこういうところでも認められていて、できる美容師さんは、海外にどんどん出ていくらしいですよ。近場のアジアとかでは成功している日本人が多いって美容師さんから聞いたことがあります。ちょっくらヨーロッパのどっかに旅行に行くときなんか、大都市だと必ず日本人がやっている美容院があったので、探して旅行のついでに髪の毛切ったりもしてました。まぁ、一番長くいたグラスゴーでは、割といい地元の美容院があったので、スコットランド人に切ってもらってて、満足度高かったけど。

ところが。

ここブエノスアイレスでは、一応大都市だけど、そういうごく普通に最先端な日本人がやってる美容室は聞いたことがない。日系人がやってるところとか、台湾とかアジア系の美容院だと割と上手にやってもらえる、って話はあちこちで聞きますけど、あっても遠かったり、遠くてもいいから行くほどでもないというか…

というわけでブエノスに来てからは毎度毎度、地元の美容室で髪の毛を切ってるわけですが、これが成功したためしがない。恐れをなしてますます美容室への足は遠のくわけ。外国にいる日本人はみな、ヨーコオノ的な黒髪の長髪、ってイメージありますが、それにはこんなところにわけがあったのです。

妊娠中、出産までに髪の毛切らなくちゃー!聞いてた台湾人のところ行ってみようー!と思いつつ、でも遠いので後回し後回しにしていたら、おなかが大きくなりすぎてしまい、あれよあれよといううちに出産、そしてますます忙しくなり髪を切る暇などなく、いつも適当に縛ってアップにしてなんとなくブルーになっていました。

で、今日やっと重い腰をあげて髪の毛を切りに行った。絶対思い通りになるわけないと思いながら。それを知ってるから、長時間かけてネットで髪型検索して、どのように伝えるか練りに練って行ってもですね。

問題は、

アルゼンチン人、人の話が聞けない。

それに、いつでも、

我こそが王。我こそがルール。

イメージに沿った写真を見せ、しっかり説明する。この時点で、ねえ、ちゃんと写真見てる?って感じなので、すごい一生懸命ディテイルを伝えるわけなんだけど、「わかってもらえました?」って聞いても、「もちろん、よくわかったよ、任せて!」って自信満々。今日はよっぽど、「いまだかつてこの土地で気に入った髪型にされたことがない」ことを言おうと思ったけど、いい感じのお兄ちゃんだったので控えた。やっぱ言えばよかったかも。

私がやってほしかったポイントはそんなに多くはなく、

 ● 髪の毛が多いので、軽めにすいてほしい。
 ● あごのラインくらい短く。重さが下に来ない感じにして欲しい。
 ● 赤ん坊がいて忙しいので、手入れの簡単なショートがいい。
 ● くせが少しあるので、それを生かしてナチュラルな感じに。

漠然とはしているけどこのくらい。写真見せながらだからわかってくれたと思ったのに!結果としては、

 ● 長めで重く、重量がしたの方に来て、うっとおしく
 ● 洗ったら適当に乾かして終われる髪型、つってんのに、めっちゃブローしまくりな、
 ● 注文よりずっと長く、
 ● 前髪作ってって言ったのに、前髪なしの

中途半端な長さにされました。終了後、もっとここをこうしたいとかある?と言われたので、もっと軽く、短く、というと、「君の髪の毛はこれ以上短いともっと広がってボリュームが出ちゃうから、この長さが限度!もっとすいちゃうと、下に重みが出ないからさがらない!ちょっと髪の毛うねってるから、くせ毛矯正したほうがいいよ!」などなどと余計なことを言われ。

「あの、前髪は…」

「どれどれ(と前髪を作った形にしてみて)…僕はない方が好きだなぁ~」

(いや、あんたの好みは聞いてないんだけど)

最後にセットを終え、

「最高!!すばらしい出来!僕はかなり気に入ったよ!!どう!?いいでしょ!」

を連呼して終了。ごり押しという形で終わりました。

今日は新しいところへ行ってきて、この前まではしばらく同じ人に切ってもらっていたりしたので、あまりたくさんのアルゼンチン人ヘアドレッサーの経験はないのですが、基本この国の人、人の話を自分の聞きたいように聞く傾向があるように思います。髪型も、向こうのやりたいようにされちゃう。そして絶対最後に、

「パーフェクト!かなりいい!!ブエニッシモ!!」

みたいな感じで、出来上がった自分の仕事に惚れ惚れするパターンが多いのです。もうね、反抗とかできない。自分の髪型なのにさ、なんか従わなきゃいけない空気にされちゃうんだよね。自分もノリで、「ムイ、ブエノ!メ・グスタ・ムーチョ!」とか言っちゃって。私の押しが弱すぎっていうよりも、もうあきらめざるを得ない流れになっちゃう。。。

次こそは、希望の髪型を切実に訴えてみようと思う。だって、気に入った髪型になったこと、ここ10年くらいで1度や2度はあるんだもん。不可能ではないんだもん。今度成功したらセルフ写真撮るしかない。ここでは、諦めたら生きていけないわ!

