CHOCO★BLOGG レッツ・ポジティブシンキング!

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レッツ・ポジティブシンキング!

学校で一番仲良くしているダニーが、いつもこの頃、ブエノスの文句をいう。まぁ、スコットランドの女の子だから、口から生まれてきたようなもの(笑。きっと、どこへいったって、何をしてたって文句をいってるんだろうけど。な~んて、自分は棚にあげていってみる。

例えば、彼女にとって、クリスマスは、冬。まぁ私にとったって、クリスマスは冬にあるもんで、夏のクリスマスは初めて。

クリスマスが夏なんて、普通じゃない!信じられない!と。

クリスマスが夏だって、いいじゃんね~面白いじゃんね~なんて私は思うんだけど。だいたいからして、南半球なんだから、クリスマスが夏なのは当たり前じゃ~!!

ブエノスアイレスは、危ないし、汚いし、臭いし、とにかく何もかもがいやだと彼女はいう。物は壊れているし、何も信用できないし、エトセトラ、エトセトラ、こんなところ早くでたい、と見下した言い方をしながら、それは永遠に続く。おまけに、スペイン語ができないから、買い物もろくにできない、と。1年の最後の12月のこの季節は、家族を離れて海外にいるものを、いつも寂しくさせる時期でもある。単純にホームシックにかかっているというのもあるようだし、それに、スペイン語の勉強も、ストレスでしょうがないようだ。その割には、文句いいながら、できないできない、といいながら、彼女は、スペイン語も結構頑張っている。ブエノスなんて、キライだ、キライだ、といいながらも、週末になれば、あれをしよう、これをしよう、っていろんなことに手をだして、楽しむし、だから、愚痴も聞いてあげるし、誤解のないように記しておくが、彼女のことは、好きである。おまけに、スコットランド人だから、歳はだいぶん違うけれど、お互い、同郷の友達のように、思っているところもある。

まぁ、ぶっちゃけ、そんなにイヤなんだったら、早く帰ればいんじゃん、あんまり、ブエノスの悪口いわないでよねぇ~、とも思っちゃうんだけどさぁ~。

私だってそりゃあ、ブエノスアイレスは、きれいで、安全で、何もかも新しくて、豊かで、素晴らしい!!なんてひとつもおもっちゃいないけどさ。もともと、期待してないからっていうのもあるし。でも、キレイで、安全で、豊かなだけが、素晴らしいとも、全然思わないし、ブエノスアイレスが、そんなに汚くて、危なくて、不安定で、貧乏だとも決して思わない。そういう人たちは、豊か過ぎるキャピタリズムに全身が汚染されていて、何か大切なことを忘れている。1900年代初頭くらいから、ずっとやっていそうなベーカリーを見て、「わぁ汚い、古臭い」と思う人もいるだろうし、「レトロで、伝統があって、ステキ」と思う人もいる。泥だらけで、虫がついた野菜を見て、「不衛生だわ、食べたくない」と思う人もいるけれど、「新鮮だな、虫が食べているってことは、農薬の面でも安全だな」と思う人もいる。

私が思うには、UKや、特にUSAなど、英語が第一言語の国で生まれた人で、金銭的に豊かなバックグラウンドを持つ人たちには、こういう文句が多い人が顕著。まず、英語以外の言語を学ぼうとしない。だから、ダニーなんて、かなりいいほう。そして、自分の国と、自分の知っていることを中心に地球は回っていると思っている(笑。その点、英語圏とはいえ、カナダや、オーストラリアの人たちは、そうでないことも多いと思う。前者は、新しくて自由な国だからなのか、そして後者は、南半球だからなのか。

この頃、ダニーがブエノスの文句をいうたびに、ちょっとだけイヤな気分になっていたんだけど、通学の地下鉄の中で、丸の内線、冷房つけといてほしかったな、と思いながら、それについて、ぼんやり考えていたら、彼女の気持ちもわかった。彼女は、自分が選んでここに来たわけじゃないし、

(親の知り合いの家族が、ワシントンDCに住んでいたので、大学を休んで、いい経験にもなるし、海外暮らしをしばらくしてみないか?というので、喜んでDCに移ったところ、半年に満たないうちに、家族がブエノスアイレスに転勤になったので、一緒についてくることになったらしい)

街の中心から離れた、サン・イシドロというエリアに住んでいる。そんでもって、このエリアは、(超)金持ちの人たちのハウスがたくさんあるところで、その金持ちを狙った犯罪も多く、そういった話を身近で彼女が耳にすることも多い。また、その一緒に住んでいる、家族の人が、これまた典型的な上のミドルクラス、ヨーロッパ系の家族のようで、アルゼンチンの文句を散々言っているようだ。若いダニーにとって、私や保安のように、街の中心近くに住んで、身軽に行動できる状況にない、というのだけで、もう、もはやストレスだと思う。

