CHOCO★BLOGG 2014年09月

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

義母がやってきた!アルゼンチンのおばちゃん対策

9月1日はレイバーデイ(労働者の日)で、お休み。3連休となったので、ちょいと旅に出てきました。ロスまで追っかけてきた、保安官のママと一緒に。

孫に会いたいが為に、アルゼンチンからロスへ、息子の出張先まで押し掛けてくるおばはん。すごい行動力っしょ。もちろん家に泊まりましたよ。

滞在期間は11日間。ながっ!かなりやだなーでも少しは楽しみ?くらいの感じだったのですが、実際始まってみると、最初の1〜2日は嫌で嫌でしょうがなく。相手はシリコンおっぱいにミニスカ&ハイヒールの、女を捨てない還暦近いアルゼンチン女性ですから。身も心も、自由に自然に適当に、ヒッピーのように生きてきた貧乳の私と合うわけがありません。しかも、「とんちゃんはセルライトもないし、細いし本当にうらやましい!私はデブでデブで」とか言うのが口癖、めんどくせえウザい!文句を言わないか食べないかどっちかにしろ!自慢じゃないが、私は細くないし、アンタもデブじゃない、いるでしょこういう人…全くいい歳して。

さらに。ただいま、ママ大好き絶賛後追い期中のネナたん。長期の記憶力もまだないはずなので、突然派手なおばーさんが到着して、急に抱っこされてギャン泣き放題。ロスの生活も落ち着いて自分のペースをつかんでいたところに、保安ママがやってきた上に、ネナたんが泣きまくりで私も完全パニくってしまい。大家さんの関係で、室内土禁だつってんのに、さっそく忘れて到着翌日朝っぱらから、キッチンでハイヒールをカンカンならしながら、息子に大盛りの朝ご飯を作るなど。靴をはいているのを注意すると、脱いでまた赤ちゃんを抱っこして大泣きさせ…

私もさすがにキレました。痛恨の一撃、

「ネナたん、あなたのこと好きじゃないのよ!」

を投下。

ほんとに嫌で嫌でしょうがなくて、ネナたんにとっては、たった一人の父方の祖母なのに、仲良くやれない自分にも嫌になって、もーなんか何もかも嫌で、最初はブルー入りまくり。とことんまで嫌になったら怒りを通り越したのか、二日目の夜に、保安官の仕事関係の夕食について行ったら、気分転換になって落ち着いたのか、タダーン!アルゼンチンのおばはん≒大阪のおばはんを右から左へスルーする術を身につけた!

まずなんでこんなに嫌なのか?を考えてみると…

1、息子の出張先まで押し掛けてくるって一体?一人息子のオカンてこれだからキモい!
2、義母は声が甲高いしうるさいし、ケチでごう慢だから嫌い!
3、ネナたんをギャン泣きさせて、ただでさえ今大変な私の仕事を増やされるから嫌!
4、冷蔵庫の中や部屋の中を勝手に色々移動させないで欲しい!

などなど嫌なところがたくさん出てきて。嫌なことって普段は、すっごいスルーしたい。嫌な人とはかかわりたくないし、できるだけ近くに寄らないようにしたい。嫌なことはできるだけしないようにして、好きなことに集中できるようにしたい。しかし義母という存在は、どうやっても回避できるものではない。しかも一人息子カップルにできた子供、初孫フィーバーとくればますます避けようがなく、呼んでないのに向こうからドシドシやってきます。アルゼンチン国外に出ても、こうやって追っかけてくるんだから。

避けようのない至近距離に「嫌悪感」を持つ人間がいるということは、何かの試練に違いあるまい!

