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アルゼンチンでのよくあるすったもんだ

最近起きた出来事で、まぁ本当にアルゼンチンらしいというか、この国で一般的によく体験する話なので、書いてみたいと思います。

基本的に、こちらでは、公立病院(基本的にタダで治療が受けられる)と、私立病院(保険に入っていなければ治療費が結構かかる)とに分かれていて、日本とちょっと違います。イギリスでは、NHSというシステムがあり、外国人でも居住権を持っている人なら、GPという、かかりつけの医師に登録できて、ちょっと難しい症例になると、大きな病院の専門医に紹介状を書いてもらえる形式。公立病院でも、それなりのサービスを受けることが出来、薬代さえ払えばよかったので、本当にちょっとやそっとのことで病院に行っていたものですが、こちらではシステムが多少違うので、戸惑うところも多く、お医者さんから足が遠のいていたのが実のところ。ブエノスの公立病院は、私は行ったことがないのですが、場所によっては普通みたいですよ。例えば、お金持ちが多く住むエリアなんかは。でもやはり私立病院の施設のよさにはかなわないと思いますが。

しかし少し前に、プライベートの保険にちゃんと入ったので、最近では、ちょっとやそっとのことで、できるだけお医者さんにかかってみたりしています。こちらでは、プライベートの保険にもいくつも種類があり(例えば、OSDE, Swiss Medical, Medicus, Galenoなどなど)、しかも加入している保険会社によって、使える医師が違うという結構面倒くさいシステム。大きな私立病院だと、その病院単体での保険もありますが。

私は保険に入る前から、数回通っていた先生がいたので、保険加入後に変えるのも面倒だし、ということで同じ先生に診察を予約しました。でも、保険のプランごとに、使えるお医者さんのリストが載った電話帳みたいのがもらえるんだけど、そのリストにその先生はなかった。たまに、電話帳になくても、インターネット上のリストにある場合もあるんだけど、そこにもなかった。でも一応、先生のところの受付の秘書さんに確認してみました。そしたら、

「うちにはオタクの保険のカードを読み取る機械はないけど、使えますよ。」

という。

「リストになかったんですけど大丈夫なんですか?」

というと、

「まだアップデートされてないだけだと思いますよ。今のところはとりあえず支払ってもらって、領収書を書くから、それを保険会社に出して、あとで金額分の料金を返金してもらってくださいね。」

という。

そこまで言われたら、あぁ大丈夫なのか、じゃあ続行しようと思うじゃないですか。当の先生に聞いてみても、普通に使えますよ、と言うし。

ところが、診察を終えて、処方箋を薬局に持っていくと、

「アナタの保険のプランでは、お金払わないとダメですよ。薬代の60%払えば今出せますが。」

と言われた。私の入ってる保険だと、薬もタダなはずなんですが…というと、いや、タダのプランなら、ちゃんとカードに明記してあります。という。オカシイと思い、さっそく保険会社に連絡すると、

「保険に加入したとき、登録をした者が、ちゃんと書類を提示していなかった為に、アナタのカードは間違えて発行されている。1週間以内に正しいカードを送ります。」

といわれました。しかも、

「何、リストにもネット上にもない医師のところへ行ったのですか?お医者を選ぶのはお客様の自由なので誰でもいいですが、その場合は、1度の診察のうち、90ペソしか援助できないシステムになっています。なので、できれば我々のおすすめの(リストにある)医師からお選び下さい。」

とのこと。なんと!!あの診察室の「使えます」とか適当なことを言っていた秘書と先生は一体…!!詳しく聞いてみようものなら、「使えます、とは言ったけど、保険でタダになります、とは言ってないよ。」とでも言われそうな街、そうそれはブエノスアイレス。

しかも、あの保険会社のアルゼンチン女め~!!一番大事な書類を作るのに手間がかかったのに、それを出してないってのは何事じゃ!!全くドイツもコイツも!!若干イライラしながら、カードの郵送を待ち、正しいカードと処方箋を持って再び近くの薬局へ。

(実は、ここで、間違えた紙(薬の使用法が書いてある)を持って行ってしまったので、何度か薬局に行きなおすというバカなことをしたのですが、それはさておき)

「この処方箋では、薬が出せません。公的に必要な、この医師のスタンプ(登録番号や、名前が書いてあるもの)がないから出せません。医師のサインだけではダメです、スタンプがないと。」

