CHOCO★BLOGG カンポの夏休み その6 最終回 ~ご飯~

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カンポの夏休み その6 最終回 ~ご飯~

やっぱり食いしん坊人間としては、最後はご飯のことをかかねば!

結構意外だったのが、生産地から一番近いところにいるのに、手に入る食料の質がよくないこと。目の前に牛が何百頭といるのに、産地直送的な肉屋さんはないし、超新鮮な八百屋さんがあるわけでもない。それらは、ブエノスアイレスへ、都市へ、さらには、ヨーロッパなどの海外へ、売られていくのです。だから、田舎に行くよりも、逆にブエノスアイレスでのほうが、プレミアムで美味しい肉が食べられたりする…という不思議。

けれど、日本でだって、ある程度人の集まる観光地などだと、産地直送で美味しくて新鮮なものが手に入るけれど、あんまりにも人のいない田舎に行けば、購入者自体がいないわけで、何も食べ物が手に入らないのは同じことか、と思ったりも。だいたいからして、隣の家が見えないような広大な土地で、一番近くの村には、鉄道がなくなったためさびれていて店らしい店はなく、一番近くのスーパーのある街までは距離にして30km。ちょっと食料調達に行くのに、車でひとっぱしりしないといけないのだから、そんな環境も当たり前かも。

そんな具合だったので、私達は、ひとまず1週間くらいは暮らせそうな食料を、サンタフェで調達してから行きました。パスタやお米、油にお酢、塩と砂糖に飲み物や缶詰。それから、お肉や卵だとか野菜などの生鮮食品も。そのあと1~2回は、その30キロ先の街まで行ってスーパー行ったりもしたけどね。

野菜は、サンタフェの市街から、カンポに至るまでの通り道にMonte Veraという街があって、そこで買うといい、ときいていたのでそこでまとめて買っていきました。自分の好きな野菜を適当につめてもらってお~~~~っきなビニール袋1つ分で20ペソ(400円くらい)とかそういう安さだった。でも、結局、1袋20ペソの野菜は、新鮮じゃなかったりとかして、普通に選んで買ったんだった。ルッコラやレタス、トマト、玉ねぎにじゃがいもやにんじんなどの常備野菜など。単品で選ぶとあんまり都会で買うのと値段は変わらなかったけど、少なくともサンタフェ市街よりは新鮮だった!

お肉は、最初の週末に、保安パパとパパの彼女が来てくれたので、そのとき大量に持ってきてもらいました。

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じゃじゃん!!みてこのデカイ肉!!

注:保安パパがちっさいわけではありません。きわめて普通の人です。

これで4キロか5キロくらいだったかな?だいたいアルゼンチンの(地方の)男の人ってのは、いきつけの肉屋的なものがあって、そこへ行くと、「アンタだから出すんだからね、特別だよ!」と美味しい肉を出してもらえたりするもんなんですが(多分)、これもそんな感じでサンタフェ市街で入手してきたvacioというよくアサド(アルゼンチンバーベキュー)にする部位の肉。

これだけじゃなくて、他の部位の肉も、それからチョリソーも買って来て。

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アサドール(アサドをする場所、または人)で焼きます。枯れ木がそこらへんにたくさん落ちてるので、適当に拾ってきて炭を作って。カーボンで作るアサドとはまた違って、スモーキーな味わいになり、最高。火をおこし、肉をじっくり焼くのは、男性の仕事。火のおこし方、焼き方も親から子へ…と伝えられて。パパが帰ってからは、保安官がアサドール。

そんなわけで、かなり毎日のように

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肉。

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肉。

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そして肉。

な食生活でありました。

牛の群れを近くに、毎日牛肉を焼いてすいませんと思いながら。あいつらまた食ってるぜ、と思ってただろうなー。ごめんよー。でも食べる。

アルゼンチン人はアサドが大好きなので(いや、私も)、人が集まったら、田舎に来たら、アサドールがあれば、と何かしら理由をつけてはアサドを焼いて牛肉をがっつり食べます。豚肉も食べますが。時には魚だって。本当に美味しいです。アルゼンチンに住みはじめて以来、私もすっかり肉食獣になってしまいました。

男性がアサドを焼いている間、女性はサラダを準備したり、テーブルを整えたり。アサドを焼いている間、といっても常に火の前に立っているわけではなくて、待ち時間がほとんどなので、ワインやビールを飲みながらおしゃべりしたり。

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ですから、私は、サラダ担当。お肉を切り分けていただきまーす!

