CHOCO★BLOGG 2011年04月

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猫と植物

今日は、日系人の方たちが開催した、「秋の祭り」というイベントがCOA(沖縄連合会会館)というところであったので遊びにいってきました!

ブエノスアイレスは秋です。といってもまだまだ半そでにサンダルの日も多いけど。今日も夕方頃お日様でてきてからはちょっと汗ばんで暑かった。11月から3月一杯までずーっと夏みたいな感じなのでやっぱ暑い時期が長いよね。初夏生まれで夏大好きな私にとっては嬉しいです。

アルゼンチンの日系人といえばイコール沖縄のひとたち、っていうくらい沖縄人の日系移民の方たちが多いです。今日みたいなイベントでは、盆踊りしたり、ラッフルがあったり、おにぎりとか焼き鳥の食べ物が売ってたり、日本に由来のある出店がたくさん出ていたりして、日系の各団体がよく似たようなのをやっている。今日のは沖連の中の体育館みたいなところであってた。こういうところだと、今までアルゼンチンで日本の文化を大事に暮らしてきた日本の血が流れるアルゼンチン人の方々(要するに日系アルゼンチン人)と交流ができておもしろい。顔は同じなのに日本語が話せる人あり、片言なひとあり、スペイン語オンリーの人あり。

私も保安や友だちと一緒に、チョリパン(チョリソーをはさんだパン。日本食じゃないし…w)食べたり、韓国のアイス食べたり、うろうろして折り紙買ったりワンカップもらったりしてお祭り気分を楽しんだ。

そんでさー。出店のひとつに植物を売ってるところがあったんだ。夕方7時近くなってみな店じまいを始める中、その鉢植えのお店が、売れ残った植物をモッテケドロボ-やってた。袋にどさっと入れて叩き売り。元はいくらで売ってたのかしらないけど、4つで10ペソだよー!っていうからやっすぅーと思って見ていたら、もひとつもってきな、とひとつ追加して5つで10ペソ。観葉植物的なのが多かったけど、今年の夏、植物なにも育たず枯れちゃったので、これはドロボーモッテコーと思って、購入。

お店で売ってくれたおにいちゃんに、名前を全部紙に書いてもらってきた。

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手前左から反時計回りに、cineraria、lantana、アロエ(それはさすがに知ってたので書いてもらわなかった)、filodendro、ficus、そしてセサミもん。あ、セサミもんは今日の買い物じゃなくてうちに前からいたけど。

ネットで調べてみた。cineraria、っていうのは良く見るけど、日本名だと、シロタエギク、っていうみたい。言われて見れば葉っぱをこすると菊のような匂いがする。

シロタエギク(白妙菊)の四季の移り変わりの画像 シロタエギクの種類と育て方

lantanaってういうのは日本語で調べてもランタナ、で、売り子のお兄ちゃんいってたけど、アルゼンチンでは雑草らしいw 確かに最後まで売れ残ってたわ。黄色のお花でみかけもあんまりよくないけど葉っぱをさわるとかんきつ類っぽいさわやかな匂いがする。

ランタナ

アロエはアロエ。この種類は飼ったこと(日本語間違えてる気がするがまぁいい)なかったけど、一家に一鉢どころか普通5鉢くらいはあるのがアロエ。やけどとかにいいし、アロエ欲しかったのでちょうどいい。

filodendroっていうのは、お兄ちゃんも、日本でもフィロデンドロだよ、っていってたけどそうだった。和名ではシロガネカズラともいうそうだ。名前知らなかったけど、良く見るし、たくさん種類もあるみたい。これは、たぶん、

フィロデンドロン・オルナツム

これかな~?それかこれに近い種類かな?葉っぱはこんなにつやっぽくないから違うかも知れんけど、原産地ブラジルってかいてるし近いからこれにしとこ。…って、ていうか

さといも科!!??

