お久しぶりです!
約1ヶ月半ぶりの更新となってしまいました。結局日本に帰っている間は、1度しか更新してないですね。てへー。家族や友達に大変お世話になり、色んなところへ行って、連れて行ってもらって、日本満喫しすぎてパソコンに向かっている時間なかった!
1週間とちょいと前にブエノスに戻ってきました。かきたいことは山ほどあるんだけど…いつもの台詞。やっぱり筆頭は、日本にいる間に、アルゼンチンの政治経済が坂を転がるように落っこちていったことでしょうか?今現在、そしてその坂を転がりきり、あともう少しでぐしゃっとつぶれるところですが。はい。
年明け頃から、5月ごろ来る来るという噂は聞いていて、予想してたことではあったのですが一度はじまってみると、大統領(政府)のやり方とかもう「???」だらけで、アルゼンチン人って…(以下略)みたいな出来事がありすぎで、もはや笑いを通り越して憂鬱になってました。色々、怒涛のように、がはじまった間は日本にいて、客観視できたので余計、クリアに悪いところが見えたりして。このまま日本に住もうか?って話もしたけど、2ヶ月ちょい友達に預かっていてもらった猫さんがいるので、ひとまず帰ってきました。
まー、せっかく今はアルゼンチンに住んでいるので、一度くらいは名物のクライシス、政治のめちゃくちゃさを、しっかり見物、じっくり味わって隅々まで楽しんでおかねば!と思っています。
その割にはさっそく1週間ひきこもりですが!!
だって南から寒波が来て寒くって!!
寒いだろなーと思って到着した日は、夏のように暑く半そででいられて拍子抜けしたもんですが、2日もすると、ぶるぶる震える日が来ました。友達には「とんちゃんが冬をつれてきた」と言われる始末。
ならばと、せっかく長期休暇でリフレッシュしたので、家のガラクタ大掃除をしました。色々日本から仕入れてきたものもあるので、総入れ替え。毎日山のようにゴミを出してはまた出して。一度やり始めるととまらない性質なので、徹底的に。あんまり徹底的にやっているもんで、1週間たってもまだまだ終らず、あと今週一杯くらいはかかりそう。
大掃除を始めると、普段どれだけいらないものに囲まれて暮らしているのかがわかる。ほとんどのものは、持っていることですら忘れているしね。空き箱やプラスチックの破片など、なんであるのかすら意味不明なものも。そして色んなものを捨てて、隅っこにたまったほこりも掃除して、すっきりすると、未来は明るい!と思う。絶対いいことある、これからもどんどん良くなっていく!という、根拠のない自信(笑)。掃除するだけで、また楽しく面白い波にのっていけるなんて、なんて素晴らしいんだ~神様ありがとう~
そんな毎日ですが、ご飯は作ってます。
ブログ復活でいきなり、アルゼンチンについて愚痴るのもなんなので、例の今日の夕ご飯。
(時差ボケ発症以来、すっかり早寝早起きのため、実際には昨夜の夕ご飯)

寒いのでがっつりしたものが食べたくて、豚ヒレ肉で味噌漬けを作りました。味噌大4、みりんなかったので酒大2~3、砂糖大1、にんにく1かけすりおろし、醤油小1、セサミもんにあげたついでのかつお節少々に、豚ヒレをスライスせずそのまま半日くらいつけといたら美味しくできました。残りは、細かく切って朝ごはんにおにぎりにしても美味しかったよ!

それからレタスとわかめの味噌汁、にんじんのサラダ、豚肉に巻いて食べれるようにレタスなど。そしてこの頃ブロッコリを塩茹でしたのに、ひねりゴマをかけただけの温野菜にはまりぎみ。変にゴマ和えとかナムルにしなくてもそれで美味しいことに気づいた。スーパー行っても、冬で寒いっていうのに、レタスが5種類あるとかで、葉物ばっかりしか売ってなくて、心引かれる青い野菜がブロッコリくらいしかないっていう…
先週は本当に寒かったので、カレーとかボロネーゼとかホカホカするものばかり食べてた。これから7月にかけてますます寒い時期になるので、煮込み料理が多くなりそう。
実は、日本にいる間に、大枚はたいて前持ってたシリーズより1ランク上のカメラを買ってきました!前からほしかった楽しい単焦点レンズもついでに買ってもらった☆ 私の住んでいる街では、むやみやたらに持ち歩くと殺されかねませんので(笑)室内撮り中心に楽しみたいと思います。というわけで主な出番、ブログ。

セサミもんも元気です。預かっていてもらった友達のうちで、またノミをもらってきたみたいで、さっそくノミとりシャンプーして、首に薬たらして…だけど、日本から買ってきたお土産(このピンクのキューブ)も愛用中。
そんなこんなで、またちょくちょくブエノスでの生活をだらだら書いていくのでよろしくね!何かとイベントなどありましたら、声かけていただければ寒空に負けすぎて亀並みに首を引っ込めつつ出て行きますので、そちらもずうずうしくお待ちしています!打倒冬、打倒ひきこもり冬眠生活!
たぶん負けるけどね。
最後まで読んでくれてどうもありがとう。ランキングに参加中です。カチカチっとクリックしていただけるとテンションあがります!コメントも、気軽に残してくださるととても喜びます。