「嫌」だと思うのはなぜか?考えてみると、問題点の1も2も、自分の価値観の問題。「息子の出張先まで追いかけてくるなんてキモっ!」とは、他でもない私が勝手に決めていること。「せっかく息子家族がロスにいるこの好機を生かし、マイルも溜まっていることだし、ちょっくら遊びに行こうだなんて、孫の面倒を見にいこうだなんて、アルゼンチン人は本当に家族と過ごす時間を大事に考えるのだなあ!」と考えると、頭の中でピンポンピンポーン!って音がしました。はい、クリア。

2もまた、ケチでごう慢な人は嫌、というのは誰が決めたのか?となるとこれまた自分。さらにいうと、ケチでごう慢、とその人を評価しているのも自分。一人でくるくる回ってただけじゃん、最悪!実際によくよく見てみると、自分の勘違いなことも多いし、まぁしゃーねーなと目をつむることも可。

ギャン泣きで仕事を増やされる…件についてはまぁ致し方ないのですが、ネナたんがなぜギャン泣きしているのかというと、もしかして私の「このおばはん嫌っ!」というオーラがネナたんに伝わって怖がって泣いているということも考えられる。私がリラックスできる相手ならば、普段のネナたんならこれほど泣かないからです。実際、3〜4日するとだいぶ慣れてきました。

4も、前向きに考えれば、「日中は一人で慣れない街で子供の世話に追われ大変であろう、助けになるであろう」とよかれと思ってしてくれているとも考えられます。私は全然ヘーキで楽しくやっていたので、ぶっちゃけ、余計なお世話ではあるんですが、「敵」と見ず、「味方」と見ると、うっとおしい義母もだいぶ良い人間に見えてきます。さらに、よく観察して見ると、私がウゼー!と思いがちな「アルゼンチン女性」なポイントは、保安官はうまいことやり過ごしてる。さすがアルゼンチン男子、めんどくせー女性の扱いが上手。勉強になる。

人の話を聞かない、甲高い声でうるさい、などはもうね、しかたない。この辺も、嫌な気分の原因は、自分の価値観の問題かー!それを捨てればいいのだ!という超簡単なことに気づくと、あまり気にならなくなりました。それでも、ドヤっ!とした顔で色々言われると、カチーンと来ることも多々ありましたが、相手は大阪のおばはんですから、思うことはハッキリ言ってもいいのです。結構キツ目にはっきり言っても、相手もちゃんと理解して返してくれるし、後腐れなく、あっさり直してくれる。うるせえのはしょうがないとして、ネチネチしているタイプでは全く無く、さっぱりしていてある意味つき合いやすい。

そんなこんなで、義母の来てた11日間で、なんだかすごい成長を遂げたような気がしています笑。この発見(?)は他の色々に適用できるし。普段あまりない、2人(&ネナたん)の時間が多かっただけに話す機会も多かった。とにかくおしゃべりで、これまでの家族の歴史や、彼女なりの家族感、彼女自身の人生などを火鍋を間に挟んで、甲高い声で語っては、時々涙をほろりとこぼしたり。あ、パサデナという街に行ったときに、ちょうど火鍋のお店があったので、ランチに入ってみたら、マルセラさんたいそう気に入って、結局リピートしたのですがね。ロス出身のスタバ的チェーン、コーヒービーン&ティーリーフで、コーヒーやアイスティーを飲みながら息子の話を色々してくれたり。自分が離婚したときの話を切々と語ったり…

私はいつも基本聞き役です。人の話は特に聞かないのでね。話しても遮られたり、ええ、何度も言うようですが、大阪のおばちゃんなので。ちなみに、どうしても聞いてほしいときは、譲ってはダメ、めげずに相手と同時に大声でしゃべる、ここポイント。

色々じっくり話した(聞いた?)結果、この人と私は、アプローチもメソッドも何もかも違うけど、目指すところは似ているのかもと思うようになりました。関係ないけど、彼女も私も、蟹座の長女。妹と4歳半違いって共通点もある。最後の日、「家族みんなで過ごせてとても楽しかった、一緒にすばらしい経験をさせてくれてありがとう、マイルのチケットだったから選べなくて、11日も来ちゃって少し長過ぎて悪かった」などと言われると、嫌だなんて思って申し訳なかったと思い、もっと良くして差し上げれば良かったと後悔するのでした。そうか、11日も仕事を休んで旅行気分、息子家族と海外で一緒にじっくり時間を過ごせるなんて、どんなに楽しみにしていたでしょう!私も今や人の親、その気持ちにやっと気づくことが出来ました。相手はアルゼンチンのマイペースなおばちゃん、悪くされているなんてちっとも思っていないか、全然気にしていないようで、本当に心から楽しかったみたいなので良かったです。