サトイモか?ほええ。言われて見れば、葉っぱさといもっぽいかも…

ficus(フィカス)っていうのはよくわからんかったけど、よくみるような。ゴムの木の仲間らしい。

てか買ってから気づいた。そういえばうちにはセサミもんがいたこと…

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絶対点検して匂いかいで端からかじるよなと。すっごいみてる。やっぱり…

っていうのも、猫に毒のある植物ってたくさんありすぎるので、猫を飼う人は、観葉植物とか切花生けたりとか、あきらめたほうがいいっていうほど。中でもユリは有名。ユリを食べたりなめたりすると、即死してしまうくらい猫にとっては猛毒なんだとか!あと不思議なところでは、玉ねぎとかねぎとか。これは犬もそうらしいけど、玉ねぎ中毒っていう嘘みたいなアレルギーがあるんだとさ。

10ペソで死んでもらったらたまらない。というわけで猫に中毒のある植物を調べてみた。

猫にとって危険な植物

猫にとって危険な植物 all about

なんちゅーか。全部だめじゃんって感じだなこりゃ。

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ランタナの植わってる鉢のわきに、笹っぽい麦っぽいすすきっぽい仲間の雑草が生えてたので、それを中心に食べていただいた。猫草でもあるし、こういう形の植物なら大抵大丈夫。セサミもんも、これを中心に狙って食べてた。ガツガツ食べてるやつは、さすがに大丈夫だろう。猫だし、犬と違って毒を自ら食べたりすることはない。

しかし…

どうやら、背の高いフィカスと

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フィロデンドロも気になるようで、フィロデンドロは、葉っぱ2枚ほどに歯型をつけられた。猫にとって危険な植物見てみると、クワ科(フィカス)もサトイモ科(フィロデンドロ)もどちらも一応有毒のようである。まぁ、進んでかじるくらいなので少量なら大丈夫なんだろうけれども、心配なので一応おふたかたとも、セサミもんの手の届かないところへ避難していただいた。私たちが寝ている隙を狙ってかじられてもこまるので、かじりそうになるたびにダメ、と教えてたらもう興味を持たなくなったみたい。よしよし。そして、お兄さんに、これは外においてね、といわれたほかの3つは、窓際ほどの小さな小さなベランダ的なところへ出した。

猫草とかは、おなかの毛玉を吐いたりするのに良く食べるし、うちでも時々育てるけど、バリバリ食べてる。でもすぐ枯れちゃうのでいつもある状態に保つのはやっぱ難しいけど。だから、そんなに食べたけりゃ、猫草に似ている風のランタナの横の雑草を食べてねーセサミもん。しかしキャットフード(それもカリカリのみ)とかつおぶしと、たまのパルメザンチーズ以外なーんも食べない猫なのに、草だけは大好きなんだよねこのひと。。。困ったもんだ。

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しかしちょっとさすがに調子こいて食べ過ぎたようでげふー。反省。食べ残しの雑草落ちてますがお嬢さん…


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テーマ : 猫のいる生活
ジャンル : ペット

ブエノスアイレス国際映画祭

BAFICI(Buenos Aires Festival Internacional de Cine Independiente)、ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭が今月6日から始まりました!今年で13回めだそうです。去年はスペイン語の学校とかいってたせいもあり、もうすぐ映画祭だとわかっていながらもぼやぼやして気づいたら最終日!とかいうぼんやりで、相当ショックだったので今年はばっちり見るぞ!と思っていたのですが、今年もだいぶん前からもうすぐ来るなーと思いながら気づいたの、開始の1日前というあいかわらずのボケぶりです。ツイッターとかある時代は、こういう脳細胞死に絶え人にとってリマインダーになるのでほんと便利でいいわ。

BAFICI オフィシャルウェブサイト

なにしろ、出展映画は何百とあるので、見たい映画を選ぶだけでも大変!一晩ウェブサイトとにらめっこでとりあえずいくつか気に入ったのを選び、さっそく前売りを買いに行きました。1つの映画につきだいたい3回くらいしかやらないので、三池崇史とか、アッバス・キアロスタミとか、ある程度名の知れた監督の映画や話題の映画とかは、前売りの段階で、始まる前から売り切れくらいのいきおいです。前住んでいた、スコットランドのグラスゴーと言う街も、例外なくそうであり、今でも大好きですが、こういう、住人が文化に関心のあるカルチャーがある街はほんと楽しいです。