1週間とちょいと前にブエノスに戻ってきました。かきたいことは山ほどあるんだけど…いつもの台詞。やっぱり筆頭は、日本にいる間に、アルゼンチンの政治経済が坂を転がるように落っこちていったことでしょうか?今現在、そしてその坂を転がりきり、あともう少しでぐしゃっとつぶれるところですが。はい。
年明け頃から、5月ごろ来る来るという噂は聞いていて、予想してたことではあったのですが一度はじまってみると、大統領(政府)のやり方とかもう「???」だらけで、アルゼンチン人って…(以下略)みたいな出来事がありすぎで、もはや笑いを通り越して憂鬱になってました。色々、怒涛のように、がはじまった間は日本にいて、客観視できたので余計、クリアに悪いところが見えたりして。このまま日本に住もうか?って話もしたけど、2ヶ月ちょい友達に預かっていてもらった猫さんがいるので、ひとまず帰ってきました。
まー、せっかく今はアルゼンチンに住んでいるので、一度くらいは名物のクライシス、政治のめちゃくちゃさを、しっかり見物、じっくり味わって隅々まで楽しんでおかねば!と思っています。
その割にはさっそく1週間ひきこもりですが!!
だって南から寒波が来て寒くって!!
寒いだろなーと思って到着した日は、夏のように暑く半そででいられて拍子抜けしたもんですが、2日もすると、ぶるぶる震える日が来ました。友達には「とんちゃんが冬をつれてきた」と言われる始末。
ならばと、せっかく長期休暇でリフレッシュしたので、家のガラクタ大掃除をしました。色々日本から仕入れてきたものもあるので、総入れ替え。毎日山のようにゴミを出してはまた出して。一度やり始めるととまらない性質なので、徹底的に。あんまり徹底的にやっているもんで、1週間たってもまだまだ終らず、あと今週一杯くらいはかかりそう。
大掃除を始めると、普段どれだけいらないものに囲まれて暮らしているのかがわかる。ほとんどのものは、持っていることですら忘れているしね。空き箱やプラスチックの破片など、なんであるのかすら意味不明なものも。そして色んなものを捨てて、隅っこにたまったほこりも掃除して、すっきりすると、未来は明るい!と思う。絶対いいことある、これからもどんどん良くなっていく!という、根拠のない自信(笑)。掃除するだけで、また楽しく面白い波にのっていけるなんて、なんて素晴らしいんだ~神様ありがとう~
そんな毎日ですが、ご飯は作ってます。
ブログ復活でいきなり、アルゼンチンについて愚痴るのもなんなので、例の今日の夕ご飯。
(時差ボケ発症以来、すっかり早寝早起きのため、実際には昨夜の夕ご飯)

寒いのでがっつりしたものが食べたくて、豚ヒレ肉で味噌漬けを作りました。味噌大4、みりんなかったので酒大2~3、砂糖大1、にんにく1かけすりおろし、醤油小1、セサミもんにあげたついでのかつお節少々に、豚ヒレをスライスせずそのまま半日くらいつけといたら美味しくできました。残りは、細かく切って朝ごはんにおにぎりにしても美味しかったよ!

それからレタスとわかめの味噌汁、にんじんのサラダ、豚肉に巻いて食べれるようにレタスなど。そしてこの頃ブロッコリを塩茹でしたのに、ひねりゴマをかけただけの温野菜にはまりぎみ。変にゴマ和えとかナムルにしなくてもそれで美味しいことに気づいた。スーパー行っても、冬で寒いっていうのに、レタスが5種類あるとかで、葉物ばっかりしか売ってなくて、心引かれる青い野菜がブロッコリくらいしかないっていう…
先週は本当に寒かったので、カレーとかボロネーゼとかホカホカするものばかり食べてた。これから7月にかけてますます寒い時期になるので、煮込み料理が多くなりそう。
実は、日本にいる間に、大枚はたいて前持ってたシリーズより1ランク上のカメラを買ってきました!前からほしかった楽しい単焦点レンズもついでに買ってもらった☆ 私の住んでいる街では、むやみやたらに持ち歩くと殺されかねませんので(笑)室内撮り中心に楽しみたいと思います。というわけで主な出番、ブログ。

