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アルゼンチンでの妊娠・出産事情~その2~尿検査、血液検査

どこの国でも一緒だと思いますが、妊娠中には何度か血液検査と尿検査をします。母体が健康かどうかだけでなく、赤ちゃんに感染する可能性のある病原菌などを持っていないか調べるためです。私は今、35週目で、臨月まであと一息というところですが、これまでに2回検査をし、今朝、おそらく最後の血液&尿検査に行ってきたところ。

あ、そうそう。日本と諸外国では、妊娠期間の数え方も違う!日本では最終月経日から0週と数え始めるので、トータルで40週ということは同じでも、最終的に、妊娠期間が日本だと10ヵ月、欧米だと9ヶ月ってなっちゃうんですね。アルゼンチンでも同じ。これで、時々私は軽く混乱しました。街の人や、他の妊婦さんとかと話になるとき。

「¿De cuanto estas?」(今どんだけ?)

つー、ざっくりした質問がお決まりなのですが、通常これに対する答えは週数ではなくて、月数。「今7ヶ月よ!」「私も!」と言った後に週数がだいぶ違ったりして、アセアセ。「日本では数え方が違って、えーとココで言うとー。○○週だからー6ヶ月だったわ!テヘ!」と一々数え方の違いの説明をすることも多々ありました。数学…以前の問題で算数が苦手な私にとっては、れっきとした問題。

で、血液と尿の検査。ドイツ病院の場合は、予約なしでできました。主治医にもらった紹介状と、自分の保険証カード、身分証明書(私の場合はパスポート)を持って、ドイツ病院内のラボラトリオに出向き、受付後、順番を待ちます。おっと!その前に大事なことが!

朝いちの尿を忘れず持参しなくてはなりません。産科医には、「血液検査と尿検査に行ってきなさい」という紹介状を渡されるだけ。この国では常識、と思われているのか、特に説明もしてくれないので、最初はわかりませんでした。

主治医が専用の容器をくれなかったってことは、日本のように、病院に行けば、看護師さんが紙コップを渡してくれて、スポイトで別の入れ物に移してはい提出ー!で終るのかな、って思ってたし。でも全然そんなんじゃなかった。検査容器は、自分で薬局に出向いて購入しなければならないのでした!

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こんなんが、薬局で買えます。これはブエノスのマツモトキヨシ(もしかしてローカルでしか通用しない比較対象)、Farmacityで買ってきたもの。

021_20131102082742ba8.jpg

あけると、こんな容器が中に入っているのみ。サイズは2つあるけど、今回はこの大きさしか売ってなかった。いつも、大は小をかねると思ってデカイ方を買うんだけど。あ、そんなに私のおしっこいらない?

この入れ物に、朝一のお小水を直接、無造作に注ぎ病院に持参するわけですわ。こぼさないようにね。一応、日本の常識で、最初は流し、真ん中だけを容器に入れ、最後も容器から外して便器に…って感じで、中間のきれいな(?)ところだけを持ってくようにしてますが(上の容器は空なので大丈夫です)、

「おしっこ、どうやって採った?」

と検査の看護師さんにきかれ、

「朝一のを、最初と最後は捨てて、真ん中だけを、たっぷりと。」

と答えたら、

「大正解~!!む~いびえ~~~ん!!」

と言われたことがありました。ってクイズじゃないんだからさー。事後確認じゃなくて、最初から説明しといてよー。だって、周りを見渡すと「え、おしっこ。自分で持ってこなくちゃいけないんですか…あちゃー」とかいって、知らないアルゼンチン人もいたくらい。かわいそうに。また出直してこなくちゃならないじゃん。