焼いたお肉が残ったら、翌日私がよくやるのが(アルゼンチン流の残り物処理ではなくて自己流です)

IMG_3379.jpg

(ペルー料理の)ロモサルタード(風)。

アサドで残った焼いてある肉をひとくちサイズに切り、にんにく、フライドポテトと玉ねぎ、トマト(トマト缶のざく切りでも可)と一緒に炒めて、お酢とお塩などで(あれば醤油でも)味付けした炒め物。白いご飯を添える。クミンとか、コリアンダーとか、オレガノとかなんかその辺があればハーブ入れても美味しい。他にもねぎとか、ナスとか、なんでも冷蔵庫にあるものを入れていいし。もともと、アサドの残り物で作る料理じゃ全くないんだけど、残った肉有効活用にちょうどいいメニューで定番になってます。おすすめ!

あとアサドの残り物活用といえば、うちではパスタのミートソースみたいなものをアサドの肉で作ることもよくあるよ。残った肉、チョリソーや、もしアサドで焼いた玉ねぎやパプリカなどがあれば、それも一緒に細かく切って、いためたにんじんや玉ねぎにセロリやにんにくなどと適当にトマト缶やピューレで煮込む。これもまた美味しいし、残り物もなくなって一石二鳥、カンポにいる間にも何度かやりました。

材料の少ない中、色々な意味で制限のある状態で料理をするのはやりがいがあって楽しいんだよね。さぁ、これとこれがあって何作ろう!?この制限内で一番美味しいものは何ができるかな!?っていうのがわくわくする。

どうしても、肉に偏りがちになってしまうカンポの(今回の)食生活でしたが、

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庭にグレープフルーツの木があったのが素晴らしい助っ人になりました。昔は、他にもたくさんフルーツの木があったそうなんだけど、何年か前の洪水で全部倒れてしまったのだそう。残念。でも生き残ったグレープフルーツは今も元気に黄色い果実をたわわと実らせてた。

自然のすっぱさ!という感じだったので、むき実にして、お砂糖をまぶして、午後のおやつのように毎日食べていました。お砂糖でシロップを作って、そこに1日くらいつけこんでから食べたりも。美味しかったー。それに南米の「飲むサラダ」マテ茶をいつも飲んでいたな。

肉の話ばかりで、少々胸焼け気味かもしれないので、最後はさわやかなグレープフルーツのお花。

IMG_3553.jpg

最近まで知らなかったんだけど、グレープフルーツだけでなくて、レモンとかオレンジとか、柑橘系のお花はみな似たような見た目で、くちなしのような甘くてとてもいい香りがするんですね。ひゃ~しぁ~わせ~。と思わず口に出してしまうようないいにおいで、ちょっとお花をしっけいして、部屋に飾ったりもしていました。

そんなわけで、カンポシリーズは(やっと)終わり。次から普通の毎日ブログに戻るよ!また遊びにきてね!


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テーマ : アルゼンチン
ジャンル : 海外情報

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カンポ、萌え~(死語??)

とんちゃん、夢のようなカンポでの生活、とんちゃんの臨場感溢れるブログのおかげで私まで楽しむことができました。どうもありがとうございます!オレンジの花やアサドのにおいがブログから漂って来るようです。エリコ、可愛い!他の犬や猫や馬や豚もみんな愛しいかんじ。とんちゃんの写真いつもとても素敵。バーがあるのでしょうか、ため息がでるようなおしゃれなおうちですね。やはり歴史のある国は違いますね。あのヒキガエル、豪州にもいますが、南米から来たペストとして国中で困っているんですよ。同じ種類かどうかわかりませんが毒があります。(だから犬が間違えて食べたりすると犬が死んでしまったり)見つけたら袋に入れ、冷凍庫に入れて殺します(動物愛護というかmercy killingなんですって)。うちの庭にも出て来ますが、気持ち悪いの一言。それをじっと観察しているとんちゃんは本当にすごいです。だからこんなに素敵なブログが書けるんですね。羊も可哀想なんて言っていられませんね、私たちはそうやって毎日殺されている命をいただいているのですから。でも隅々まで無駄にならない田舎の羊さんはいいけれど、都会ではどうなのかな。以前主人と捕鯨のことで話し合ったとき、他の国はお肉しか食べないけれど、日本のクジラは殺されても何一つ無駄にならず、ヒゲや油まで利用されるから良いんじゃないかと言ったら、クジラにしてみたら殺されないのが一番でしょうと言われました。的外れな意見になってしまいましたが。今回ブログを読んで改めて、人間は他の命をいただいているんだなと思いました。