保安の両親も医者なのですが、そういえば、確かに、見慣れたあの必要なスタンプがないと言う。

なんと!!何から何まで全然ダメじゃん!!せっかく保険に入ったのに全然使えないじゃん!!もう何なの一体!!キー!!!とさすがにキレていると、セサミもんが心配して、「やめてーやめてー」と仲裁に入ってきました。猫って、察知するよね、こういう時。

とりあえず、保険で使えるリストに入っているお医者さんを選びなおし、また一からやり直しに…保安は

「10回も20回も通った後に真実がわかったんじゃなくて、まだ早いうちに明らかになったんだから良かったじゃないか。」

というけど。確かに、冷静になって考えてみると、その通りすぎる。しかも、もらうはずだった薬は、薬といってもタダのクリームとビタミン剤。なんか深刻な病気とか、糖尿病に必要なインシュリンとかじゃなくてよかったよ全く。

ブエノスではとにかく、「検証するべきある事柄を、たいして理解していないのに、とりあえず自分の知っていることだけ言う」というような人が多い気がします。どうも、「知らない、判らない」などと言うのが失礼に当たるのかわかりませんが、とにかく「知らない」と言いたくない国民性みたい。道を聞いたときに、わかることだけ適当に教えてくれる、とかならまだ被害も少なくてすむのですが、こういう、病院とか保険、国や政府周りや、地方自治体、学校やその他の公共サービスなどでもこういったパターンが多いので結構戸惑うことが多い。同じ機関で、あっちの窓口の人と、こっちの窓口の人と言っていることが全く違うというあれです。まぁ、そういう国多いですけど…しかもここラテンアメリカだから仕方ないのか…その代わり、いいところもたくさんあるし…

この場合、知らないのに適当なことをとりあえず自分の知っている範囲だけで言っているのは、お医者さんと、お医者さんところの秘書。保険が使えるかどうか実際確認しないで、「使えますよ」と適当なことを言ってる。正しいカードを発行しなかった保険会社の担当者もどうかしてます。入会時には、「よし、これとこれと必要な書類は全部あるわね!ばっちりよ!」と至極丁寧にプロセスを終了してくれたんですがね。全く、誰も信用できませんよ。笑 頼りになるのは、自分だけです。私の場合、保安官がいるので、まるきり頼りにしちゃってますが…。けど、あれやって、これやって、と動かすのは私。

でもね、どんな場合でも、どんな機関にも、核心の部分をちゃんと理解していて、ちゃんと使えるアルゼンチン人もいるんです。ただそこにたどり着くまでが一苦労。この場合、トラブルが発覚した際に、これでは使えないと教えてくれた薬局の人と、保険会社の番号に電話して聞いてみた人が「しっかり理解しており、真実を話せる人」。この人たちにたどり着かなければ、保険のカードが正しいものではなかったことも知らず、リストにない先生の診察代が一部負担(今回は約30%程度)でしかないこともわからなかったわけです。この「真実を知っていて使える」少数精鋭の人間を雑魚の中から、エンヤコラと探し出すのは、サービスを受けるこちら側の仕事。これが結構大変で。色んな書類関係や、法律関係、病院などの公的なサービスをついつい後回しにしてしまいがちなのも、そのせいと言っても過言ではありません。

「アルゼンチンはポテンシャルに溢れた国なのに、唯一の問題が国民が全員アルゼンチン人なことだ!」

とはアルゼンチン人ですら良く言うジョーク。全く、どいつもこいつも、嘘つき!!悪意があって嘘をついてるというよりは、ボケてるっていうのか。とりあえず、「まず、物事はスムーズには進まない」と考えておいて問題ないと思います。日本みたいな感覚で、「なんでこうなんでもかんでもうまくいかないの!!」と一々悩んでいたら、たぶん一生悩み続けるだけで終ってしまう。こういうのが嫌な外国人はもうとことん合わないでしょうね、この国は…恨みつらみだらけですぐさま帰国するであろう。実際、そういう人も時々聞きますけど。