セサミもんも元気です。預かっていてもらった友達のうちで、またノミをもらってきたみたいで、さっそくノミとりシャンプーして、首に薬たらして…だけど、日本から買ってきたお土産(このピンクのキューブ)も愛用中。
そんなこんなで、またちょくちょくブエノスでの生活をだらだら書いていくのでよろしくね!何かとイベントなどありましたら、声かけていただければ寒空に負けすぎて亀並みに首を引っ込めつつ出て行きますので、そちらもずうずうしくお待ちしています!打倒冬、打倒ひきこもり冬眠生活!
たぶん負けるけどね。
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よくあるスーパーでの会計の間違い
夕方、猫さんのトイレ砂を買いに、近所の地元スーパーへ行ったときのこと。
よく行く近くのDISCO(大型チェーンのスーパーマーケット)では、いつも猫砂が売り切れなので、なくなるたびに、歩いてすぐのその個人スーパーへ砂を買いにいくのです。また、アルゼンチンは近頃、社会情勢が非常に不安定で(回りまわっていつもですが今は特に)、それとは直接的には関係ないとはしても、輸入規制を厳しくしていて、輸入品を完全にシャットアウトしている!輸入品がないということは、一部のものは限りなく不足しているわけで。食料関係はアルゼンチンは自給自足が100%以上できているので、輸入品がなくても問題ありませんが、他のものはいつどうなることやら…
前回の経済危機のときも、ペットフードなどが不足したようで人々は買いだめに走ったようです。だからというわけじゃないですが、猫砂が「もしものことがあって」なくなってしまえば、セサミもんがかわいそうなので、猫砂を買いに行くたびに、少なくとも4袋くらいは買います。
今日も猫砂を4袋、ついでに何か目に付いたものを、と思い、保安官の好きなケロッグのチョコクリスピー、おやつに作るチパの粉、夜サラダに使うトマトと赤玉ねぎ、サラダ油と、そして近いうちチキン南蛮を作りたかったので、その材料として、ちっさいキュウリが酢漬けになって瓶詰めしてあるやつあるでしょ?それもDISCOになかったけど、このスーパーにはあったので買って。
猫砂を最初に会計し、4つで28ペソとわかってて、野菜は6ペソちょい、油は4.60、チョコクリスピーが10何ペソか、キュウリの酢漬けが12か13かいくらかで…と値段をある程度把握していたからこそ気づいたことでしたが…
会計は107ペソとちょっとでした。
あれ!?ていうか、いつの間に107ペソなんかになるわけ!?
なんも買ってないし(笑)。そう思って、店を出た瞬間、レシートをチェックしたら、
PEPINOS MW 39,94 (きゅうり)
って書いてある!!
なんできゅうりの酢漬けが40ペソもするんじゃドアホ!!
というわけで、すぐ引き返して、きゅうりの酢漬けを返品してきました。実際の商品は、12ペソいくらかだったのに、システム上の値段の登録が、40ペソ近くの値段で間違えてされていたようです。差額を返してもらうのがシステム上難しかったので、返品して現金で返してもらいました。
なんでブログにこんなくだらない毎日のちょっとしたことを書いているかと申しますと…
これ、ブエノスではしょっちゅうなんです!!
さすがに毎回、とまではいきませんけど、それこそ、DISCOなどの大型チェーン店でもよくあります。普通の値段の登録違いだけでなく、今日の特売だったはずの商品が、特売前の通常値段のままだったりすることもよくあります。それとよくあるのが、レジ係の人による、1つしか買ってない商品を間違えて2回以上POSレジに通しているパターン。
日本じゃ普通、めったにありませんが、ここは日本じゃないんですから、すべてがうまくいくはずがない、くらいの勢いでかかっていかないとだめです。私はスーパーのレジなんて間違えてて当たり前、くらいの姿勢でいどんでいます(笑)。
なので、めんどくさいっちゃめんどくさいですが、把握できるくらいの量の買い物のときは、何を買ったか、それぞれがいくらくらいか、大雑把でもいいので脳内で軽くそろばんはじく(私はそろばんはできませんが…?)くらいの感じでざっくりやっています。
大量にまとめ買いするときは、家に帰ってからあとで気づいたりして、差額が少量だったりすると面倒でそのままにしたりしちゃうけど。だいたい買ったすぐあとに、レシートをざっと見つめて、軽く確認するようにはしてる。また、特売などのときは、POSに通しているときに、画面に出てくる値段に目を光らせたり。
あと油ですが、どこの商店でも、だいたい、「お客様1度の買い物につき、1つまで」という注意書きがあります。これ、ないときもあるのですが、だいたい、「1つ」もしくは「2つ」まで、と書いてあることが多いです。油だけでなく、砂糖とかもそう。

これらの基本的なものは、政府がお金を補助しているので、もともと安いんだとか?確かに、このインフレ激しい昨今、1ℓ近くの油が4,6 ペソ(100円以下)というのは破格。補助金が出ているため、まとめ買いをするな、1つまで2つまで、ということになっているらしい。砂糖、油だけでなく、鶏肉なども、時々、「お一人様1羽まで」と書いてあることがあります。
アルゼンチン人が毎日のように飲むマテ茶も、私たちが日本に帰っている間に、不足したか何かで(なんでだっけ?)値段が高騰したことがあったようです。そのときも、買い占めて高く売るような悪いヤツラが増えたようで、規制があったと聞いた。マテ茶の値段は、今ではだいぶおさまったようですが、以前よりは高くなったみたい。うちは買いだめしておいたのがまだあったので、帰ってきてからまだマテを買ってないので、実際感覚としてはわかりませんが…
