CHOCO★BLOGG アルゼンチンで出産・単なる記録&体験談 その4

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アルゼンチンで出産・単なる記録&体験談 その4

アルゼンチンで出産…と言っても、初めての経験だったし、別にどこの国でも、日本でも、宇宙の無重力とかでない限りさほど変わらないと思われ、特にここだからどうの…って内容は微量かもですがあしからず!本当に単なる記録だし、すんごい長い上に、痛い辛いグロい話が出てくるので、苦手な方は以下、ぜひぜひスルーしてください~!

その3の続き…

********************************

翌朝、まだ麻酔が完全に切れておらず、体が思うように動かない。明け方、執刀医であり私の主治医である産科の先生が回診に来て、「おしっこはもうしたか」と言うので、「そんなこと怖くて出来ないし、したいという気持ちにもならない」というと、「点滴をずっとしているんだから、たまってるはずだ。したほうが傷みが和らぐから、今看護婦を呼ぶから、手伝ってもらってトイレにいったほうがいいよ!」とのこと。調子はどうだ、というので、下腹部が傷むし、ぐったりして動けない、というと「一番辛いのは今日だけで、明日からだいぶよくなるから大丈夫!」と言われる。

しばらくして看護婦さんがやってくる。放心状態でおっぱいも丸出しになってるままの体を看護婦さん2人に支えてもらいながら、トイレに行く。このときの看護婦さんの心のこもったお世話はホント身にしみた。看護士って素晴らしい職業だ!優しく話しかけながら、おしっこと、悪露の世話をしてくれて…またベッドに返してくれ、持参していたパジャマに上手に着替えさせてくれた。先生の言うとおり、術後の痛みが少し和らいだ。

1日目は、痛み止めを点滴してもらう。点滴が切れるごとに痛みが戻ってくるのが恐怖で、ついつい点滴の残りをチェックしてしまう。なくなるとすぐさま、追加してくださいーとナースコールを入れるけど、これがなかなか来てくれない。2回押してやっとくるくらい。点滴を3~4本終ると、その次からは痛み止めの錠剤に変わる。もう散々痛い思いをしたんだから、しばらく痛いのは勘弁して~という気持ちでいっぱい。

お水は翌日から飲めるようになったけど、動けば傷が痛むし、トイレにいく体力がないので、あまり飲む気にならず。とにかく体が弱っていたので、まずは実両親に来てもらい、看護婦でもあるオカンのお世話になる。まさか帝王切開になるとは思わなかったので、来てもらって本当に良かった。1日目は、食事(スープなどの液体や、ゼリー)も口に運んで食べさせてもらう。出産は命がけというけど、本当にそうなんだなというのを実感する。「あんなに苦しいとは思わなかった、死ぬかと思った。世の中のお母さんたちはみなああいう経験をするのか。お母さんの気持ちがわかった。」というと、私を産む時、2日がかりの超難産だったオカンが「でも、人間て意外と強くてなかなか死なないもんでしょ。」と冗談めかして言った。ホントにその通りだ。

翌日、日本に一時帰国で帰る友達が、滑り込みセーフで赤ちゃんを見に来てくれる!友達が来てくれると、とても嬉しいし、気がまぎれ、痛みも減るような気がした。産まれたニュースを聞いて、サンタフェから車を飛ばして到着した保安ママ&彼氏も来る。

258.jpg

病室から見た、いかにも病院の!絵に描いたような中庭。

保安官は、3泊4日の入院の間ずっと付き添いで同じ部屋に泊まっていてくれた。赤ちゃんは、出産直後からずっと同室。特に、新生児の世話についての説明もなく、本能に任せる放置システム。2人とも出産教室(セオリーのみで、赤ちゃんの扱い方の実技はなし)に全部出席したので、知識だけはあった。一度だけ、新生児室の人がやってきて、オムツの替え方、へその緒の消毒の仕方をレクチャーしてくれたが、それも「え。今更!?」っていう2日目とかの話。オムツやへその緒を手入れするグッズは、赤ちゃんを入れたプラスチックケースみたいなものの脇についていて、病院がアレンジしてくれる。朝、夕と2回、赤ちゃんは新生児室に連れて行かれ、そのたび、病院が入院中だけ提供してくれる洋服に着替えさせてくれ、体を拭いてもらい、オムツ換えもしてくれる。沐浴は、へその緒がとれるまではしない方針。

アルゼンチンでは、いや、ブエノスアイレスでは…それとも私の入院していた病院がそうなだけなのかもしれないが、医者、看護婦、リネンや食事の準備をしてくれる人、新生児室の助産婦さん、などなどそれぞれがそれぞれに細かく役割が割り振られており、様々な人が病室を訪ねてくるため、ぐったりしていても何かと忙しい。医者にしても、自分の産婦人科医、小児科医が来るし、看護婦でも、薬を処方出来る人、血圧、体温などを測りに来るだけの人、トイレの世話をしてくれる人など色々。他にも、生まれたての赤ちゃんを撮影し、写真を売りに来るカメラマンの女性だとか、保険会社の人…ナースコールにも3つあって、看護婦、ムカマ(家政婦的な身の回りの世話)、ナーサリー(新生児室の助産婦)を呼ぶボタンが別々で、自分の必要とするものに応じたボタンを押さないといけない。病院から、産まれた赤ちゃんへのお祝いグッズ(赤ちゃん用寝袋、赤ちゃんの身の回りを入れるバッグの2つから選べ、雑誌や試供品などがたくさんついてくる)が出たりとかサービスも様々。退院時には、新生児室から、オムツ1日分程度、オムツ拭きの液体&コットンなどがつまった袋ももらえる。私の保険は、ドイツ病院直属のものではなく、OSDEのマタニティープランだったので、別口で保険会社から出産記念グッズ(赤ちゃんお世話道具がつまったバッグ)も出て、なかなか役立った。高い保険料を払ってるんだから、「もらえ」てるわけじゃないんだけども、赤ちゃん用品、何を買ったらよいかわからない状況の中で、こういうサービスは良い指針になる。

その5(やっと最終回!)に続く…


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プロフィール

とんちゃん

Author:とんちゃん
横浜生まれの千葉県育ち純日本人。2000〜2009年UKで暮らし、ある日北欧に呼ばれ旅したところ何故か南米人と出会う。ひらめきと風にまかせ第2の故郷スコットランドを後にし、2009年10月よりブエノスアイレスへ。縁あって住むことになったアルゼンチンを自分自身もっと知るためにも、誰かに伝えたい何か、毎日の出来事を書いています。時々ほったらかしのブログを継続して使っているので、初期の記事はスコットランドにいたときのもの。ブログの良いところはいろんなネットワークが広がること。いつも好奇心いっぱい、楽しいことと面白い出会いが好きです。どうぞよろしく!

気づけば2014年7月より家族でノマド生活中。現在サンタフェ、アルゼンチン。

保安:
うちの彼。アルゼンチン人。コンピュータギークのエンジニア。出会った時は学生、今はいわゆるデジタルノマド。

セサミもん:
うちの猫。2008年5月生まれのスコットランドにゃん。

ネナたん:
うちの長女。2013年12月5日ブエノス生まれの地球人。ネナ(スペイン語でちっちゃい女の子)たん、とはお腹にいた時の愛称。



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