血液検査の方は、貧血、B型C型肝炎、梅毒、そしてHIV(同意書にサインが必要)に加え、トキソプラズマという原虫の検査がありました。トキソといえば、猫から移るというイメージがありますが、これは間違いではないですが、主な感染源ではないそうです。私は、小さい頃からずっと猫を飼っていたので、ポジティブだと思い込んでいたけれど、ネガティブでしたし。…ということは、逆に、妊娠中に感染しないように気をつけなければならないということ。肉食の国なので、しっかり加熱した肉を食べるように心がけ、普段からそうしてますが、肉と野菜は同じまな板で切らない、生ハムやサラミはできるだけ避けた以外は特に何もしてませんが。必要な人はネットで色々調べてみるとわかると思いますが、ネコからトキソプラズマをうつされること自体が、宝くじに当たるような確率なんだそうです。そもそも家猫のように、生肉を食べないネコは抗体を持っていないし、持っていたとしても、新しく感染して数週間の間しか、他への感染力はないとか。むしろ、生肉や、土いじりなどから、感染することの方が多いらしく、肉をレアで食べる習慣のあるフランスなど、陽性率がかなり高い国もあるんだとか。色々この辺は国によって状況が違うみたい。

そんなわけで、家猫であり、カリカリしか食べないセサミもんから感染する可能性はゼロでしたが、それでも一応、ネコたんのトイレ交換、うんちの掃除は、私が妊娠中は保安官に担当してもらうようにしました。もともと妊娠前に陽性だった人なら問題はなく、妊娠中の初感染がダメなんだそうなので。検査結果と一緒に「予防方法」について書かれた紙をくれるので、それを一通り守れば問題ないと思います。

2回目の血液検査のときは、妊娠糖尿病の検査もしました。通常時の血液をとったあと、グリセリン液を飲まされて、きっかり2時間待ったあと再び採血、無駄に糖が出てないかどうかを調べるものでした。2時間も病院で待たないといけないので、ひまー。保安官と話したり、お腹で動いている赤ちゃんを見つめたり、持参した本を読んだりしているうちにあっという間に過ぎましたけど。

今日最後の検査では、Streptococcus Agalactiae(B群溶連菌)という菌の検査もありました。婦人科の先生にオマタを開いて、膣内と、お尻の穴に綿棒を突っ込まれるあまり嬉しくない検査でしたが、この菌、普段は悪さをしないようなのですが、出産時にまだ抵抗力のない赤ちゃんにうつってしまうと、問題を引き起こすことがあるそう。通常10~30%の健康な大人が持っているそうですが、妊娠35~37週頃に検査さえしておけば、陽性であっても、出産までに抗生剤を飲んだり、出産時に、注射や点滴を打つことで、赤ちゃんに感染するのを防ぐことができるそうです。

検査時に渡された紙に、いつ結果が出るか印刷してあるので、その日程以降に再び病院の「検査結果窓口」(採血する場所とはまた別)へ出向き、結果をもらいます。ドイツ病院の場合、院内が迷路のようになっており、特にこの検査結果窓口は、かなり微妙な場所にある。ずっと矢印が床に書いてあって…まるでオリエンテーリングのようで笑えます。ドイツ病院の迷路感は何か理由でもあるんでしょうか。誰か知ってる人いたら教えてください!

たかが血液検査でも、妊婦さんの多くはパートナー連れでやってきてます。まぁうちも例外なくそうですが。妊娠の診察、検査があるというと、こっちの会社では、自由に時間をつくってくれるのが決まりだそうで。妊娠も出産も、女性だけの問題ではなく、カップルで対峙するイベントって感じで私は好きです。もちろん、パパ側の方も、先生の説明などを毎度聞いてるわけですから、理解度も深まると思いますしね。


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すっごく興味深く読みました

外国で妊娠出産というと、心配な感じがしますが、とんちゃんさんの記事を読んでいると、むしろ安心な気がします。いちいち指示してくれない、というのも、自分がちゃんとすればいいことで、何でも人に教えてもらおうとする日本人の方が危い気がします。
検査、みんなクリーンでよかったですね。
身二つになると、行動もこれまで通りにはいかなくなるから、今のうちに保安官とロマンチックデートもしておくといいですよ。