私だって、アルゼンチンという「場所」が好きだから、という理由で自分で選んできたわけではない。ただ、偶然にも、自分の彼がアルゼンチン人だから、というので、2人で散々話し合い、ブエノスアイレスというところがどういうところかそれなりに勉強し、今回住みに来るまでに、2回訪問し、なんだかんだの調査の末、悩みに悩んだ末とはいえ、結局最終的には「自分の選択」でここに来ることを選んだ。そのうえ、いつも保安官のサポートがあるから、まだスペイン語が上手に話せなくても、言葉や生活に不自由はしないし、保安官の家族と話すためや、もっと身の回りのことや、将来的に仕事にまでつなげられたら、という理由もあって、スペイン語を勉強すること、それ以前に、ここにいること、についてれっきとした理由がある。うちに帰れば、いつも保安とセサミがいるから、自分の家族と居場所があるし、そういう意味では幸せだし、恵まれている。

もしも、そういうのが全くなく、自分で選んだわけでもなく、一人でこの国に来ていたらと思うと…山盛り文句があるに違いない。ま、その前にこないだろうけど(笑。でも、自分がダニーだったら、「自分で選んできたわけじゃないけど、ここに今自分がいる、ということには何か意味があるんだわ。精一杯いろんなことやって、遊んで、勉強しよう!」と、ふってわいたチャンスに感謝し、有効に活用すると思う。

…と思う、というのも、今の自分だから思えることで、前の私だったらたぶん、ダニーと同じように文句をいっていた。そして、文句をいうことによって、ますます自分をいやな気分に陥らせていた。私もスコットランドに住んでいるとき、自分で選んでいった国にもかかわらず、スコットランドがイヤでイヤで仕方なくて、文句ばかりいっているときがあった。当時の彼氏はスコットランド人で、一緒に住んでいたから、いつもその私の愚痴を聞かされて、そんなにイヤなら日本に帰れば、といわれたりして、余計に腹が立ったりしていた。けど、今、その彼や、私の愚痴を聞いていた、周りの人々は、やはり、今の私のように、いやな気持ちがしていただろうなぁと今は思う。そして、どうして、自分はそのとき、スコットランドがいやでしょうがなかったんだろうか… どうして、発想の転換ができなかったんだろうか… どうして周りの人を思いやる余裕がなかったのだろうか… などと、いろんなことを思う。

今じゃ、スコットランドもグラスゴーも、そして今のところ、アルゼンチンもブエノスアイレスも、大好きだ。

世界中のどこにいたって、必ず、いいところと悪いところがある。確かに、ブエノスアイレスは、実は地球規模で見たら、ほんの数えるほどの、先進国の都市よりは、政治も経済も安定していないし、危ないトコロだってあるし、汚いところだってあるかもしれないけれど、その代わり、世界のほかの都市よりも、たくさん青空が見えるかもしれないし、人々がハッピーで、ご飯も美味しいかもしれない。ブエノスアイレスや、アルゼンチンについて、たくさんいやな話や、ネガティブな話を、ここに来る前に聞かされたけれど、そういう話をうのみにせず、自分の目で見て、確かめて、そして自分で判断していきたいと思っていた。グラスゴーが、私の第2の故郷になったように、ここ、ブエノスアイレスは、私にとって、今は自分の街だから。

今朝、学校に向かうんで、地下鉄に乗っていたときのこと。終点の駅の1つ近くまで来て、ドアの近くまで移動したら、なんと足元にチューインガムが落ちていたようで、それをまんまとスニーカーで踏んづけてしまった。

今までの私なら、

「地下鉄の車内に、チューインガムが落ちてる!こんなところに吐き出すなんて、なんて非常識なんだ!」

とプリプリ イライラしただろうけど、今日は、

「ああ、自分の不注意だった。いつも周りを確認して歩かないとな。…まぁどっちみち、チューインガムくらいだしな。」

と、思った。同時に、自分のリアクションの変化に気づき、自分の成長を感じた。

世界のいろいろなところを見てきたり、住んだりしていると、どれが常識で非常識なのか、わからなくなってくるし、そんなことはたいしたことない、どうでもいいことなんだと、心がゆったりしてくる。いや、別に世界のいろいろなところを見たり、住んだりしなくても、そんなことくらい最初からわかっている、悟りの上級者だってたくさんいるはずである。だけど、私は、実際に色々、この目で見て、経験して、手で触って、体で感じてやっと、色々なことが少しずつ理解できるようになってきた。まだまだ、気づき始めたばかりで、この先道は長いけれど、少なくとも、何歩か前に進んだ実感はある。

そして、こうして、落ち着いた考え方、客観的なものの見方、などが前よりずっとできるというのは、自分の心が平穏な証拠。私は、わがままだし、悩んだり、笑ったり、落ち込んだりと、喜怒哀楽の激しい人間だけれど、それに文句もいわず、つきあってくれ、話を一緒にできる保安が近くにいるから、前向きなものの考え方もできるんだよなぁ、幸せじゃなかったらこういう余裕はない、と思う。感謝、感謝だ。