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何百という映画の中から、自分が好きそうなのを選ぶのは大変!とはいっても、それこそがインディペンデント映画祭の楽しみなんだよね。もともとインディーキッズだったので、映画学校出たての監督と、俳優学校出たての俳優が作った映画!とか、自主制作映画的なものとか、まだ無名に近い監督の映画とかもうそのステイタスだけでムダに萌えます。単純に映画も好きだけれど、それよりも、ひとつのマイナーな事象に心騒ぐというのは、その筋の人なら、うんうんとうなずけるであろう、ある種の病気です。100枚限定のシングルとか言われるだけで無条件に萌えるあれです。ダンボール積み上げた中から、かっこいい7インチを偶然、幸運にも見つける感じと、何百の映画から偶然選んで、気に入っていい映画に出会ったときの喜びはにているんだよー。

ま、とはいえ、スペイン語で映画ぶっ通しでみる自信や勇気など、まだまだこれっぽちもありませんので、わたしが見に行ける映画は、英語か日本語の作品。なのでかなり選択肢が減るので、いくら何百あるとはいっても、だいぶ選ぶの楽ですがそれでもたくさんあります。そんなかからとりあえず選んだのは、「Weekend」というイギリス映画と、「Peace」という日本のドキュメンタリー。日本の映画もたくさん出展されてます。

初日はこの「Weekend」を見ました。

Weekend Official

ゲイの男の子同士が、クラブで知り合ってからの、ひとつの週末をめぐって話が進んでいく、ゲイのカップルのラブ・ストーリー。とだけ言うとどうも陳腐な感じに聞こえちゃうんだけど、どっこい割と深いヒューマンドラマで、とても面白かったです。やっぱりイギリス映画のこういう、笑っても転がっても、どうしても底抜けにハッピーになれない湿った匂い、頑張っても影が出てしまう感じ、好きです。誰もが、一度や二度は味わったのことのあるやりきれないせつなさが伝わってきて。

ゲイの映画とかって、やっぱりゲイの人が多く見に行くのかな~。ちらっとあたりを見回したら何組かゲイっぽいひとたちは目に付いたけど。素朴な疑問。ゲイの人は、楽しくて優しくていい人が多いので私は大好きだけどね。

2日目の今日は、偶然ツイッターでフォローするようになって知った想田和弘という監督の「PEACE」というドキュメンタリーを見ました。過去ドキュメンタリー2作、「選挙」「精神」で各国の映画祭で様々な賞を受賞しており、近作の「PEACE」も香港の映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を既に受賞しているとのこと。猫をたくさん飼っている男性が出てくる映画でもあったので、猫好きの不純な動機が騒いだのもあって。

PEACE OFFICIAL

こちらもとても良いドキュメンタリーでした。だいぶひきこまれました。もともとこの監督の手法として、先にテーマを決めない、というのがあるそうで、近作は他の作品と違う始まりだったそうですが、それでも手探りで撮っていくうちに作品ができてくるってミラクル・ゴッド・ハンド。素敵だなぁと思います。福祉の状況、素朴であったかい岡山弁、猫の社会、お年寄りたちがお年寄りを支える今の日本の社会、などの風景が垣間見えて、いろんなことを考えさせられました。特にうちのオカンは、一時期、老人介護のケアマネージャーとして働いていたので、重なるところがありました。

そんなわけで、とりあえず今のところあたりくじ2本ひいています!

WeekendもPeaceも、第一回目の上映が終ったばかりであと2回ずつあるので、何を見ようか迷われている方がもしいたら、とりあえずお勧めします。でもこういった映画はこればっかりは好みがあるので一概に絶対お勧め!ってわけにはいかないもんね。例えば私は、映画祭でも売り切れてるような、なんちゅうかバイオレンスとかホラーとか、レイプシーンが出てくるようなのとか、ギャグだったとしてもそういったジャンルの映画はあまり好きでなく理解できないし…

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面白いのが、毎日、こうして、新聞がフリーで、でる。これは初日の分と、今日2日目の分。あとパンフレットがあって、中綴じは、観光客向けのブエノスアイレスの地図だったりします。ちゃんと考えてるねー。

私はあとはとりあえず、「Separado!」、「春との旅」、「Upside Down: The Creation Records Story」を見に行きます。どれも楽しみ!