最後の日は、フライトの時間に合わせ早朝に経ったマルセラさん。ケチな無駄なお金を使わないのが得意な彼女は、首尾よく、お得な乗り合いシャトルバスを予約してあり、家をそっと出て行くつもりだったみたいだけど、孫がアブエラが出て行くことにピンときたのか、なんとぴったり5分前にお目覚め。みなでお見送りをすることが出来ました。彼女が去った後のテーブルの上には、私たちへありがとうを書き綴ったカードが置いてありました。おしゃべりなおばはんがいて、しばらくにぎやかだった家も、急に静かになり、最初はあんなに嫌だったのにも関わらず、去った初日は寂しくて、カードをあけて、涙がほろり…

となる予定だったのだが、

達筆すぎて読めず!! 

そういやこの人医者でした…お医者さんの書く字ってほんと読めんよね。ネナたんの小児科医の先生も、「離乳食」の説明を書いてくれるのはいいんだけど象形文字のようで役立たず。

保安官が仕事から帰ってきて、カードを解読してくれて、一段落。おしゃれが大好きで、一見、気が強くてごう慢に見える義母。多少ウザったく見えるのも、家族が大好きだからこそ。ケチに見えるのも、ひいては家族を、一族を守るためということもある。結婚に失敗して、自分の作り上げた家族を守りたくても守れなかった一人の女性としての姿も見えてきて、強がらずにはここまで生きて来れなかったのかなぁ、と思ったり。つい、ウザいと思ってしまうキャラの濃さの裏にあるのは、孫が出来たことが嬉しくて仕方ない、愛に溢れた一人のアルゼンチン人女性。自分をもっと理解してもらおう、家族の大切さを一生懸命伝えよう、としてくれているような気がするのでした。家族も友達も、当たり前にあるものでは決してない。会えるときに会える時間を大事にしようと思いました。

IMG_0562.jpg

あっ!旅行の話を書こうとしていたのに、大阪のおばちゃんクリア術、義母の話で終わってしまった。サンタバーバラのことはまたそのうち。


最後まで読んでくれてどうもありがとう。ランキングに参加中です。カチカチっとクリックしていただけるとテンションあがります!コメントも、気軽に残してくださるととても喜びます。

にほんブログ村 海外生活ブログへ     人気ブログランキング
スポンサーサイト

テーマ : 家族
ジャンル : 結婚・家庭生活

フリーエリア


最近のコメント
カテゴリー
月別アーカイブ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
海外情報
212位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ラテンアメリカ
5位
アクセスランキングを見る>>
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カレンダー
08 | 2014/09 | 10
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
フェイスブックページ
いいねを押してもらえると更新情報がタイムラインに流れます。
プロフィール

とんちゃん

Author:とんちゃん
横浜生まれの千葉県育ち純日本人。2000〜2009年UKで暮らし、ある日北欧に呼ばれ旅したところ何故か南米人と出会う。ひらめきと風にまかせ第2の故郷スコットランドを後にし、2009年10月よりブエノスアイレスへ。縁あって住むことになったアルゼンチンを自分自身もっと知るためにも、誰かに伝えたい何か、毎日の出来事を書いています。時々ほったらかしのブログを継続して使っているので、初期の記事はスコットランドにいたときのもの。ブログの良いところはいろんなネットワークが広がること。いつも好奇心いっぱい、楽しいことと面白い出会いが好きです。どうぞよろしく!

気づけば2014年7月より家族でノマド生活中。現在サンタフェ、アルゼンチン。

保安:
うちの彼。アルゼンチン人。コンピュータギークのエンジニア。出会った時は学生、今はいわゆるデジタルノマド。

セサミもん:
うちの猫。2008年5月生まれのスコットランドにゃん。

ネナたん:
うちの長女。2013年12月5日ブエノス生まれの地球人。ネナ(スペイン語でちっちゃい女の子)たん、とはお腹にいた時の愛称。



メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

お茶のお誘い、お仕事、内緒の話など…上から何でもお気軽にメールどうぞ!^ ^ 基本リンクフリーですが、写真や文章など転載希望の方はいずれの利用法でも、ご一報ください。

最近の記事
リンク
blogram投票ボタン

ブログ内検索
RSSフィード
QRコード
qrcode.png
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

フリーエリア
free counters

スポンサーリンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。