まーほんと、色々あるアルゼンチンです。やれやれ。
昨日は、パラグアイの大統領が罷免され、伴い大荒れに荒れる街の人々がテレビで絶え間なく流れていました。先週は、ブエノスアイレスではトラックドライバー(camioneros)たちの大型のストライキがありました。それもテレビで散々見ました。アルゼンチンでは、トラックドライバーたちって、給料もよく、やたら力のある団体なのですよ…ヘンでしょ…。流通のキーをすべて握っているので、ヤツラが動き出すとナニモノも文句言えなくなるわけですわ…そしてこれが来ると、「そろそろ危ない」となるわけです。
南米はどこも情勢が不安定ではありますが、そういうの見るたびに、今までは遠くの出来事だったのに、「あちゃー。すごい国にいるもんだなぁ…」と思う今日この頃です。
来週はカミオネロたちのみならず、労働組合をあげての大規模な総決起集会的なものが、27日水曜日に開かれるそうです。おりしも、私の誕生日。太鼓をドンドン叩いてバースデーソングでも歌ってもらおうかしら。
まぁクライシスもアルゼンチンの名物ですから、しっかり楽しませてもらいますわ。
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よく行く近くのDISCO(大型チェーンのスーパーマーケット)では、いつも猫砂が売り切れなので、なくなるたびに、歩いてすぐのその個人スーパーへ砂を買いにいくのです。また、アルゼンチンは近頃、社会情勢が非常に不安定で(回りまわっていつもですが今は特に)、それとは直接的には関係ないとはしても、輸入規制を厳しくしていて、輸入品を完全にシャットアウトしている!輸入品がないということは、一部のものは限りなく不足しているわけで。食料関係はアルゼンチンは自給自足が100%以上できているので、輸入品がなくても問題ありませんが、他のものはいつどうなることやら…
前回の経済危機のときも、ペットフードなどが不足したようで人々は買いだめに走ったようです。だからというわけじゃないですが、猫砂が「もしものことがあって」なくなってしまえば、セサミもんがかわいそうなので、猫砂を買いに行くたびに、少なくとも4袋くらいは買います。
今日も猫砂を4袋、ついでに何か目に付いたものを、と思い、保安官の好きなケロッグのチョコクリスピー、おやつに作るチパの粉、夜サラダに使うトマトと赤玉ねぎ、サラダ油と、そして近いうちチキン南蛮を作りたかったので、その材料として、ちっさいキュウリが酢漬けになって瓶詰めしてあるやつあるでしょ?それもDISCOになかったけど、このスーパーにはあったので買って。
猫砂を最初に会計し、4つで28ペソとわかってて、野菜は6ペソちょい、油は4.60、チョコクリスピーが10何ペソか、キュウリの酢漬けが12か13かいくらかで…と値段をある程度把握していたからこそ気づいたことでしたが…
会計は107ペソとちょっとでした。
あれ!?ていうか、いつの間に107ペソなんかになるわけ!?
なんも買ってないし(笑)。そう思って、店を出た瞬間、レシートをチェックしたら、
PEPINOS MW 39,94 (きゅうり)
って書いてある!!
なんできゅうりの酢漬けが40ペソもするんじゃドアホ!!
というわけで、すぐ引き返して、きゅうりの酢漬けを返品してきました。実際の商品は、12ペソいくらかだったのに、システム上の値段の登録が、40ペソ近くの値段で間違えてされていたようです。差額を返してもらうのがシステム上難しかったので、返品して現金で返してもらいました。
なんでブログにこんなくだらない毎日のちょっとしたことを書いているかと申しますと…
これ、ブエノスではしょっちゅうなんです!!
さすがに毎回、とまではいきませんけど、それこそ、DISCOなどの大型チェーン店でもよくあります。普通の値段の登録違いだけでなく、今日の特売だったはずの商品が、特売前の通常値段のままだったりすることもよくあります。それとよくあるのが、レジ係の人による、1つしか買ってない商品を間違えて2回以上POSレジに通しているパターン。
日本じゃ普通、めったにありませんが、ここは日本じゃないんですから、すべてがうまくいくはずがない、くらいの勢いでかかっていかないとだめです。私はスーパーのレジなんて間違えてて当たり前、くらいの姿勢でいどんでいます(笑)。
なので、めんどくさいっちゃめんどくさいですが、把握できるくらいの量の買い物のときは、何を買ったか、それぞれがいくらくらいか、大雑把でもいいので脳内で軽くそろばんはじく(私はそろばんはできませんが…?)くらいの感じでざっくりやっています。
大量にまとめ買いするときは、家に帰ってからあとで気づいたりして、差額が少量だったりすると面倒でそのままにしたりしちゃうけど。だいたい買ったすぐあとに、レシートをざっと見つめて、軽く確認するようにはしてる。また、特売などのときは、POSに通しているときに、画面に出てくる値段に目を光らせたり。
あと油ですが、どこの商店でも、だいたい、「お客様1度の買い物につき、1つまで」という注意書きがあります。これ、ないときもあるのですが、だいたい、「1つ」もしくは「2つ」まで、と書いてあることが多いです。油だけでなく、砂糖とかもそう。