他にも気になる映画いくつかあるので、4月17日までの開催中1日1本を目標にがんがんみようと思います。チケット売り切れないうちに早く決めなくちゃ。なんしろ、一番多くの映画がやる会場がうちから歩いて10分くらいなんで。幸せ。こりゃ通わないわけにはいかんでしょ。しかも映画1人で見に行くの好きなんで、こういうタイプの映画祭は、同志(ひとりで来てる人)もたくさんいて気が楽でいいです。だいたい保安くん一緒についてくるけど。

週末はストリートを開放して、青空映画もやってるよ。太っ腹ー。去年はジブリの映画とかやってた確か。

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第14回目のBAFICIまでには、スペイン語でも映画みれるようにしとこ!という大いなる目標。なんしろ、そうじゃないことには、英語圏&日本語の映画以外の他の国の映画もみれないんだから悲しいことに。アルゼンチン映画産業盛んなのに、そしてもちろんアルゼンチン映画たくさんやるのに、ひとつも見れないってやばいよね。字幕あるなら見るけどね。でも字幕つきで映画みるのって忙しいから大変だよね。特にアルゼンチン語、早口だから、字幕つきでみても、映像を全然たのしめないし…

ガンバろ。やるかやらないかは別としても(笑)とりあえず気持ちだけは。いやぁ、だから、「やってない」から伸びないんだからさ、やろうよ自分。


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テーマ : 最近見た映画
ジャンル : 映画

ペルー料理レストラン

昨日も映画祭に行ってきたのですが、昨日は友だちと連れ立って見に行ったので、みんなで帰りにご飯を食べに寄りました。場所は、アバストショッピングセンターの真後ろにある lavalle y agüero にある、Mamaniというペルー料理レストラン。

よく歩いて通る道にあり、夜はいつもたくさんのお客さんが入ってにぎわいを見せている人気のお店なので、いつも気になってはいたんだけど、誰からもおいしいとか、行ったことある、とかうわさをちっとも聞かないので、なんとなくスルーしていたところ。

店の看板に、店の名前とともに、「peruano turístico」と書いてあるのがまず謎…え?観光的ペルー料理で、本物っぽくなくいんちきなのか?観光客向けなのか?とか適当なことをいいながら、笑っていると、「アミーゴス!」と店員に呼ばれなかに誘導されました。

外には料理の写真がライトアップされたメニューがたくさんはってあって、ペルーに行くとこういう、いい感じに安っぽいレストランよくあるよなぁという雰囲気を醸し出しているので、ペルーによくある感をturísticoで出したかったのか?まぁそういうどうでもいい読みはもういいとして…

店内に入ったら、ほぼ全員、店員も客人もペルー人…!まるでペルーに来たような気分がしました。ああそういう意味でturístico…(←しつこいし、我ながら意味がわからない)

メニューは、これもよくあるペルー meets チャイナ、ペルー料理と中華料理と両方おいてあり、両方がミックスしたようなメニューもあって、という感じ。テーブルクロスもなく、店もファミリーレストラン風でお気軽感満載なのにもかかわらず、値段がすべて1皿70ペソからくらいして、結構割高。なんでかしら。

メニューとしばらくにらめっこしつつも、やっぱりペルー料理というと、ついついセビチェを頼んでしまう我々。逆に言えばセビチェが食べたいからペルー料理に行く。やっぱり今回も芸なくセビチェを頼みました。それから、魚介類のフライ。

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てか…でかっ!!

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フライもてんこもり!

なるほど、それで値段が高いのか、と納得。1皿2人分は余裕であります。4人で2皿頼んだけど、全部食べきれませんでした。こんな山盛りのセビチェみたことない…。でも下の方はたまねぎの千切りがひいてあるので全部シーフードではないにしても、それにしても多い。

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右にあるのは、1.5リットルだか2リットルだかの大きいミネラルウォーターのボトルです。比べると、料理がどんだけでかいかわかるでしょ…

この2つ、時間が結構かかって長く待ったんだよね。山盛りだからやっぱり時間がかかるんだろう、というのと、あと、こういう系のペルー料理を頼むお客さんが割りとすくないようで。ほとんどのお客さんは、Pollo Broster(鶏の丸焼きペルー風)を頼んでいる。ペルーの鶏の丸焼きは(あのぐるぐる回っているうちに、外がこんがり焼けていくあれ)にんにくがきいてめっちゃ美味しいやつです。それに、食べすぎで人が殺せるくらい大量にありすぎる山盛りを超えた太切りポテトフライ、サラダもつくのかな?それが各テーブルに、どんどん運ばれていく。ペルー人で家族で来てるお客さんは、みな例外なくそれを頼んで、みんなで切りわけて、おいしそうに食べていました。どんどん運ばれる山盛り料理、オオー!スゲー!デカー!