尿検査

とんちゃんさん、はじめまして。
いつも楽しく読ませて頂いています。
妊娠おめでとうございます!
私もドイツ病院で出産したのですが、尿検査の容器は、ラボラトリオの受付に言えばただで私のときはもらえました。なので、家でトイレに行かずに早めにラボラトリオに行って、受付をすませて容器をもらってラボラトリオのトイレで済ませ、提出していました。
かなりこれは楽だったので、もしまたいつかやる機会があれば試してみてください。
出産まであと少しですが、今のうちに外出、外食、映画などなど、思う存分楽しんでくださいね!お体お大事に。

Re: すっごく興味深く読みました

★なみきせつこさん
なるほど、そういう考え方もありますね!確かに、いちいち指示してくれないからこそ、私も、「このテストは何のためにやるのかな?何についてのことかな?」「どうやったらいいのかな?」と調べたり動いたりして、勉強になることが多いです。おっしゃるとおり、受身なだけではなくて、自分で考えながらやれるとことが逆に安心かもしれません。

ロマンチックデートもいいですねー!とにかく外食に行きまくってますね。笑 疲れやすかったり動きとりづらかったりで、料理する回数が減ったからというよりは、「しばらく行けないと思うといまのうちねー」って感じですが。でも、ここだと子連れでレストランとか普通なので、しばらく行けないのは、もともと最近サッパリ行かなくなった、映画館くらいかな。

Re: 尿検査

★けいさん
はじめまして!コメントありがとうございます!^ ^

なんと~!尿検査の容器、ラボラトリオでもらえるんですね。そういう情報とても嬉しいです。ありがとうございます。いつかまた検査の機会があったら試してみますね。でも私のような、ゆるゆる人間には、できなそうな器用な技です!そもそも私には、朝の尿意を我慢して病院に向かって、ってのができなさそう…笑。特に妊娠中は、早朝に尿意があって起きちゃったりするし。朝早く病院に向かって、現地のトイレで済ませ、ってすごいです!

ここぞとばかりに外出や外食しまくってます。でも、1人家族が増える生活もとても楽しみです。

血液検査

妊娠おめでとうございます。あと少しで我が子に会えると思うと楽しみでたまりませんね。
お聞きしたいことがあるのですが、2回目の血液検査は何週目頃にやられましたか?よかったら教えてください(o^^o)グリセリンという飲み物はおいしかったですか?

Re: 血液検査

★ちひろさん
ありがとうございます!なんだか実感がないというか不思議な感じですがとても楽しみです。

2回目の血液検査は、27週ごろにやりました。「いつでも、いけるときでいいよ」と言われたので、紹介状をもらってから数週経ってから行ったので、もしかして、あまり時期は関係ないのかもしれませんが…血液検査は全部で3回ありました。グリセリンを飲まされたのも2回目でしたが、まずいかなーと思ったら、普通の甘い粉ジュースみたいな味で、「できるだけ一気に飲んでね!!」(確か○分以内に飲み干してねって感じだったような?2分とか)って言われたけど、美味しくて本当にあっという間に飲めてしまいましたよ!^ ^