私はといえば、こういう出来事に直面するたび、「ワーもう何で、こうアルゼンチンは、アルゼンチン人は…ブツブツブツブツ」と文句言いますけど、ある意味ネタとして楽しんでいて、根に持たない。一晩寝ると、典型的O型のお陰か、きれいさっぱり忘れます。だいたい昨日のことは覚えてない。昨日何食べたかとか聞かれても困る。自分がルーズな部分もたくさんありすぎるので、この国に住んでいる上で、キチキチしてなくて、逆に助かっている部分も多い。この国のいやなところが気になる人は、もう本当に、とことんストレスだろうなぁ、と思うと、自分はルーズでざっくりな人間で良かった…とつくづく思う。

血液型の性格占いみたいのは、あってるかどうか知りませんが、こないだ友だちと、世界の血液型分布の話になって、ネットで検索してたら、

blood.jpg

こんなん出てきました。アルゼンチンO型92パーセント、AB型0パーセントって。。。複雑な人間がいないってことかなんかでしょうか。まぁ、これは、原住民のことでしょうから、都市部のその多くはヨーロッパからの移民で構成される実際のアルゼンチンはまたちょっと違うと思いますけど。それにしても、南米はO型の割合が多いみたいですよ。O型の私が自ら言うのもなんですが、血液型の性格占いもあながち嘘じゃないかもしれませんね…


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テーマ : アルゼンチン
ジャンル : 海外情報

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No Title

とんちゃん、こんにちは~。ガストンとこのまゆみです。
またまた大変だったね~。お疲れ様。
仲裁に入ったセサミもん、、、かわいすぎる~。
それにしても、世界の血液型分布、、、話には聞いていたけどすごいね。O型多いね(笑)
なんか、「なるほどね~」って感じ(笑)

へえー。

血液型、すごい。
AB型が0というのが何とも〜。
セビリアでもホテルへの道をきいたら、みんながみんな自分の知っていることを親切に教えてくれて、なかなかたどり着かなかったことあります。泣きそうになりました。
あー、一緒だーって思いました。

はじめまして

はじめまして、少し前にこちらのblogを知って、昔の記事からせっせと毎日通勤時などに読ませてもらっています!

私は一年ドイツに留学経験があるだけですが、それでもだいぶ考え方や日本の見方が変わったと思います!

前から憧れていた太陽の国々南米で、おもしろいブログないかなぁと探して探して、やっとたどり着いたのです!

自分と考え方も似てたし、すごく楽しく読ませてもらってます!

そしてセサミもんがかわいすぎる!

我慢できなくて、とりあえず最新の記事にコメントさせてもらいました!

これからもたくさんアップして下さいね!

!!

私はとんちゃんさんの文章が好きです^^

さて、保険の話ですが、複雑ですね。
もしも救急車で運ばれた先が、自分が加入してる保険が使えない病院だったら・・・・
それはそれは恐ろしいです。

血液型分布、とても面白いですね^^
AB型がゼロって・・・・!

Re: No Title

★mayumiちゃん
いや~またまたやられました!!
でもいいけどね、とりあえずいつも最後には解決するし。成長を促してくれる試練だと思って、とりあえず色々乗り越えていこう~♪ なんちゃって。

セサミもんは、いつもケンカ(というケンカには私たちはならず、私が時々一人で発狂してるだけなんだけどね笑)みたいに見えるシーンになると、2本足で立ち上がって、ミャーミャー!!と明らかに止めに入るよ。わかるんだね。パパもママも仲良くして~~って言ってる子供みたいでかわいいよ。

O型、なるほどね~だよね。ほんと。笑

Re: へえー。

★ようはっぱさん
文中にも書きましたが、おそらくはアルゼンチンの原住民のことだとは思いますけどね。都市部には、2代目、3代目などのヨーロッパ人の移民が多いので、この限りではないと思いますが。

セビリアなんかもスペインですもんね。スペインからの移民ももちろん多いですから、どっちにしてもやっぱりO型が多かったりするのかな。笑 ホントに、誰に聞いても違うことを親切に教えてくれるから、泣き笑っちゃいますね。とほほ…

Re: はじめまして

★もんさん
はじめまして!とても嬉しいコメントどうもありがとうございます。^ ^
広い広い海のようなネット上で、こういった交流が必ずあるから、ブログはやめられません!