つかさ、ウケるのが…

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エビ、殻つきのまま衣つけてあげちゃってますし…

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貝までころもつけて殻ごと…

(まぁその前に貝のフライなんて聞いたことないがw)

しっかしやること大胆ですねぇ。

味の方は…まぁまぁ。わーぁデカーっ!!っていうインパクトなしで普通のサイズだったらお得感が出ないので、それっきりで終っちゃいそうなお味。でかくてお得感あり、食べ応えもある、という点が味をカバーするため、あれ?結構よくねぇか?とよくある勘違いの魔法にかけられてしまうタイプのお店でした。まぁ、セビチェは普通に美味しかったけどね。つか寿司とかと一緒で、セビチェはセビチェと言う料理法がもうすでに美味しいわけで、セビチェであるということだけでもう普通においしくなれる、と思うので、セビチェがまぁまぁ美味しいのは、特に感動的なことではなく、フツーの出来事だと思います。

そういえば、セビチェについて新しく知ったこと。割とよく知られたことだそうで、インターネットでも書いてあるところがたくさんありますが、

「ペルーに移住した日本人が、酢の物の代わりとして考案したものとする説がある」んだそうなんです。知らなかった。その説が本当だとしたら、日本人の口に合うのは当たり前です。

フライの方は、単に、油で揚げてあるだけであって、味とかは特についていなく、塩とかテーブルに出してあるソースで勝手に味付けて食え、というよくある南米方式でした。

たぶん、ペルーの都市のそこらへんの道端によくある、食堂的な感覚を再現したお店だと思います。だから気軽にファミリーでも入れるし、ペルー人たくさん食べに来るんだろうなー。アバストのあたりは、ペルー料理屋さんが多くて、たぶんペルー人がたくさん住んでいるエリアなんだと思います。道端で野菜と一緒にインカコーラなどペルーグッズ売ってるひとたちも見るし。

なんだかペルーにちょっくら行ってきたような気分にさせてくれるレストランでした。今度は鶏の丸焼き頼むぞー!


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テーマ : こんなお店行きました
ジャンル : グルメ

チョコクリスピー

さっき、小腹が減って、夜にこんなものいかんいかん、と思いながらも、ケロッグのチョコクリスピーを食べていました。なんとなく気になって、チョコクリスピーのことをネットで調べていたら、こんな記事が。

チョコクリスピーの猿ってどこに消えたの?

日本では、チョコクリスピーといえば、昔は日本ローカルのキャラクターでお猿さんがいたそうなんですが、それが

ココくん

(イメージは www.kellogg.co.jp から借りてきました)

このココくんというキャラクターに変わった、ってことについて上のURLでは談義が広がっているんですが、ココくんもどうやらこうやってみると「熊のできそこない」ではなくて、おさるさんみたい。

でもあれ?

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こっちのスーパーで売ってるチョコクリスピーのパッケージはゾウさんなんだけど!

(前にも似たような写真のせてどうでもいいブログ記事かいた覚えありますがw)

このゾウのメルビンくん、日本の商品でもちゃんと使われているようで、でも、チョコクリスピーではなく、もともとはチョコワのメインキャラクターだったみたいです。あれ?でもチョコワといえば、ピンクのゾウさんだった覚えが…?と思ったらそれは、私など、ばあさんたちの記憶のようで、実際メルビンくんは、1976年に誕生したとき、ピンクのしわしわのゾウさんだったみたい。

「小さな子どもに大人気象のメルビン」

メルビンくん

(イメージは www.kellogg.co.jp から借りてきました)

それが今では、「もっと元気な、躍動感あふれるキャラへと変貌」したメルビンくん。色は明るい茶色。なんだけど、でもアルゼンチンのメルビンくんとは色がちょっと違うよね。ラテンのメルビンくんは、もっと日に焼けたようなこんがりしたチョコレート色。しかも、

