CHOCO★BLOGG モンサントよ、出て行け!イベント

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モンサントよ、出て行け!イベント

日曜日は、お天気が良く、気持ちの良い初夏といった一日でした。気候に誘われて、外に散歩に出てみると、サンマルティン広場で何やらイベントをやっているようです。

CameraZOOM-20121202190955119.jpg

Fuera Monsanto, Si a la vida

って垂れ幕がかかってる。おや!これは、あの悪名高き、アメリカの遺伝子組み換え種子会社、モンサントに対する抗議イベントのようです。(モンサントよ、出て行け 命のために、生きるために、今こそ賛同を)とでも訳せばいいのでしょうか、そんな感じのメッセージがこめられた垂れ幕です。

アルゼンチンで生産されている大豆はほぼ100%、遺伝子組み換え。そんな国ですから、金のためならあらよっと、「ビバ!モンサント!」ってな感じで両手を広げて受け止めている国かと思ったらあらそうなんだ。これは興味深い。ちょっと寄り道してみることにしました。

CameraZOOM-20121202191103040.jpg

たくさんの人が集まっています。芝生のところでは、友達どうし固まって地べたに座り、マテ茶を飲んだりのんびりパークライフな普段のアルゼンチンの光景も。

CameraZOOM-20121202191200534.jpg

サンマルティンの銅像の下はステージになっていて、レゲエバンドが演奏していました。写真では見にくいけど、右の方。うわー、こういうイベントでレゲエってなんかそのまんますぎ…と心の中で突っ込みつつしかし、よくよく聞いてみると、種子がどうのこうの~♪ モンサントがどうのこうの~♪ ってちゃんと反対を意思表示する歌詞がついてる!!すごい。

CameraZOOM-20121202191412136.jpg

写真では全然見えませんが、こっちの垂れ幕には
deja de financiar a monsanto
abandona el consumo de carne
95% de soja transgenica →alimento de animales
って書いてあります。
「モンサントに金を払い続けるのをやめろ、肉食をやめろ、95%の遺伝子組み換え大豆は家畜のえさになっている」と書いてあります。なんでこういうイベントだと、すぐ菜食主義とつながってしまうのか、私にはいつもイマイチ納得いかないのですが…

CameraZOOM-20121202191857859.jpg

モンサントや種子などについての、お話が聞けるブースもあり、署名ができたり

CameraZOOM-20121202191422528.jpg

意思を同じくする人々が出店を出していたりしました。あとで調べてみると、このイベント、モンサントのアルゼンチンオフィスのあるビルのちょうど前で行われた抗議行動だとのことでした。ちょうどサンマルティン広場の前にそのビル(Maipú 1210)があるわけね。すでに今年の9月17日にもデモが行われていたよう。

2D. Mega Evento “Fuera Monsanto”

フェイスブックページもあった

なんていうか…ブエノスアイレスでこういったイベントを見ると、いつも疑問に思ってしまうのが、例えば、モンサントに反対、ってなるとどーしてみんなヒッピー風になってしまうのか?政治的には、がっつり左よりになってしまうのか?なんでいきなりベジタリアンにならなきゃいけないのか?オーガニックとモンサントに何の関係があるのか?(まーあるにはあるんだけど、直接的にイコールではないような…)疑問が次々に沸いてきてしまいます。

私は右でも左でもないけど、モンサントは嫌い。そもそもアメリカが嫌い。それには矛盾するけれども、キャピタリズムの恩恵を、多大に受けてる。要するによくいる普通の人。遺伝子組み換えの種子自体のアイデアは良いかもしれないけど、モンサントという会社のあり方には多いに疑問。だけど、すでにアルゼンチンの農場とかには組み込まれてしまっているし、どうしようもない。私も心はヒッピーだけど、ロックな部分もパンクな部分もある。菜食主義にこだわる?それとこれとは話が違うような…エトセトラ。

う~ん。

こういうイベントにはもっと、色々な種類の人がいても良さそうなものなのに、1つの大きな団体が開催していたとかそういうことなんでしょうか?見かけもなんとなくヒッピーな感じで似たような雰囲気の人たちばかり集まっていたように見受けられてしまいました。音楽も型にはまったように、レゲエだし。ぱっと見、「あれ?ここブエノスアイレス?」って人種だったし。

モンサントという巨大会社に、いや、それ以前の話で、遺伝子組み換え種子のシステム自体に、早々から疑問視を投げかけているところが多い日本やヨーロッパ諸国と比べ、南米諸国では人々の意識がとても低いと思います。それもそのはず、南米諸国では、大型農場の経営からの収支が国を支えているところが多いですし、自分の口に入ってくる食べ物や、直接命や生活に関わってくる出来事に関心がまだまだ低いような印象を受けます。オーガニックブームとか、健康意識みたいのも、最近やっと「流行ってきた」ようなところがあるし。

なのでイベントの「色」がどうであれ、こういう、人々の意識を高めよう的なイベントはとてもいいと思います。私も帰宅して、また最近のアルゼンチンの法律がどうなっているのか、このイベントは何だったのか、調べるいいきっかけになりました。

アルゼンチンの法律が、モンサントに都合のいいように変わった(アルゼンチンでは第二世代の種子は使っていいことになっていたのが、モンサントにお金を払わなくてはいけないようになる?)とか、アルゼンチン政府がモンサントに賄賂で買収された、だとかのニュースは時々読んでいたけど、今現在どうなっているのかイマイチつかみきれてませんが、



