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UK(イギリス)からアルゼンチンへ猫(ペット)を連れて行くには 体験談 その2

この記事は、
UK(イギリス)からアルゼンチンへ猫(ペット)を連れて行くには 体験談 その1
の続き、その2です。

前回は、アルゼンチンの空港(エセイサ国際空港)の検疫に(保安官が)電話したところで終りましたが…電話先の担当者、

「狂犬病の予防注射?イギリスは狂犬病フリーの国だから、なくても大丈夫。あったほうがいいのは間違いないけれど、注射から30日たってなくてもかまわないし、2週間以上たっているのなら全く問題ないです。国の指定した機関にもし、イギリスには狂犬病が存在しないことを書いたレターを書いてもらえれば、100%ばっちり。それから、ヘルスサーティフケイトがあればよし。一番問題なのが、その、健康証明書で、これはスペイン語でなければならない。英語だけの書類だと、リジェクトされる場合があります。1500ポンドもかかるなんて法外です、普通に飛行機で一緒に連れてきなさい。」

アルゼンチン側が、それでいいというのなら。もしかして、狂犬病注射後1ヶ月以内でも、一緒に飛行機に乗れるかも…と、次にとった行動は、スコットランドから各地を経由してブエノスアイレスに到着する便のある、各エアライン会社に電話で問い合わせ。

まず、ブリティッシュ・エアウェイズは、ペットの同乗自体を認めていないのでダメ。ブラジル資本のTAMに電話してみると、他が良くても、ロンドンからの便には動物は同乗できないという(TAMのフライトはすべてロンドン経由)。

最後の切り札(?)、スペインのイベリアに電話してみると、

「はいはい、グラスゴー、ブエノスアイレス間の便ですね。150ユーロになります。」

とあっさり言われた。

え…?たったの?たったの150ユーロですか?
グラスゴーロンドン、ロンドンマドリッド、マドリッドブエノスアイレスですよね?
飛行機の中に私と一緒に乗れるのですよね?
グラスゴー発の便も、ロンドン発の便も、どちらも一緒に乗れるのですよね?
ブエノスアイレスまで、ずっと一緒ということですよね?

となんどもしつこく聞き返し、おまけに、念のため、別の日に電話をかけなおして違う担当者に同じことを聞いたり。

(誰も信用ならないからです、人によって違うことを言うから)

やっぱり150ユーロ、£にして130£だった。

色々電話してみてわかったのが、どうやら、ヨーロッパのエアラインは、ペットフレンドリーのようだということ。厳しいのはイギリスだけだ。保安くんも、いままで、山ほどペットが一緒に旅行しているのを見たことがあるというし、アメリカやヨーロッパでは普通のようだ。そして、なんでこんなに値段が差があるのかというと、ペットをカーゴ扱いで別送するのと、「超過手荷物」として、フライトに持ち込むのでは、待遇もだけど、ルールが多いに違うからなのだ。ほとんどのエアラインで、人とペットが一緒に旅をする場合、「ペット料金」というのがあり、一律のところと、重量制のところとある。だいたい5キロくらいまでの小型の動物なら、ケージに入れて、座席に一緒に持ち込める。

狂犬病の注射もいらないはずなのですが、それも大丈夫ですか?というと、いりません、という。ただ必要なのは、EUのペットパスポートを獣医から得ることと、規定のサイズ内のケージにセサミを入れること。それだけ。

1500ポンドと、面倒な手続きが、たったの130ポンドと少しの手続きに変わった。それでも、曇り顔の私に、保安は、

「こんなに楽になったんだよ~!明るく元気だして~!お互い最後まで頑張ろう!」

といつも励ましてくれました。渡航を前にして、色々なストレスにがんじがらめになっていた私にとって、明るい相方に本当に、救われたものです。

sesame2.jpg

アルゼンチンワインの匂いをかいでいる当時のセサミもん。ふむふむ、私は今度こんな匂いの国にいくにゃ?

スコットランドを出国する結構ギリギリまで私は向こうで働いていましたが、この頃は、休みの日は、朝から晩まで渡航に関してなどの部署に電話、って日もたくさんあった。まるで自分自身の秘書をやってるような感じでした。電話するだけで1日終るってすごいなと思ったわ、ほんと。

でも私がなんで曇り顔かというと、イギリスは、日本と似ていて、「No means no!」の国だから。しかも、日本と違って、会社などに電話しても、それぞれ違うことを言われたりする。だから、電話先の担当者の名前を聞いておくのは必須。あとでトラブルになったとき、前回、○○○と話したときは、違うことを言われた、と主張できる。

何よりも、決まりは決まり、のUKでは、アルゼンチンみたいに、賄賂を渡したら、狂犬病予防注射を受けた日にちを変えてくれたりはしないからね…。

「もし問題があったら、獣医にそっと20ポンド札を握らせればいいんだよ!笑」

と保安はいうのだが。あのね、アルゼンチンじゃないしね。

何度もアルゼンチンの検疫側に保安官が電話、私がイギリス側の検疫や獣医に電話、を繰り返したのですが。受け入れ先のアルゼンチンが良いといっているのに、イギリス側は、決まりは決まりなのでダメの一点張りでした、公的な書類に書いてあるからダメと!あーこのわからずやが!!