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日本のぽっちゃりしてかわいらしいメルビンくんより、大人っぽくて、がっしりしてたくましく、男らしいよ!その上、鼻がまっすぐ上に伸びすぎだ。

しかしこのメルビンくん、最近の日本では、チョコワでも、チョコクリスピーのココくんに主役をのっとられ、脇役に徹しているそう。

(キャラクターをココくんに統一した)「一番の理由は、『シリーズ』としての統一化をはかるという点です」このチョコクリスピー/チョコワは、おもに骨と歯の形成に大切なカルシウムと鉄、それにビタミンDなどを多く含んだ栄養機能食品。それを、バラバラの2商品として販売するよりは、「カルシウム摂取したい」→「それならチョコ味」→「チョコ味といえば、ココくんのパッケージを」といったイメージで買ってもらうほうが、消費者の印象に残りやすいというわけだ。

「チョコワ」のゾウ、どこいった!? より抜粋

ややこしいですが、

チョコクリスピー
日本     → お猿のココくん
アルゼンチン  → がっしりして肌がチョコレート色のゾウのメルビンくん 

チョコワ
日本  → お猿のココくん。ゾウのメルビンくんは脇役、アルゼンチンのより肌色が薄い
アルゼンチン → チョコワ自体がない…けどチョコポップスという輪じゃない似たようなのがある、こっちもキャラクターはチョコクリスピーと同じメルビンくん

国が変わればキャラクターも、キャラクターの感じも、マーケティングの方法やターゲットなんかできっと、変わるんですね。面白いなぁ。他にも、こうして世界的にある商品で、同じようなことがたくさんありそう。


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テーマ : どうでもいいこと
ジャンル : その他

アイススケート

最近、保安官が、ローラーブレードにはまっています。ブエノスアイレスではなぜか、ローラーブレードの人気が高く、普通の道でもよく乗り物代わりに乗っている人をみかけたりも。

新しいのを買うまでのつなぎに、彼は10年前に買ったローラーブレードを引っ張り出してきて使っていたのですが、古すぎてプラスチック部分が腐っていたのか、2~3回使ったら壊れてしまい、新しいのを買うはずで連絡もつけていた店には、フランスだかドイツだかから輸入で届いているはずだった品物もまだ到着しておらず…

悲しみにくれた保安官は、それでもどうしても滑りたいから、一緒にローラーブレードにはまっている友だちを誘って、

「今日はみんなでアイススケートに行こう!」

と突拍子もないことを言い出しました。アスファルトの上とアイスの上の違いだけでスケートには違いないと。

アイススケートなんて、最後にやったのは3年以上前の話。旅先のストックホルムで、冬は各地の公園がアイススケート場になるとのことで、ホステルにブーツを借りてすべりにいったのでした。そんだけ寒いってことなんだよね。しかもそのときやったのも、子供のとき以来とかそういうノリ。だいじょぶかな、と思いつつも、楽しそうなので私も参加することに。

とりあえず、夕飯をうちで食べてから行こう!ということで、保安の友だちがまずは2人ほど集まってきました。普段から、うちにご飯を食べにくることはよくあるけど(ご飯の時間までいたから出す、とかも含め)、いつもパスタとか、無難な食事、もしくは寿司などのベタな日本食が多かったんだけど…

この日はもともと作ろうと思ってたのが完全日本食だったので、面白いから試しにみんなに出してみよ、と思い。

メニューは、牛丼、手羽先と大根と青菜の煮物、いんげんのごまあえ。牛丼には、温泉卵もそえ、紅しょうが的なものも手作りで作ってみました。

写真を撮るのを忘れたけど、これが意外と!みんな細いのに、モリモリ食べてくれて、

「美味しい!この味付けは何なの!どうしたらこんな味になるの不思議!」

ときれいさっぱり平らげてくれました。彼らにとってのこの美味しさ&味付けの不思議感、私がアラブ料理や、ペルー料理、ベトナム料理などに思う感じと似ているのかなたぶん。

卵はどんぶりの上にのせてねーというと、みな素直に温泉卵を割って、ご飯の上にかきだして普通に食べていたw 煮物もおいしかったようです。それに、ごまあえは保安の大好物です。アルゼンチン人でも、見たことない食事にアレルギーがある人(=手すら付けない人)はたくさんいるけど、保安の家族や、友だちにはそういう人はいません。みんな見たことない料理法でも、チャレンジャーでちゃんと食べるし、こんなに美味しいもの食べたことないとすら言う人も。

しかし、そういうのを見るとやっぱり、国籍問わず、美味しいものは誰にとってだって美味しいんだなぁって思う。

ちなみに、もとにした牛丼のレシピはこれ

吉野家の牛丼を完全舌コピー 簡易版追加!