ちなみに、よくわかりませんがブエノスでのシステム、セットとカットはどこでも別料金。カットだけでお願いします!と念を押していうと、カット後のスタイリングは全くなしで、本気でカットだけで、最後、無造作に乾かすだけでぼさぼさで終わり、「本当に美容室行って来たの?」という状態になるので注意が必要です。基本、外国の美容室どこでも似たり寄ったりですが、シャンプーもあんなに美しいサービスは日本ならでは。泡が飛んできたり、顔の上にバシャバシャ水がかかったりするのは朝飯前。今日の店(チェーン店)では「お湯加減どうですか~」って聞いてくれたので、「ちょっと冷たいです」って言ったら温度調節してくれたんだけど、その後、最後にすすぐ頃には水になってて、面倒なのでもうあえて言及しませんでした。それでも、これもまた別料金。シャンプーだけでカットと大して変わらない料金とるんですけどね。体中に切った髪の毛の破片がついたまま返されるのも普通の出来事です。何も知らない人が日本からやってきて、この街で美容室行ったらすごいカルチャーショックだろうな。

いや逆にアルゼンチン人が日本の美容室でサービス受けたら、あまりの感動で本が1冊くらい書けるかもね。


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No Title

ブエノスでの生活が始まりました。
物価が高くなっていたので びっくりでした。
ネナたん ますます可愛くなられたでしょう。
美容院 この話 自分のことのように分かります、わたしは 耳に水を入れられるのと、首をおかしくされちゃうのと、自分で頭を動かすのが結構辛いです。日本の美容院はすごいですよね。「おかゆいところは。。。とかお湯加減は・・とか」 お茶もでるし。。。

 そのうち 会ってください。ふりかけ 持ってきたので。。。v-7

No Title

笑ってはイケないと思いつつも、思いっきり吹き出しながら読んでいました。
日本の技術って世界一までとはいいませんが、それに近いみたいですよ。
このような話を聞くと、美容師とか理容師の資格を持っていたらなぁなんて思っちゃいますね。多分どの国でも働けると思いますよ。
うちの妹をアルゼンチンで働かせるかな。

次はガマンして日本に来た時にでもどうでしょうか?
でも、納得のいく美容師が見つかるまでとんちゃんにはアルゼンチンでチャレンジして欲しい私でした(笑)

Re: No Title

★よいこさん
お帰りなさい!待ってました~!
物価相当びっくりしたでしょうね…このごろ、また加速をつけてあがっています。色んな意味でまた最近、どんどん住みにくいところになっています。

ネナたん、色々出来るようになって面白いし、かわいいです!でも自我が出てきて大変でもあります…

こっちの美容院、こういう話は、本当、あるある!!ネタですよね。わかってもらえて、なんか嬉しいです。ほんと日本の美容院てすごい。日本のサービスは天下一品ですよね何かと…

ぜひぜひ近いうちお会いしたいです!メールしますね!もしくはお時間あるときメールくださいね!^ ^

Re: No Title

★megさん
いやー笑ってください!もう笑ってないとやってらんないでしょ…
なんか切る前よりダメさが増して悲惨な感じです。笑

日本の技術、世界一と言ってもいいのかもですねー。つーか、もう色んなものがダメな国なので、美容師の資格とって!とか、○○の資格とって!とか色々思う。サービスとかものは買わないで自分で作った方が身のためだなと思ったり…そもそも、あるもので自分で作る!ってのがアルゼンチンらしくもあるのかもだけど。

megさんの妹さん、美容師さんなの?
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Author:とんちゃん
横浜生まれの千葉県育ち純日本人。2000〜2009年UKで暮らし、ある日北欧に呼ばれ旅したところ何故か南米人と出会う。ひらめきと風にまかせ第2の故郷スコットランドを後にし、2009年10月よりブエノスアイレスへ。縁あって住むことになったアルゼンチンを自分自身もっと知るためにも、誰かに伝えたい何か、毎日の出来事を書いています。時々ほったらかしのブログを継続して使っているので、初期の記事はスコットランドにいたときのもの。ブログの良いところはいろんなネットワークが広がること。いつも好奇心いっぱい、楽しいことと面白い出会いが好きです。どうぞよろしく!

気づけば2014年7月より家族でノマド生活中。現在サンタフェ、アルゼンチン。

保安:
うちの彼。アルゼンチン人。コンピュータギークのエンジニア。出会った時は学生、今はいわゆるデジタルノマド。

セサミもん:
うちの猫。2008年5月生まれのスコットランドにゃん。

ネナたん:
うちの長女。2013年12月5日ブエノス生まれの地球人。ネナ(スペイン語でちっちゃい女の子)たん、とはお腹にいた時の愛称。



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