こんなビデオとか

Argentina will approve new GM soy seeds this week

Seed giant Monsanto suspended in Argentina on allegations of tax irregularities

こんなニュースとか、色々調べるとたくさん出てきます。

モンサントについては、NHKのBS世界のドキュメンタリーという番組で2008年に放映されたらしい、「アグリビジネスの巨人“モンサント”の世界戦略 (前・後編)」というフランスのドキュメンタリーを見るとよくわかると思います。日本でまた最近、「モンサントの不思議な食べもの」というタイトルで映画館で上映されたみたい。youtubeにもたくさん上がっているので、最近のyoutubeは字幕も付くみたいだし、興味のある人はみてみると面白いかも。ちょっとショッキングだけど。



こういう問題は、自分ひとりがどうのこうのしてもしょうがないよなーとつい諦めてしまう私ですが、これをまたいい機会に色々調べてみたいと思います。ひとりひとりの力が集まれば変えられるのかどうかという論議の前に、何が起きているのか知っておく、それに対しての自分の観点はどうなのか、ということがまず大切なように思うから。


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テーマ : アルゼンチン
ジャンル : 海外情報

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No Title

最後の2行に、う〜んとうなってしまいました。その通りですよね。それにしても集会とは言えど、なんか牧歌的ね。ふふ。こういう考えとか、エコとかその他もろもろって、親和性が高いのか、とっかかりとしてわかりやすいから手段として使っているのか、感度の高い人に見られたいだけなのか…、なぜそこでベジタリアン?みたいなことって多いですよね。日本や欧米のある程度成熟した状態しか知らないので、昔はそうであっただろう今のアルゼンチンのまだまだな感じを通して追体験できることは、ワタシに取っては興味深いです。で、思わず動画も検索して見ちゃったけど、怖い...。

No Title

こんにちは〜。先日は返答ありがとうございます。またまた気になる情報だったので、コメントさせてもらいました。
モンサント反対のイベントがあったんですね!参加出来たらよかった。。。僕たちはモンサントも大嫌いだし、ケム・トレイルをアルゼンチンの空に撒くことを許しているクリスティーナにも???です!やっぱりこの国の簡素な食文化が国民を本当にグリーンに目覚めるのを妨いでいるかもですね。ヨーロッパの様に街角のスーパーでオーガニック野菜を買える様になるのは何年先のことか。。。
それよりも、一日も早くシソを収穫して、モンサントの大豆じゃない豆腐でおいしい冷奴食べたいなぁ。

Re: No Title

★脱☆鍵コメ さん
まさに!日本や欧米のある程度成熟した状態しか…というのわかります。ブエノスアイレスって、だいたいざっとみて20年くらい前に起きていたことを、今、大人として追体験できているような気がする。日々の出来事だけでなく、物事の進みかたとか、音楽のなどですらも…私は古いもの大好きなので、それが楽しめているのがありがたいですが。嫌いな人もいるだろうなぁとよく思います。

ある意味、進みすぎてなくてちょうどいい塩梅だなぁと思うことも良くあるよね。

Re: No Title

★tsuyoshi さん
こんにちは!コメントありがとうございます。

私も、このイベントは偶然通りかかって知りました。あることを知っていて、参加している人はやはり多い風だったけど、ぶらっとあれ?って感じで立ち寄った人も多くあったようです。

確かに、この国の質素な食文化がそれを防いでいるのかもしれないですね。食文化が貧しい(といわれてきた)英国も、野菜やくだものを1日に5つは食べよう!などの運動が始まったのはここ10年以内とか最近のことですし。こないだ、保安官が、彼のお父さんと、「食は文化か、何か」という話になったときに、保安官は迷わず「食は文化だ」と言ったそうですが、お父さんとその彼女らは、「食はnecesidad だ」といったそうです。そもそもそこら辺からの根本的なアイデアが違うように思います。

こっちで普通に中華街などで買える豆腐は、遺伝子組み換えの大豆は使われておらず、遺伝子組み換えのものはすべて輸出に回されて食用以外のものに使われている、と聞いたことがありますが、本当なんでしょうか。tsuyoshiさんは何かご存知ですか?
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とんちゃん

Author:とんちゃん
横浜生まれの千葉県育ち純日本人。2000〜2009年UKで暮らし、ある日北欧に呼ばれ旅したところ何故か南米人と出会う。ひらめきと風にまかせ第2の故郷スコットランドを後にし、2009年10月よりブエノスアイレスへ。縁あって住むことになったアルゼンチンを自分自身もっと知るためにも、誰かに伝えたい何か、毎日の出来事を書いています。時々ほったらかしのブログを継続して使っているので、初期の記事はスコットランドにいたときのもの。ブログの良いところはいろんなネットワークが広がること。いつも好奇心いっぱい、楽しいことと面白い出会いが好きです。どうぞよろしく!

気づけば2014年7月より家族でノマド生活中。現在サンタフェ、アルゼンチン。

保安:
うちの彼。アルゼンチン人。コンピュータギークのエンジニア。出会った時は学生、今はいわゆるデジタルノマド。

セサミもん:
うちの猫。2008年5月生まれのスコットランドにゃん。

ネナたん:
うちの長女。2013年12月5日ブエノス生まれの地球人。ネナ(スペイン語でちっちゃい女の子)たん、とはお腹にいた時の愛称。



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