ここには、お肉の薄切り、なんてアイデアはないので、自分で薄切りをしないといけないのが大変だけど、これ、本当、よしぎゅう!私はもうちょっと味を濃い目、それからすりおろししょうがをたっぷりいれまーす。

今日の内容はスケートのことだったんだけど、アルゼンチンの若者たちが牛丼やら煮物をおいしいと食べていたのが面白かったので、余談ですが書いておきました。

あ、でもうちの保安くんは、大根がだめ。それは私のせいなんだけど。ずっと前、大根おろしを一体なんなのかわからないまま、がぼっとたくさん一気に口に入れたことがあり。それが運悪く、ピリっと辛い大根おろしだったので、そのまま台所にかけこんでなかったことに。それ以来、彼は大根はトラウマで食べられません。なははは。

さー夕飯も済んで、ビールも結構飲んで、準備万端。その頃、もう1人やってきて、5人でアイススケートへ。場所はCabildo 20にある、My Wayというスケート場。

My Way

なんとここ、金曜日は夜中の3時までやってる。土曜日だと朝5時まで!

そんなわけなんで、アルゼンチン時間な夕食タイム、夜の10時とかにご飯食べてのんびりしてからでも全然OK。着いたのは0時過ぎでした。外から見ると、安い軽食屋に見えます。実際入り口部分はカフェみたくなってるから。こういう場所だと変に高いイメージあるけど、普通の軽食屋よりも安いくらいのメニューだった。腹ごしらえはもうしてきたからいいけど。

現地で落ち合ったほかの仲間たちも合わせて8人。ちょっと声かけて8人もか。みんな、すきなんだねぇ~!クラブ行って酒飲んでエトセトラ、ってよりもこんな遊びがすきなんて、なんて健全な若者たちだ。とてもよろしい。

まずは、リンク脇の道を通って、靴をかえるところへ。20年以上の歴史のあるところみたいで、いろんなところにガタが来てる感じ。場末のスケートリンク…?いや立地的にはそうじゃないんだが…

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スケート靴とかも、こーゆーぼろいのを渡され、床も廃校間近の小学校なみですが、まぁそこはご愛嬌。ああそういえば、係の人の愛嬌はちっともないですが。

ちなみに、すべり放題で今、1人38ペソだったかな?1時間のコースもある。

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サイズもあんまり広くない。時間も時間だけに、お客さんもあまり多くなくて、小さいけれど、すいすい気持ちよく滑れます。私も、あんまり久しぶりだったので、はじめは、立つことでやっとだったけど、10分もすればコツを思い出して、す~いす~いと1人もくもくと滑り続けた。お客さんは入れ替わり立ち代り、結構な数がきたけど、1時間のコースで来る人も多いみたいで、混みすぎてすべれない、ってことはなかった。昼間来ると、子供たちもたくさんくるし、人が多すぎて滑れないらしいけど。

しかし調子にのってスピードを出していたら、一度思いっきり後ろのほうに転び、左の腰と腕をガツンとぶつけて、かなり痛いことに…

それでもめげず、楽しく滑り続けました。男の子たちは、いつものローラーブレードの技をアイスの上で試したり、いろんなことをやってるけど、私にはまだまだムリー。ぐるぐるスケート場をすべり続けるだけで十分楽しいわ。

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しかしねぇこのスケート場、かかっている音楽が、レゲトンとかラティーノな音楽で、もうノリノリ。館内が暗くしてある中、赤いライトが光っていたりして、照明的にもノリノリ。クラブほどは音量でかくないけど、滑ってると知らぬ間に体が音楽に合わせちゃってるっていう光GENJIな状態。危ない危ない。氷上で、スケート靴はいたまま、踊りだしているような人もいて、アルゼンチンやはりわけがわからない。

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閉店間際になって、お店の人がリンクの掃除を始めて、店内のライトがついても、しぶとくすべり続ける我々。

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もう他のお客たちは帰ったのに、それでもしぶとく滑り続ける。

そうしてギリギリまで、要は朝の3時までばっちり滑ってきましたー!

