サンタフェの名物バー
サンタフェ地方のキャピタル、サンタフェ市は、アルゼンチンのビール製造キャピタルでもあります。
そんなわけで、ちょっとビール一杯!って感じのセルベセリア(cerveceria、ビール(cerveza)屋さん)が街角にたくさんあるのが、とってもサンタフェらしい景色。ビール1杯頼むごとに、ピーナツやポップコーンなどのちょっとしたおつまみが出てくるのは、なんだかお通しっぽいし、小皿で色々おつまみがわりになる食べ物を次々と注文できたりするところも、なんだか居酒屋みたいで親しみやすいセルベセリア。
「とりあえず中生ひとつ!」の代わりに、この街では、「とりあえずリソひとつ!」となります。
日本の居酒屋でビンビールを頼むと一緒に出てくるグラスより一回り大きい感じのコップ1杯がLiso。リソはサンタフェならではのビールの飲み方で、他の街ではみかけないような気がします。写真では、私の中ではこれまたサンタフェらしいおつまみ、ルピネスと一緒に。塩気が強いですがとまらないのでかなり危険。
街中に名物セルベセリアがあふれる中、私のお気に入りのひとつが、El Parqueというお店。この店、保安官のパパとか、友達に
「ええっー!とんちゃん(=大切なひとり息子のパートナー)をあんなところに連れて行ったのか!ひどいなぁ!」
とか言われてしまうような場所。イギリスでも、グリージー(油っぽい、汚い感じ)なチップショップ、だけど愛すべき場所、みたいな場所ってあるし、日本でも、薄汚いけれど、どうしても愛着のあるお好み焼き屋とか、上野あたりにある大衆飲み屋とかあるけど、まぁそんな感じ!どこの国に行っても、そういう味のある店が大好きな私。むしろ、敷居の高い高級レストランとかは特に興味ない。。。
Bar El Parque、同じ道沿いに2つあって、↑の写真2つは、オリジナルの方(住所はAv. Freyre 3101)。アルゼンチン(特にブエノスアイレス現象)の七不思議のひとつ、『モソ(ウェイター)がみないいお歳を召していて、モソになるべくしてこの世に生を受けたような経験豊富なプロ、しかもイカしたハゲが多い。』が適応されるバー。
保安官のパパに
「El Parque、って私の中で、サンタフェ名物~!って感じなんだけど、実際いつの頃からあるの?」
と聞いてみたところ、
「はっきり知らないけど、僕の亡くなったお父さん、1915年生まれなんだけど、彼が若い頃からあったから…そうだなぁ、1930年~1940年代くらいから少なくともあったと思うよ。」
とのこと。保安官のおじいさんの代から愛されてきたバーなのだなぁ…と余計しみじみ。
2つある店舗のうち、もうひとつの方が、保安パパ&保安官の間で密かに、そして勝手に『エル・パルケVIP』(住所はAv. Freyre 2000)と呼ばれているお店。単にこっちの店の方が比較的新しい店舗であることと、そのためか、オリジナルよりキレイなことから、そう呼び始めたそうですが、私も便乗してVIPと呼ぶわけは、
もうひとつの方が確実に味が美味しい!!
↓下はもうひとつの美味しい方の写真
右上から、牛ロモ肉(赤みのやわらかい部分)のホワイトソースがけ、モンドンゴ(牛の胃袋)のトマト煮込み、チキンのミラネサのピカダ(食べやすく一口サイズに切ったもの)とフライドポテト。どれも美味しいけど、ロモのホワイトソースがけと、モンドンゴは特に美味しい!どこのお袋だ?という感じだが、まさにお袋の味!