そんなことを、地下鉄の中で思いながら、ふと、自分の生まれ育った日本が、自分の中で「地球のうちのひとつの国」になっていることを思った。私は、日本人だけど、UKでの10年近くの生活が、血となり、肉となっているし、自分の考え方や、ものの見方なども、過去の10年間と、これまでいくつか回ってきた世界の場所や、出会った人々や、経験してきた出来事に大きく影響されている。そしてそれがもとになって作られた、自分にしかない目と感覚で、今、ブエノスアイレスでの新しい生活を体験して、アルゼンチンという国とか、人々を見ている。だから、この国がいかに住みづらいか、危険か、不安定か、などの話をされても、いまいちピンとこない。そんなにひどくないと思うんだけどなぁ、って思ってしまう。そして、住み始めて2ヶ月たち、少しだけここに慣れてきた後にまだ、そういう前向きな考え方ができるのは、やはり、日本から直接この国にやってきたわけでなく、UKでの海外暮らしのクッションがあって、来たからなのかもしれない、と思う。

世界の国々の、そのひとつひとつに注目すれば、その国々によって、常識、非常識というのはある。でも、それが、「普通」だとか、「普通じゃない」とかいうことはない。例えば、アルゼンチンの人たちにとって、「夏のクリスマス」は普通だし、スコットランドの人たちにとって「冬のクリスマス」は普通だけれど、その逆が普通じゃないというわけじゃない。もう何がなんだかわからなくなってくるが、相変わらず、自分の考えを自分のために整理しつつ、駄文を長文に書いたけれど、

はっきりいってこんなことはどーでもいいのである。

いろいろあるけど。まあいいか~。

「歩道が犬のうんこだらけで汚い!!」

と文句いいながら歩くよりは、その事実を受け止め(笑

犬のうんこに気をつけて歩けばいいんだしさぁ~。ま~別にふんだってしにゃ~しないし。
そーゆーことだ!!以上!!

ところで、今日は、スペイン語のクラスの、オーラルのテストでした。ホントは2人1組だったんだけど、相方だったはずのワン(中国人)がこなくて、緊張したけど、あっというまに終わった。いや、むしろ1人の方がやりやすかった。なんどもいうようだが、レベル0なんで(なんで1からじゃなくて、0からはじまるのかが謎だが)自己紹介、身の回りのこと、簡単な質問がメインのテストだし、過去形が使えないんで、かなり苦しいんだけど、まぁなんとか会話が形になってきたところ。思えば、2ヶ月前は、

全然

スペイン語がわからなかったことを考えれば、ものすごい勉強した。ほんで、イギリスとか日本で買える、普通の「スペイン語ビギナー」用の旅行にもってくような本を1冊、一番下の、このレベルで、ほぼすべてカバーしていることにこの頃気づいた。あと残りのレベル6つ、一体何を勉強するんだろうか。。。怖

明日は、筆記のテスト。今日は前日なんで、あんまり勉強してもしょうがないし、口頭試験が終わったせいか、なんかすんごいやる気ない。でもまぁ、頑張る。

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夏のクリスマス

想像がつきませんが、ステキですね。
とんちゃんのパワフルさを感じます。

アルゼンチンはなかなか行けないので、
いろいろ、情報教えてくださいね。
楽しみにしています!

えみごん33さん

遊びに来てくれてどうもありがとう!

でしょう、夏のクリスマス、ってなんだかピンと来ませんよね。
さっきふと気づいたら、もう来週末に迫っていたので、驚きました。
気候は暑いのに、街には、普通の赤いコートを着たサンタさんや、
雪だるま、雪をかぶったクリスマスツリーなんかが飾ってあるんです。
面白いですよね。

アルゼンチンは、日本からだと地球の裏側ですけれど
いつかぜひ、ルートに入れてくださいね!私も、南米は、まさか
来るとは思っていなかったところです。
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プロフィール

とんちゃん

Author:とんちゃん
横浜生まれの千葉県育ち純日本人。2000〜2009年UKで暮らし、ある日北欧に呼ばれ旅したところ何故か南米人と出会う。ひらめきと風にまかせ第2の故郷スコットランドを後にし、2009年10月よりブエノスアイレスへ。縁あって住むことになったアルゼンチンを自分自身もっと知るためにも、誰かに伝えたい何か、毎日の出来事を書いています。時々ほったらかしのブログを継続して使っているので、初期の記事はスコットランドにいたときのもの。ブログの良いところはいろんなネットワークが広がること。いつも好奇心いっぱい、楽しいことと面白い出会いが好きです。どうぞよろしく!

気づけば2014年7月より家族でノマド生活中。現在サンタフェ、アルゼンチン。

保安:
うちの彼。アルゼンチン人。コンピュータギークのエンジニア。出会った時は学生、今はいわゆるデジタルノマド。

セサミもん:
うちの猫。2008年5月生まれのスコットランドにゃん。

ネナたん:
うちの長女。2013年12月5日ブエノス生まれの地球人。ネナ(スペイン語でちっちゃい女の子)たん、とはお腹にいた時の愛称。



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