血液検査

血液検査のことグリセリンのこと、詳しく教えていただきありがとうございます。とても参考になりました。グリセリン甘くて美味しいなら飲めそうです。私もアルゼンチンで妊娠中で16週目に入ったところです。お産のこととかもまた落ち着いたらブログにアップしていただけたらなぁと思っています。ご存知かもしれませんが、アルゼンチンも自宅で出産できるらしいです。産婆さんとあと2人助手が来てくれるらしいです。保険適用外なので8000ペソほどかかるらしいですが。私は病院での出産を希望しているのですがこちらは無痛分娩が主流!?と勝手に思っているのですが、それにするのか、自然分娩はできるのかとかまだなにも知らないのでなにか知っていることがあれば教えていただけたらと思います。私はドイツ病院ではないので、出産教室というのがあるのかもまだよくわからないです。一応総合病院に通っているのですがそんなに大きな病院ではないので。診察もエコーも血液検査も同じ建物内でやってくれます。カルテの管理は自分で、と思って、検査結果を診察の時に渡そうとしたらもうパソコンにデータが入っているからいらないよと言われ持っていく必要はなく、夫とやっぱそんなアナログじゃないよねってなりました。検査結果とか記念品と思うことになりました。あと、エコーを毎回撮ってくれる産婦人科もカピタルにあるみたいです。私の行っているところはとんちゃんさんと同じ回数しか撮らないみたいで次のエコーが楽しみでなりません。長々とすみません!読んでいただきありがとうございました。

Re: 血液検査

★ちひろさん
参考になってよかったです!

アルゼンチンで妊娠中で16週目なんですね!おめでとうございます。お互い頑張りましょう!^ ^ 今つわりで大変なときでしょうか。頑張ってくださいね。私も楽しみながらではありましたが、なんだかあっという間にここまで来てしまったので、その瞬間瞬間をぜひ楽しんでくださいね。

自宅出産、私も調べようと思ったのですがやはりあるのですね。情報ありがとうございます!私も、歳も歳なので、結局総合病院にしてしまいましたが。こちらは無痛分娩が主流らしいですが、それというのも、私が聞いたのでは、無痛に使う麻酔剤に保険が適用されるから、といった理由からのようです。また、病院や医師によっても違うかもしれませんが、無痛にするかどうかは、当日まで決断は選べると聞きました。子宮口5センチまでだったかな?それまでに決めればいいとか。無痛分娩でも、自然分娩と同じですよ。アレマンでは帝王切開も15~20%くらいと聞きました。

妊娠中のこと、もらったビタミンや他のテストのこと、マタニティ服だとか、赤ちゃんグッズのことなどなどまだ書き残しておきたいことがあるのですが、産まれる寸前になって、巣作り本能とやらが今頃働いたのか、赤ちゃんの準備などでバタバタしていてゆっくりブログが書けないのが残念です。またおいおい、出産のことなど、書きたいと思っています!

私の書いているのは単なる個人の体験談みたいなもので、同じドイツ病院で産んだ人の話を聞いても、入っている保険の種類によっても、人によって本当に違います。病院によっても医師によっても、色々なところがあると思いますよ。でも、出産教室はどこでも普通やっていると思うので、担当の先生に聞いてみるといいと思いますよ。他の病院で産んだ人に聞いてみても、どこでも出産前の2ヶ月くらいから始まるようです。
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プロフィール

とんちゃん

Author:とんちゃん
横浜生まれの千葉県育ち純日本人。2000〜2009年UKで暮らし、ある日北欧に呼ばれ旅したところ何故か南米人と出会う。ひらめきと風にまかせ第2の故郷スコットランドを後にし、2009年10月よりブエノスアイレスへ。縁あって住むことになったアルゼンチンを自分自身もっと知るためにも、誰かに伝えたい何か、毎日の出来事を書いています。時々ほったらかしのブログを継続して使っているので、初期の記事はスコットランドにいたときのもの。ブログの良いところはいろんなネットワークが広がること。いつも好奇心いっぱい、楽しいことと面白い出会いが好きです。どうぞよろしく!

気づけば2014年7月より家族でノマド生活中。現在サンタフェ、アルゼンチン。

保安:
うちの彼。アルゼンチン人。コンピュータギークのエンジニア。出会った時は学生、今はいわゆるデジタルノマド。

セサミもん:
うちの猫。2008年5月生まれのスコットランドにゃん。

ネナたん:
うちの長女。2013年12月5日ブエノス生まれの地球人。ネナ(スペイン語でちっちゃい女の子)たん、とはお腹にいた時の愛称。



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