これらの基本的なものは、政府がお金を補助しているので、もともと安いんだとか?確かに、このインフレ激しい昨今、1ℓ近くの油が4,6 ペソ(100円以下)というのは破格。補助金が出ているため、まとめ買いをするな、1つまで2つまで、ということになっているらしい。砂糖、油だけでなく、鶏肉なども、時々、「お一人様1羽まで」と書いてあることがあります。
アルゼンチン人が毎日のように飲むマテ茶も、私たちが日本に帰っている間に、不足したか何かで(なんでだっけ?)値段が高騰したことがあったようです。そのときも、買い占めて高く売るような悪いヤツラが増えたようで、規制があったと聞いた。マテ茶の値段は、今ではだいぶおさまったようですが、以前よりは高くなったみたい。うちは買いだめしておいたのがまだあったので、帰ってきてからまだマテを買ってないので、実際感覚としてはわかりませんが…
まーほんと、色々あるアルゼンチンです。やれやれ。
昨日は、パラグアイの大統領が罷免され、伴い大荒れに荒れる街の人々がテレビで絶え間なく流れていました。先週は、ブエノスアイレスではトラックドライバー(camioneros)たちの大型のストライキがありました。それもテレビで散々見ました。アルゼンチンでは、トラックドライバーたちって、給料もよく、やたら力のある団体なのですよ…ヘンでしょ…。流通のキーをすべて握っているので、ヤツラが動き出すとナニモノも文句言えなくなるわけですわ…そしてこれが来ると、「そろそろ危ない」となるわけです。
南米はどこも情勢が不安定ではありますが、そういうの見るたびに、今までは遠くの出来事だったのに、「あちゃー。すごい国にいるもんだなぁ…」と思う今日この頃です。
来週はカミオネロたちのみならず、労働組合をあげての大規模な総決起集会的なものが、27日水曜日に開かれるそうです。おりしも、私の誕生日。太鼓をドンドン叩いてバースデーソングでも歌ってもらおうかしら。
まぁクライシスもアルゼンチンの名物ですから、しっかり楽しませてもらいますわ。
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お魚シリーズ:メロという名のお魚
最近、もっとお魚を食べようキャンペーンを始めました。
…今日からですが。
中華街へ行くと、お魚コーナーに新鮮な魚が売っています。アルゼンチンは肉というイメージが強いけど、ブエノスでも行くところに行けばそうやってお魚がたくさん手に入るわけで。しかも、頭と骨を落としたら、食べるところは減るとはいえ、多くのお魚はキロ当たり肉より安いです。
街にもお魚屋さんは結構ありますが、うちの近所には、中華街ほど品揃えがよく、鮮度もいいお魚屋さんはありません。臭い匂いを発している、近所のスーパーの魚コーナーでもあんまり魚買う気がしないし…
というわけで中華街へ行くたびに魚を買ってみようと。
(ちなみに、今日もゆってるそばから、豆腐屋さんで会計間違えられました、即座に指摘して返してもらいましたが…もうわざとやってるとしか思えなくなってきた…)
今日は、ブエノスでよく見かけるMeroという魚を買いました。アルゼンチンでしか獲れない魚なんだそう。ネットで調べてみたところ、日本名はラプラタメロというそうですが、日本で売っている「メロ」とは違います。最近は、メロ(銀ムツ)という商品名で、日本でも売っているみたいですが、それらはマジェランアイナメという魚らしく、アルゼンチンでは、メルルーサ・ネグラと言う名前。おそらくほとんど、日本へ輸出されているのだと思う。魚屋ではほとんど見たことないから。こちらの日本食レストランで一度ご馳走になったことありますが、油が乗って美味しいです。銀ムツの西京漬けとか、めちゃ美味しいけど、日本でも高いよね。
こちらのMeroは脂身がほとんど一切なく、身が結構固い、というか筋肉質というか。トラウトとかああいった感じの微妙な、のっぺりした生臭さがありますが、白身なのでまぁ料理はしやすいのかな?っていうか、アルゼンチンで見る魚ってほとんど白いですが。
私はセビチェをやるときに、よくメロを買います。ずっと前にブログに書いたことがあって、そこにMeroたんの写真も載せたので、見たい人がいたらぜひ。↓
魚屋さんの話
今日はこのメロさんを、うろこを取って、フィレにしてもらいました。何をやるかは決めないでとりあえず購入。冷蔵庫にあるものと相談して、適当にひらめいたのを作ります。この工程がとっても楽しい!わざわざメニューを決めて材料を買ってくるよりも、適当に買ってきたもので何か作り上げるのが面白くて、ほぼ実験とか、粘土コネコネの楽しさに近いです。ご飯はどうせ食べないといけないので、まぁしかるべき趣味(笑
最初は、メロは火を通すと固いし、ムニエルっぽくしようかと思って、小麦粉つけて、にんにくでこんがり…と思っていたけど、中華街で今日、お茶にしようと思って買ってきたレモングラスの束が!サラダに使ってちょっぴり残っていたパクチーが!タイが私を呼んでいる~~~
ということで、タイ風蒸し魚に決定。
うちは蒸し器はないので、お皿を反対に向けて中華なべに敷いて水を張って、その上にスープ皿のようなのにお魚のフィレを入れて、
レモングラス1本ざくざく切ったのと
しょうがの薄切りパラパラと
タカノツメを適当にちぎって上から載せて
ナンプラーをスプーン2杯くらい上からかけて
5~7分くらい強火でがーっと蒸してみました。