肉だ~~~

いいなあ、肉。
って私、決して肉大好き人間ではないんです。なくても平気、くらいです。胃が弱いし。
でも、「油のおいしさ」の日本の肉より、「肉のおいしさ」を味わえるアルゼンチンの肉は大好きです。こないだオージービーフに岩塩まぶして焼いたら、ちょっと近い味わいになりましたけど、アサードの豪快さはやっぱりアルゼンチンならではですよね。お野菜少なくても、マテがあれば大丈夫らしいですよね。

ロモサルタード(風)、も素敵!
この(風)がいいなあ。私の母もよく、勝手なアレンジのものを作っては「風、よ、風、だからね」と言ってました。(過去形なのはくも膜下出血をやっていまは言葉を失っているからです。)
いのちについて自然の中で考える、良い休暇になりましたね。その体験を分かち合って下さってありがとう。

Re: カンポ、萌え~(死語??)

★ヨッシーさん
ただただ誰かに伝えたい!と思って書いたことを、楽しんでいただけて、嬉しい限りです。こちらこそありがとうございます!

そうです、おうちの中にバーがあるんですよ。もちろん、バーテンダーとお客さんごっことかして遊びました(笑)。ただし本当に手入れをしていなかったもんですから、最初の2日間くらいは、掃除などに大忙しでした。

あ!そういえば!ヒキガエルって毒がありましたね!すっかり忘れていました(笑)。でも、脅かしたり、いじめたりしなければ、毒をださないんでしたっけ?豪州にもたくさんいるんですね。ヨッシーさんのコメントを読んだ後、ネットで検索してみたら、その件の話がいくつか出てきました。冷凍庫に入れて退治というのもすごいですね!冬眠状態にはならないで普通に凍ってしまうのですか?

ヒキガエルさんは、目がとろんとしてて、たたずまいが偏屈爺さんみたいでかわいかったです。

捕鯨の件は、鯨を食さない国の人と、日本などの食する国の人とで、意見がだいぶん違ってきますよね。私もイギリスにいた頃、よく、ノルウェイの女の子と一緒になって、現地人たちと捕鯨についての討論(パブでビールを飲みながら冗談交じりに話してるだけですが笑)をよくしたものです。イギリス人たちも、捕鯨についてはものすごい勢いで反対派の人が多いです。

Re: 肉だ~~~

★なみきせつこさん
私も、アルゼンチンに住み始めるまでは、肉ファンではありませんでした。むしろ、ほとんど食べることもなかったし、UKにいた頃は、がっつり肉なんて年に数えるほど!くらいだったかも。アルゼンチンに来たばかりの頃も、「肉が多すぎ!」とか文句言っていたくらいで。

それが肉好きの肉食獣になっちゃったのは、なみきせつこさんがおっしゃるとおり、やっぱり「肉のおいしさ」を味わえるタイプの肉だからと思います。もう慣れてしまってそうとも思わなくなりましたが、最初に食べたときは、ワイルドに「肉の味がする!」と思いましたもん。

なみきさんのお母さんも「風」をよく作ってくださったんですね。くも膜下出血ですか…上手な言葉がみつかりませんが、お見舞い申し上げます。

うちの父も「風」上手な主夫です。なので血筋かもしれません。近々日本に帰省するので、定年退職しておそらくまたあがったであろう腕をふるってくれるのを楽しみにしています。

全くその通りで、ただ楽しいだけでなく、色々考えさせられてとても意味ある休暇になりました。こちらこそ、分かち合っていただき嬉しいです、いつもありがとうございます!
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プロフィール

とんちゃん

Author:とんちゃん
横浜生まれの千葉県育ち純日本人。2000〜2009年UKで暮らし、ある日北欧に呼ばれ旅したところ何故か南米人と出会う。ひらめきと風にまかせ第2の故郷スコットランドを後にし、2009年10月よりブエノスアイレスへ。縁あって住むことになったアルゼンチンを自分自身もっと知るためにも、誰かに伝えたい何か、毎日の出来事を書いています。時々ほったらかしのブログを継続して使っているので、初期の記事はスコットランドにいたときのもの。ブログの良いところはいろんなネットワークが広がること。いつも好奇心いっぱい、楽しいことと面白い出会いが好きです。どうぞよろしく!

気づけば2014年7月より家族でノマド生活中。現在サンタフェ、アルゼンチン。

保安:
うちの彼。アルゼンチン人。コンピュータギークのエンジニア。出会った時は学生、今はいわゆるデジタルノマド。

セサミもん:
うちの猫。2008年5月生まれのスコットランドにゃん。

ネナたん:
うちの長女。2013年12月5日ブエノス生まれの地球人。ネナ(スペイン語でちっちゃい女の子)たん、とはお腹にいた時の愛称。



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