それにまた、雰囲気がいいんだわ。週末ともなると、ブールバール式のアベニューの真ん中(両脇に車が通れるようになっていて、真ん中に街路樹に挟まれた歩行者用の道がある)にテーブルがところ狭しと並び、夜20時、21時くらいから次々とお客さんがやってきて、22時ごろには満席に。オレンジ色の街灯がぼんやり輝いて、それぞれに家族や仲間同士集まって夕食を楽しんでいる様子が、サンタフェの湿気の多い、それでいて過ごしやすい晩夏の雰囲気にぴったりなじむのです。一応拭いてはあるが、若干あぶらっぽいテーブルなんかも、逆に雰囲気にプラスに作用。…自分で拭いてみたり。
夜桜ならぬ、夜パロ・ボラッチョ(酔っ払いの木)。街路樹として植えられている、大木の酔っ払いの木々にはまだピンク時々、白の花が咲いていて、雰囲気を盛り上げてくれる。酔っ払いの木の下には、ほろ酔いの人たちがたくさん。
そして楽しい週末の夜は続く。。。アルゼンチンらしい、サンタフェらしい景色。ケータイの写真では全然わからないこの雰囲気、サンタフェに来るたびに戻りたくなる、この街に来る人があったらぜひ行ってみてほしい、なんだか不思議と懐かしい場所なのです。
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そんなわけで、ちょっとビール一杯!って感じのセルベセリア(cerveceria、ビール(cerveza)屋さん)が街角にたくさんあるのが、とってもサンタフェらしい景色。ビール1杯頼むごとに、ピーナツやポップコーンなどのちょっとしたおつまみが出てくるのは、なんだかお通しっぽいし、小皿で色々おつまみがわりになる食べ物を次々と注文できたりするところも、なんだか居酒屋みたいで親しみやすいセルベセリア。
「とりあえず中生ひとつ!」の代わりに、この街では、「とりあえずリソひとつ!」となります。
日本の居酒屋でビンビールを頼むと一緒に出てくるグラスより一回り大きい感じのコップ1杯がLiso。リソはサンタフェならではのビールの飲み方で、他の街ではみかけないような気がします。写真では、私の中ではこれまたサンタフェらしいおつまみ、ルピネスと一緒に。塩気が強いですがとまらないのでかなり危険。
街中に名物セルベセリアがあふれる中、私のお気に入りのひとつが、El Parqueというお店。この店、保安官のパパとか、友達に
「ええっー!とんちゃん(=大切なひとり息子のパートナー)をあんなところに連れて行ったのか!ひどいなぁ!」
とか言われてしまうような場所。イギリスでも、グリージー(油っぽい、汚い感じ)なチップショップ、だけど愛すべき場所、みたいな場所ってあるし、日本でも、薄汚いけれど、どうしても愛着のあるお好み焼き屋とか、上野あたりにある大衆飲み屋とかあるけど、まぁそんな感じ!どこの国に行っても、そういう味のある店が大好きな私。むしろ、敷居の高い高級レストランとかは特に興味ない。。。
Bar El Parque、同じ道沿いに2つあって、↑の写真2つは、オリジナルの方(住所はAv. Freyre 3101)。アルゼンチン(特にブエノスアイレス現象)の七不思議のひとつ、『モソ(ウェイター)がみないいお歳を召していて、モソになるべくしてこの世に生を受けたような経験豊富なプロ、しかもイカしたハゲが多い。』が適応されるバー。
保安官のパパに
「El Parque、って私の中で、サンタフェ名物~!って感じなんだけど、実際いつの頃からあるの?」
と聞いてみたところ、
「はっきり知らないけど、僕の亡くなったお父さん、1915年生まれなんだけど、彼が若い頃からあったから…そうだなぁ、1930年~1940年代くらいから少なくともあったと思うよ。」
とのこと。保安官のおじいさんの代から愛されてきたバーなのだなぁ…と余計しみじみ。
2つある店舗のうち、もうひとつの方が、保安パパ&保安官の間で密かに、そして勝手に『エル・パルケVIP』(住所はAv. Freyre 2000)と呼ばれているお店。単にこっちの店の方が比較的新しい店舗であることと、そのためか、オリジナルよりキレイなことから、そう呼び始めたそうですが、私も便乗してVIPと呼ぶわけは、
もうひとつの方が確実に味が美味しい!!
↓下はもうひとつの美味しい方の写真
右上から、牛ロモ肉(赤みのやわらかい部分)のホワイトソースがけ、モンドンゴ(牛の胃袋)のトマト煮込み、チキンのミラネサのピカダ(食べやすく一口サイズに切ったもの)とフライドポテト。どれも美味しいけど、ロモのホワイトソースがけと、モンドンゴは特に美味しい!どこのお袋だ?という感じだが、まさにお袋の味!
それにまた、雰囲気がいいんだわ。週末ともなると、ブールバール式のアベニューの真ん中(両脇に車が通れるようになっていて、真ん中に街路樹に挟まれた歩行者用の道がある)にテーブルがところ狭しと並び、夜20時、21時くらいから次々とお客さんがやってきて、22時ごろには満席に。オレンジ色の街灯がぼんやり輝いて、それぞれに家族や仲間同士集まって夕食を楽しんでいる様子が、サンタフェの湿気の多い、それでいて過ごしやすい晩夏の雰囲気にぴったりなじむのです。一応拭いてはあるが、若干あぶらっぽいテーブルなんかも、逆に雰囲気にプラスに作用。…自分で拭いてみたり。
夜桜ならぬ、夜パロ・ボラッチョ(酔っ払いの木)。街路樹として植えられている、大木の酔っ払いの木々にはまだピンク時々、白の花が咲いていて、雰囲気を盛り上げてくれる。酔っ払いの木の下には、ほろ酔いの人たちがたくさん。
そして楽しい週末の夜は続く。。。アルゼンチンらしい、サンタフェらしい景色。ケータイの写真では全然わからないこの雰囲気、サンタフェに来るたびに戻りたくなる、この街に来る人があったらぜひ行ってみてほしい、なんだか不思議と懐かしい場所なのです。
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