蒸しあがってから、パクチーをザクザク切って適当に散らしてみた。

取り分けてこんな感じ。ライムをしぼって。美味しかったけど、なんか足りないような…と思ったら、タイ風味なのに、砂糖を入れるのを忘れた!!なんかタイのこういうのってお砂糖入っているような?でもナンプラーは万能調味料、こういうの本当あうね。
けど、メロはやっぱり固いっていうか、歯ごたえがある。もっと火を軽く通したほうがいいのかな。お酒を入れたほうがよかったかな。これから色々お魚を買ってみて、改良して、これぞ!と思うレシピを見つけるのが楽しみです。
フィレにしてもらった後の、頭とアラも必ずもらって帰って来るけど、今日のアラは普通に煮付けにしてみました。お酒が入るせいか、こちらは、煮ても固くなかった。ので、アラ煮の方がメインより美味しかったのはオチです。けど、頭がドーンと鍋から出てくるのがキモチワルイのか、保安官は食べませんが(笑
ちなみにご飯は長めのお米で、ペルー風。油でいためて、にんにく風味をつけて炊き上げるのがペルーご飯みたいですが、手抜きで、ウルグアイのスーパーで買ってきたMaggiのキューブを時々使います。↓コレ

にんにくとねぎの香りがついたキューブで、美味しい。マギーの製品はアルゼンチンでも売っているので、アルゼンチンにもないとは限らないよな?と思って、度々チェックしてますが、いまだにアルゼンチンでは見たことがなく、ウルグアイへ行くたびについ買ってしまう一品。ちなみにブラジル産。
アジア系の料理と、ペルーの料理は、ハーブの使い方や、味付けの仕方がどこか似ているような気がして、相性がいいと思う。今日もこのご飯に、蒸したお魚から出たスープをかけて食べてみたら、バッチリ合いました!
今日は日曜日。こんなブログ記事を書いた後、有名なJorge Lanataと言うジャーナリストの「Periodismo para todos」という番組を見ていたら、今日のテーマの一つが、アルゼンチンの貧困層についてでした。アルゼンチンの食料供給率はとても高く、3億人分の食糧があるそうです。それに対し人口は4000万人。なんと750%の供給率。それなのに、政府がきちんと機能していないせいで、飢餓に苦しむ人がたくさんいる。政治家はどこの国へ行ったって、情けないのばかりですが、アルゼンチンの実際の内部はかなり崩壊しているようです。
そんなのを見ていたら、こんなくだらないブログ記事をアップする気が失せてきましたが、とりあえず既に書いてしまったのと、私が今この瞬間悩んでも、何も変えられないので、あげることにします。このジャーナリストの番組は、アルゼンチンの現実をあからさまに暴いていて、見ているとブルー入ってくるのですが、知らなければならないことばかりでつい見てしまう。いつも自分の中で消化してブログに書きたいと思うのですが、また別の機会にちゃんとやりたいです。
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…今日からですが。
中華街へ行くと、お魚コーナーに新鮮な魚が売っています。アルゼンチンは肉というイメージが強いけど、ブエノスでも行くところに行けばそうやってお魚がたくさん手に入るわけで。しかも、頭と骨を落としたら、食べるところは減るとはいえ、多くのお魚はキロ当たり肉より安いです。
街にもお魚屋さんは結構ありますが、うちの近所には、中華街ほど品揃えがよく、鮮度もいいお魚屋さんはありません。臭い匂いを発している、近所のスーパーの魚コーナーでもあんまり魚買う気がしないし…
というわけで中華街へ行くたびに魚を買ってみようと。
(ちなみに、今日もゆってるそばから、豆腐屋さんで会計間違えられました、即座に指摘して返してもらいましたが…もうわざとやってるとしか思えなくなってきた…)
今日は、ブエノスでよく見かけるMeroという魚を買いました。アルゼンチンでしか獲れない魚なんだそう。ネットで調べてみたところ、日本名はラプラタメロというそうですが、日本で売っている「メロ」とは違います。最近は、メロ(銀ムツ)という商品名で、日本でも売っているみたいですが、それらはマジェランアイナメという魚らしく、アルゼンチンでは、メルルーサ・ネグラと言う名前。おそらくほとんど、日本へ輸出されているのだと思う。魚屋ではほとんど見たことないから。こちらの日本食レストランで一度ご馳走になったことありますが、油が乗って美味しいです。銀ムツの西京漬けとか、めちゃ美味しいけど、日本でも高いよね。
こちらのMeroは脂身がほとんど一切なく、身が結構固い、というか筋肉質というか。トラウトとかああいった感じの微妙な、のっぺりした生臭さがありますが、白身なのでまぁ料理はしやすいのかな?っていうか、アルゼンチンで見る魚ってほとんど白いですが。
私はセビチェをやるときに、よくメロを買います。ずっと前にブログに書いたことがあって、そこにMeroたんの写真も載せたので、見たい人がいたらぜひ。↓
魚屋さんの話
今日はこのメロさんを、うろこを取って、フィレにしてもらいました。何をやるかは決めないでとりあえず購入。冷蔵庫にあるものと相談して、適当にひらめいたのを作ります。この工程がとっても楽しい!わざわざメニューを決めて材料を買ってくるよりも、適当に買ってきたもので何か作り上げるのが面白くて、ほぼ実験とか、粘土コネコネの楽しさに近いです。ご飯はどうせ食べないといけないので、まぁしかるべき趣味(笑
最初は、メロは火を通すと固いし、ムニエルっぽくしようかと思って、小麦粉つけて、にんにくでこんがり…と思っていたけど、中華街で今日、お茶にしようと思って買ってきたレモングラスの束が!サラダに使ってちょっぴり残っていたパクチーが!タイが私を呼んでいる~~~
ということで、タイ風蒸し魚に決定。
うちは蒸し器はないので、お皿を反対に向けて中華なべに敷いて水を張って、その上にスープ皿のようなのにお魚のフィレを入れて、
レモングラス1本ざくざく切ったのと
しょうがの薄切りパラパラと
タカノツメを適当にちぎって上から載せて
ナンプラーをスプーン2杯くらい上からかけて
5~7分くらい強火でがーっと蒸してみました。

蒸しあがってから、パクチーをザクザク切って適当に散らしてみた。

取り分けてこんな感じ。ライムをしぼって。美味しかったけど、なんか足りないような…と思ったら、タイ風味なのに、砂糖を入れるのを忘れた!!なんかタイのこういうのってお砂糖入っているような?でもナンプラーは万能調味料、こういうの本当あうね。
けど、メロはやっぱり固いっていうか、歯ごたえがある。もっと火を軽く通したほうがいいのかな。お酒を入れたほうがよかったかな。これから色々お魚を買ってみて、改良して、これぞ!と思うレシピを見つけるのが楽しみです。
フィレにしてもらった後の、頭とアラも必ずもらって帰って来るけど、今日のアラは普通に煮付けにしてみました。お酒が入るせいか、こちらは、煮ても固くなかった。ので、アラ煮の方がメインより美味しかったのはオチです。けど、頭がドーンと鍋から出てくるのがキモチワルイのか、保安官は食べませんが(笑
ちなみにご飯は長めのお米で、ペルー風。油でいためて、にんにく風味をつけて炊き上げるのがペルーご飯みたいですが、手抜きで、ウルグアイのスーパーで買ってきたMaggiのキューブを時々使います。↓コレ