本当に、海外に住んでみると、考え方や日本の見方、変わりますよね。きっと、ずっと日本にい続けても、自分の努力次第で変われるチャンスはいくらでもあるのだと思うのです。でも、一度外に出て、遠くから見てみることは、そうすることを助け、きっともっと簡単にシンプルにしてくれるんだと思います。ドイツにいらしたんですね~!私は一度旅行で行ったことがあります。ベルリンだけですが、とても刺激的な場所で、好きになりました。

考え方が似てらっしゃるというのも、なんかとても嬉しいです!セサミもんも喜んでいます。(今は横の椅子でぐうたらぐっすり寝ています笑)またぜひ、遊びに来てくださいね!どうぞ、よろしくお願いします☆

Re: !!

★madokaさん
どうもありがとうございます。嬉しいです。^ ^

た、確かに…!!もしも救急車で運ばれた先が自分が加入してる保険が使えない病院だったら…交通事故とかで血まみれになりながら、「こ、これを…」と自分の保険の加入カードを出したりなんかしている自分の姿をうっかり想像してしまいました。なんか米国でよく聞くような話ですね、そういえば。医療費がベラボーに高いという。

世界の血液型分布、って面白いですよね。ネットで検索すると、色々出てきますよね。なんだか、なるほどなーと納得してしまうようなデータがやはり多いです。笑

はじめまして

わ~、お返事ありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しい!!相変わらず毎日せこせことblogを読ませてもらっています!

言うの忘れましたが、「もん」は私の飼い猫の名前です!

私はドイツ留学でしたが、当時は白人アレルギー、ヨーロッパの街並み嫌い、みたいになって帰国しました、、、

ああ、私ってどうしてこう感性が一般的じゃないの、と思ってましたが、まぁ今となれば良い思い出。最近はまたヨーロッパを訪れてみたい気分になっています!

日本からは遠いけれど、いつか南米に行く夢を叶えたいと思います!

コメントの返事があまりに嬉しくて、思わずまたコメントしてしまいました(笑)しつこくてすいません!

他にも色々と海外のブログを読んでいますが、みなさん真面目なのが、もっといい意味でくだけたブログを探していたんです!!あ、本当にこれは良い意味ですからー!

楽しいブログをありがとうございます!これからも私達のために更新していって下さいね(笑)

長々と失礼しました!

Re: はじめまして

★もんさん
ありがとうございます。^ ^

飼い猫ちゃん、「もん」ちゃんって言うんですね~!!かわいい!!セサミもんと、もんだけ一緒ですね!笑

ドイツ留学で白人アレルギー、ヨーロッパの町並み嫌いになったんですね…学校とか仕事、親の進めなどでもしかして行ったんですか?どの道、若いときって、現状がむしょうに受け入れられないときってありますよね。私も、前にいたグラスゴーが嫌で嫌でたまらなく苦しい時もありました。ある日、嫌にしてるのは、誰よりも自分のせいだと気づいてから、ものすごく楽しくなりましたが。

南米も広いですし、私は行ったことのない国の方が断然多いです!私も他の国なども見てみたいと思っています。海外のブログでも、くだけた感じのたくさんあると思いますよ~!というか、ありますよ~!他にもいい出会いがあるといいですね!!

こちらこそ嬉しい応援コメント本当にありがとうございます。これからもちょくちょく更新しますのでよろしくね!
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プロフィール

とんちゃん

Author:とんちゃん
横浜生まれの千葉県育ち純日本人。2000〜2009年UKで暮らし、ある日北欧に呼ばれ旅したところ何故か南米人と出会う。ひらめきと風にまかせ第2の故郷スコットランドを後にし、2009年10月よりブエノスアイレスへ。縁あって住むことになったアルゼンチンを自分自身もっと知るためにも、誰かに伝えたい何か、毎日の出来事を書いています。時々ほったらかしのブログを継続して使っているので、初期の記事はスコットランドにいたときのもの。ブログの良いところはいろんなネットワークが広がること。いつも好奇心いっぱい、楽しいことと面白い出会いが好きです。どうぞよろしく!

気づけば2014年7月より家族でノマド生活中。現在サンタフェ、アルゼンチン。

保安:
うちの彼。アルゼンチン人。コンピュータギークのエンジニア。出会った時は学生、今はいわゆるデジタルノマド。

セサミもん:
うちの猫。2008年5月生まれのスコットランドにゃん。

ネナたん:
うちの長女。2013年12月5日ブエノス生まれの地球人。ネナ(スペイン語でちっちゃい女の子)たん、とはお腹にいた時の愛称。



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