アルゼンチン:「何?受け入れ側のこっちがいいって言ってるのに、なんでイギリス側がダメっていってるの?そんなにダメっていうなら、そっちの担当の獣医に頼んで、狂犬病を受けた日付を書類上で変えてもらいなさいよ。(ちょっとお金を握らせたら)獣医さんだって動物が好きでやってるんだから、気持ちをわかってくれるはず。すぐに変えてくれるはずだから。でも私が言ったとは言わないでね、」

↑ これ、国の機関の担当者がそう言っています。笑えるっしょ。

(でたよ笑 つーかそれありえないから笑)

と思いながらも、ダメもとでしぶしぶ獣医さんに、状況の説明と、アルゼンチンの検疫側に言われたことを上記の通り話すと

スコットランド:「気持ちは本当にわかるんだけど、本当に申し訳ないけど、狂犬病の注射の日付はどんなことをしても変えられないわ。そうしたら違法になってしまうからね。ごめんね。」

と言われる。そりゃ当たり前だよな。

アルゼンチン:「なんなの。本当に話がわからない獣医ね。全く理解ができないけど、それなら、受け入れ側のこちら側が、狂犬病注射から30日たってなくても受け入れるといっていることを、そっちの国の検疫側に話してみなさい。」

そしてイギリスの検疫に電話。スコットランドの管轄は、イングランド北部にある部署だった。

DEFRAという機関、リンクはこちら。 

イギリス側:「アルゼンチン側が、30日たってなくても受け入れるといっているなら、政府のオフィシャルの書類として、あなたの猫、セサミの名の下に、それを許可するという文書を作ってもらい、それにサインをもらって、それをこちらまで送ってもらえれば認めることができます。アルゼンチン側に問い合わせてみて。」

アルゼンチン側:「何!?たかが猫1匹のために、そんなたいそうな文書なんて出せませんよ!」

こんな感じの繰り返し。堂々巡りでした。要するに、イギリス側は、ダメなものはダメ、ルールどおりにしか動かない。もしもルールから外れるようなことをしようなら、政府からしっかりした証拠が必要だと。アルゼンチン側は、状況に応じて多少の融通がきく。絶対にダメ、ということは基本的にはない。だから、イギリス側がなんでそんなに物事をややこしくするのか、理解してくれない。なんとまぁ、双方の国の性格がよくわかる経験をしました。

思えば、イギリスは日本と同じように島国だから、そういった取り締まりもしやすいだろうし、アルゼンチンは巨大な国だし、陸続きにいくつも国があるし、いちいち手を回していられないというところがあるんでしょう。逆に言えば、イギリスのように、猫1匹でキチキチとうるさく取り締まっているからこそ、狂犬病などの病気がないとも言えるし。

ややこしいのですが、「狂犬病の注射はいらない」のは、「飛行機に乗る」という行為についてだけ。だから航空会社からは、「いらない」といわれたわけですが、「アルゼンチンに入国する」ためにはやはり予防注射が必要ということがわかりました。全く、狂犬病が過去50年間も発生していない国から出発するから、ウイルスを持っているわけがないのに、歯軋りのする思いでした。

最終的に、狂犬病予防注射から30日たってから出国、というのは、どうも変えられそうにないことがわかりました。私がスコットランドを出国しなければならない日に間に合いません。ああ、困った。どうしよう。

その3に続く。。。


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テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

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No Title

えー、やっぱり狂犬病注射の30日がひっかかってるんですねー。。。結末はいかに!!
っていうかアルゼンチンのアバウトさに脱帽です~さすが!!
でも、本当にルールの違う国の移動は難しいですね~、、住んでみても価値観や常識など違うことばかりですよね、きっと ^^

Re: No Title

★kahoriortega さん
そうなんです。結局30日以上ってのがひっかかっていまいました。
ほんと、アルゼンチンのアバウトさ、脱帽ですね。日常生活でも、色々恩恵を受けているような気がします。。。もともとのルーズな性格がちょうど良かったかもしれないです。おまけに、特に欲もないので、それも功を奏しているような。もし、自分がちゃんとした人間だったら、ここでは楽しく暮らせなかったかも笑。

ルールの違う国の移動、大変でしたが、とてもいい経験になりました。たぶんセサミもそう思ってくれているんじゃないかな?常識などの違いもまた、面白いですよね。

結末までまだあと1、2回長々と続きます笑。

No Title

えぇ・・そっかぁ・・・
やっぱり海外生活でのペットは・・
なんやらかんやらあるなぁ・・
でも欲しいなぁ・・ねこちゃん。。

Re: No Title

★ханяма さん
えと?お名前なんとお読みするのかわかりませんがとりあえずコピペで失礼します。。。笑

ханяма さんはロシアですか!?ブログ拝見しました。こりゃまたまた。まぁ色々ありますけど、なんとかなるもんですよ。無責任に私が、飼ったらどうですか~ともいえないけど、猫ちゃんいいですよ~!ワンコもいいけど、やっぱり猫が、自由で素直で私は好きです。

どうぞよろしく!
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プロフィール

とんちゃん

Author:とんちゃん
横浜生まれの千葉県育ち純日本人。2000〜2009年UKで暮らし、ある日北欧に呼ばれ旅したところ何故か南米人と出会う。ひらめきと風にまかせ第2の故郷スコットランドを後にし、2009年10月よりブエノスアイレスへ。縁あって住むことになったアルゼンチンを自分自身もっと知るためにも、誰かに伝えたい何か、毎日の出来事を書いています。時々ほったらかしのブログを継続して使っているので、初期の記事はスコットランドにいたときのもの。ブログの良いところはいろんなネットワークが広がること。いつも好奇心いっぱい、楽しいことと面白い出会いが好きです。どうぞよろしく!

気づけば2014年7月より家族でノマド生活中。現在サンタフェ、アルゼンチン。

保安:
うちの彼。アルゼンチン人。コンピュータギークのエンジニア。出会った時は学生、今はいわゆるデジタルノマド。

セサミもん:
うちの猫。2008年5月生まれのスコットランドにゃん。

ネナたん:
うちの長女。2013年12月5日ブエノス生まれの地球人。ネナ(スペイン語でちっちゃい女の子)たん、とはお腹にいた時の愛称。



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