にんにくとねぎの香りがついたキューブで、美味しい。マギーの製品はアルゼンチンでも売っているので、アルゼンチンにもないとは限らないよな?と思って、度々チェックしてますが、いまだにアルゼンチンでは見たことがなく、ウルグアイへ行くたびについ買ってしまう一品。ちなみにブラジル産。
アジア系の料理と、ペルーの料理は、ハーブの使い方や、味付けの仕方がどこか似ているような気がして、相性がいいと思う。今日もこのご飯に、蒸したお魚から出たスープをかけて食べてみたら、バッチリ合いました!
今日は日曜日。こんなブログ記事を書いた後、有名なJorge Lanataと言うジャーナリストの「Periodismo para todos」という番組を見ていたら、今日のテーマの一つが、アルゼンチンの貧困層についてでした。アルゼンチンの食料供給率はとても高く、3億人分の食糧があるそうです。それに対し人口は4000万人。なんと750%の供給率。それなのに、政府がきちんと機能していないせいで、飢餓に苦しむ人がたくさんいる。政治家はどこの国へ行ったって、情けないのばかりですが、アルゼンチンの実際の内部はかなり崩壊しているようです。
そんなのを見ていたら、こんなくだらないブログ記事をアップする気が失せてきましたが、とりあえず既に書いてしまったのと、私が今この瞬間悩んでも、何も変えられないので、あげることにします。このジャーナリストの番組は、アルゼンチンの現実をあからさまに暴いていて、見ているとブルー入ってくるのですが、知らなければならないことばかりでつい見てしまう。いつも自分の中で消化してブログに書きたいと思うのですが、また別の機会にちゃんとやりたいです。
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私のスペイン語
先日、八百屋さんへ行ったときのこと。
「にんじん1キロの半分と、じゃがいも1キロください!ああ、あとにんにくも!」
と一通りの買い物が終って、お会計が12ペソ。小銭ピッタリあったので、12ペソちょうどを手渡すと、八百屋のお姉さんが、
「Muy amable!」
ムイ・アマブレ、とは、「ご親切に!」というような意味ですが、ブエノスの人はちょっとしたことで、ありがとうの代わりのようによく使います。八百屋さんなどで、お金をピッタリ渡すと、まず例外なく言ってくれます。言われると、なんだかにっこりほっこりしてしまう言葉。
野菜が入ったビニール袋を提げて歩きながらほっこりついでに、何故だか突然
「あ~そういえば、いつの頃から八百屋さんで1人で買い物できるようになったのだろう!嬉しいなぁ!」
となんだか感慨深くなってしまいました。スペイン語読みのアルファベットもいえないような、スペイン語ゼロ状態でブエノスに移り住んだ私、考えてみれば、お兄さんお姉さんに、重さで野菜の名前を言って注文するようなこっちの八百屋さんで、来た当時は1人で買い物できるはずもなかったのです。野菜の名前だってひとつも知りませんでした。もちろん、値段を言われたってわからなかったし。
それだけでなく、にんじんが、キロの半分でどのくらいになるか、じゃがいもが1キロでどんなものか、というのも、今までキロ単位なんかで野菜を買ったことのなかった私、わからなくて、「じゃがいもキロ半分」とか頼んじゃって「キロ半分じゃいくらもないよ」なんてこともよくありました。
また別の日、満員のバスに乗っていたとき、隣に乗っていたお兄さんから、
「あとで今通っている場所に帰って来たいんだけど、地下鉄でも帰ってこれるかしら?この道の最寄の地下鉄の駅ってどこ?」
とちょっとトリッキーな質問をされました。
ちょっと考えた後、
「えーと。ここから行ったら、右に8ブロックほどいって地下鉄の駅、あとは反対側にも同じくらいいかないと、地下鉄の駅はないわねぇ…」
「とすると、やっぱりバスで帰って来るのが一番いいね?どうもありがとう。」
あーすごい私にもわかった!!人の役に立てた!!となんだか感激して胸が高鳴りました(笑)。
これだってそういえば、何故だかわからないけど、どうみても自身が道に迷っていそうな外国人(私)に、かまわず道を尋ねてくるアルゼンチン人に
「あーわかりません(スペイン語が)!ペルドンペルドン!(ごめんごめん!)」
と逃げていた私が数年前はいたのでした。道がわからない以前に、何を話しかけられているのかすらわからなかったのでした。。。
そして今日。
タクシーに乗っていたところ、途中の信号で運転手さんが
「ああっと!そういえばカーナビをトランクに入れたままつけるのを忘れてたんだ、ちょっとまってて」
信号待ちの瞬間にドアを飛び出て、トランクをあけてカーナビを手に運転席へ戻って…
「えーと、ところで、○○○へはどうやっていけばいいのかな?まっすぐ、それともどこかで左に曲がるの?」
ブエノスの運転手さんたちは、道を言えばどうやっていくのかすぐわかる、人間グーグルマップ。こういうこと聞かれるのはとても珍しいことです。
「ここをまっすぐ行くと突き当たりがサンタフェ通りでしょ?」
「うんうん、そこに行くまでにどこかで左に曲がるだろ?」
「いやいや、曲がらなくて大丈夫。そっちじゃないよ。このまままっすぐ行って、突き当たったら○○の角を曲がって3~4ブロック行くんだけど…」
「ああ、そうか!わかった、ありがとう。」
私のくせに、運転手さんに道の説明をしている!
しかもスペイン語で!!
タクシーを降りるとき、
「いやぁ、道のこっち側へはまだ来たことがなくってね。助かったよ。まだタクシーの運転手をはじめて間もないんだ。」
「そうだったのね。どうもありがとう。またね。」
とお金を渡しながら降りるときに、
「Suerte!」(グッドラック!みたいな意味でこれもまたとても気軽によく使う)
と、「(はじめたばかりで、うまくいきますように)頑張ってね!」というような意味を込めて言ったら運転手さんも、にっこり嬉しそうにしてくれました。
そして私も、あ、こういう気の利いたところで「スエルテ!」っていえてる!と自分のなんちゃってスペイン語に嬉しくなりました。
私はこちらへ来て、すぐUBAのスペイン語コースにレベル0から入って、夏休みの間に保安や保安の家族に教えてもらいながらレベル1を個人で勉強して、またUBAに戻って、レベル2をやって3の間にワールドカップがあり、応援にかまけているうちにクラスを休むようになり、休みついでに最後の試験を受けなかったまま、今に至ります。。。はい、その通りで、ぐうたらです。
なので、まともにスペイン語勉強したのはかなり中途半端で、今できているスペイン語だって、その頃学校で習った部分だけで、かなり適当で文法とかもめちゃくちゃ怪しい。。。
がむしゃらに勉強して、2年半もいたら、ペラペラで、ネイティブともよどみなく政治の話ができたりする人だって、たくさんいます。私は、最近になってやっとテレビが半分くらい理解できるようになったくらいで、かなりのんびりな成長の仕方です。
それでも、マイペースに、これからも楽しくスペイン語を自然にでもいいから生活から学んで、いつか、こんな日々の出来事なんか当たり前で気づかなくなるような日が来るといいなぁと思います。でも、気づけるからこそ毎日楽しいのかもなぁ。
今は、ああもっと、色んな人と話してみたいから、一生懸命勉強しなくちゃ!という気づきをこういったささいな出来事から感じる毎日です。
…実際やるかどうかは別としてね(笑)。
最後まで読んでくれてどうもありがとう。ランキングに参加中です。カチカチっとクリックしていただけるとテンションあがります!コメントも、気軽に残してくださるととても喜びます。

「にんじん1キロの半分と、じゃがいも1キロください!ああ、あとにんにくも!」
と一通りの買い物が終って、お会計が12ペソ。小銭ピッタリあったので、12ペソちょうどを手渡すと、八百屋のお姉さんが、
「Muy amable!」
ムイ・アマブレ、とは、「ご親切に!」というような意味ですが、ブエノスの人はちょっとしたことで、ありがとうの代わりのようによく使います。八百屋さんなどで、お金をピッタリ渡すと、まず例外なく言ってくれます。言われると、なんだかにっこりほっこりしてしまう言葉。
野菜が入ったビニール袋を提げて歩きながらほっこりついでに、何故だか突然
「あ~そういえば、いつの頃から八百屋さんで1人で買い物できるようになったのだろう!嬉しいなぁ!」
となんだか感慨深くなってしまいました。スペイン語読みのアルファベットもいえないような、スペイン語ゼロ状態でブエノスに移り住んだ私、考えてみれば、お兄さんお姉さんに、重さで野菜の名前を言って注文するようなこっちの八百屋さんで、来た当時は1人で買い物できるはずもなかったのです。野菜の名前だってひとつも知りませんでした。もちろん、値段を言われたってわからなかったし。
それだけでなく、にんじんが、キロの半分でどのくらいになるか、じゃがいもが1キロでどんなものか、というのも、今までキロ単位なんかで野菜を買ったことのなかった私、わからなくて、「じゃがいもキロ半分」とか頼んじゃって「キロ半分じゃいくらもないよ」なんてこともよくありました。
また別の日、満員のバスに乗っていたとき、隣に乗っていたお兄さんから、
「あとで今通っている場所に帰って来たいんだけど、地下鉄でも帰ってこれるかしら?この道の最寄の地下鉄の駅ってどこ?」
とちょっとトリッキーな質問をされました。
ちょっと考えた後、
「えーと。ここから行ったら、右に8ブロックほどいって地下鉄の駅、あとは反対側にも同じくらいいかないと、地下鉄の駅はないわねぇ…」
「とすると、やっぱりバスで帰って来るのが一番いいね?どうもありがとう。」
あーすごい私にもわかった!!人の役に立てた!!となんだか感激して胸が高鳴りました(笑)。
これだってそういえば、何故だかわからないけど、どうみても自身が道に迷っていそうな外国人(私)に、かまわず道を尋ねてくるアルゼンチン人に
「あーわかりません(スペイン語が)!ペルドンペルドン!(ごめんごめん!)」
と逃げていた私が数年前はいたのでした。道がわからない以前に、何を話しかけられているのかすらわからなかったのでした。。。
そして今日。
タクシーに乗っていたところ、途中の信号で運転手さんが
「ああっと!そういえばカーナビをトランクに入れたままつけるのを忘れてたんだ、ちょっとまってて」
信号待ちの瞬間にドアを飛び出て、トランクをあけてカーナビを手に運転席へ戻って…
「えーと、ところで、○○○へはどうやっていけばいいのかな?まっすぐ、それともどこかで左に曲がるの?」
ブエノスの運転手さんたちは、道を言えばどうやっていくのかすぐわかる、人間グーグルマップ。こういうこと聞かれるのはとても珍しいことです。
「ここをまっすぐ行くと突き当たりがサンタフェ通りでしょ?」
「うんうん、そこに行くまでにどこかで左に曲がるだろ?」
「いやいや、曲がらなくて大丈夫。そっちじゃないよ。このまままっすぐ行って、突き当たったら○○の角を曲がって3~4ブロック行くんだけど…」
「ああ、そうか!わかった、ありがとう。」
私のくせに、運転手さんに道の説明をしている!
しかもスペイン語で!!
タクシーを降りるとき、
「いやぁ、道のこっち側へはまだ来たことがなくってね。助かったよ。まだタクシーの運転手をはじめて間もないんだ。」
「そうだったのね。どうもありがとう。またね。」
とお金を渡しながら降りるときに、
「Suerte!」(グッドラック!みたいな意味でこれもまたとても気軽によく使う)
と、「(はじめたばかりで、うまくいきますように)頑張ってね!」というような意味を込めて言ったら運転手さんも、にっこり嬉しそうにしてくれました。
そして私も、あ、こういう気の利いたところで「スエルテ!」っていえてる!と自分のなんちゃってスペイン語に嬉しくなりました。
私はこちらへ来て、すぐUBAのスペイン語コースにレベル0から入って、夏休みの間に保安や保安の家族に教えてもらいながらレベル1を個人で勉強して、またUBAに戻って、レベル2をやって3の間にワールドカップがあり、応援にかまけているうちにクラスを休むようになり、休みついでに最後の試験を受けなかったまま、今に至ります。。。はい、その通りで、ぐうたらです。
なので、まともにスペイン語勉強したのはかなり中途半端で、今できているスペイン語だって、その頃学校で習った部分だけで、かなり適当で文法とかもめちゃくちゃ怪しい。。。
がむしゃらに勉強して、2年半もいたら、ペラペラで、ネイティブともよどみなく政治の話ができたりする人だって、たくさんいます。私は、最近になってやっとテレビが半分くらい理解できるようになったくらいで、かなりのんびりな成長の仕方です。
それでも、マイペースに、これからも楽しくスペイン語を自然にでもいいから生活から学んで、いつか、こんな日々の出来事なんか当たり前で気づかなくなるような日が来るといいなぁと思います。でも、気づけるからこそ毎日楽しいのかもなぁ。
今は、ああもっと、色んな人と話してみたいから、一生懸命勉強しなくちゃ!という気づきをこういったささいな出来事から感じる毎日です。
…実際やるかどうかは別としてね(笑)。
最後まで読んでくれてどうもありがとう。ランキングに参加中です。カチカチっとクリックしていただけるとテンションあがります!コメントも、気軽に残してくださるととても喜びます。