もちろん今日は、転んだところがぼこっと腫れてあざになったし、普段の運動不足がたたって、体中の筋肉がいたたたたた…しかも、分厚い靴下に履き替えるのを忘れ、ナメた靴下を履いていってしまったので、かかとがかなりすりむけた。スケート場もすっげーぼろかった。けどむちゃくちゃ楽しかった!

またぜひ遊びに行きたい。なんかブエノスにはもうひとつ、ここよりちょっと大きめのスケート場があるとか。そっちはちょっと街から外れているみたい。そこはボウリングなんかもできるみたいだし、今度またみんなで行ってみようと思います。


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テーマ : スポーツ全般
ジャンル : スポーツ

ついに、強盗にあいました、ブエノスの治安の話など

注意:いつもに輪をかけてものすごく長文です。

ブエノスアイレスに住んでいる中で、これからこちらへ観光や、仕事など色々な理由で来る予定の人から聞かれる質問で一番多いのが

「危ないと周りから脅されるのだが、どのくらい危ないのか?」

実際、周りの友達からも、ケチャップ強盗の話とか、それに類するもの、家に泥棒や強盗に入られた話、軽いのから、縄でしばりつけられているうちに物品を盗まれたりとかいうのまで、たくさん聞いてきました。そういった犯罪を耳にする回数は、間違いなく多いけれど、私はこれまでも1人で歩いていても、気をつけている限り危ない目にあったことないし、ブエノス含めて海外でもう10年以上暮らしているけど、見たことはあっても、自分自身は一度も物を盗まれたり、脅されたり、怖い思いをしたことがない。まぁラッキーだっていうのももちろんあるんだろうけど。前に住んでいたグラスゴーも、せいぜい治安の良くない危ない都市で有名だったしね。

特に、よく他のイギリス人(イングランド人)に、

「なんでまたグラスゴーなんかに住んでるの?」

って言われていたし(笑

普段から人事、とは思わないようにしていて、第一、犯罪都市、ブエノスアイレスに住んでいる限りは、いつかは一度や二度はこういうこと経験するだろうと心の準備はそれなりにあった。でもやっぱり実際降りかかってみると、結構なショック。怒りとも憎しみとも、恨みとも取れない、気持ち悪い妙な気分がする。

場所は、Av. Corrientes 3247にある、アバストショッピングセンターの近く。我々が住んでいるアパートから、地下鉄最寄の駅が二つあるんですが、この日もそのうちの一つ、B線のカルロス・ガルデル駅に向かっているところでした。

事件が起きたのは、ちょうどショッピングセンターにあと半ブロック(50メートル)という距離のLavalleという通り。entre Gallo y Agüero(ガショとアグエロどおりの間)。場所がちょうどブロックの真ん中、ってのも逃げられないように計算しているみたいでホント思い出すたびにむかつきます。


View Larger Map

もし、場所を知っている人で、写真で見てみたい人は、View Larger Map→右上のボックスからphotoを選ぶと、このブロックに3枚写真があがっているんだけど、そのアグエロに一番近いほうの1枚、その写真で家族が歩いているフェンスのちょうどまん前です。

私と保安が2人で並んで歩いているところへ、後ろからいかにもな格好をした(クリーム色、赤色のジャージなどを着てました)3人組の兄弟らしい少年たちが近づいてきました。18歳、15歳、なんと一番下は私より全然背の小さい、11歳くらいの少年でした。最初は

「金だせよ金」

と保安に向かって言っていて、しばし無視した後危ないので、財布を渡すと

「ケータイはないのかよケータイもだせ」

となり、ケータイはとられたくなかった保安は(前にも同じ手法で盗人にあったとき成功しているので)

「ケータイはない。ないといったらない。」

と言うと、

「こっちは武器を持ってるんだ」

と脅しながら3人がかりで保安をフェンスに押さえつけ、周りから顔などを殴り、その間にポケットに手をつっこんでケータイをとって、なんと腹の立つことに、ゆうゆうと、もときた道を

歩いて立ち去りやがりました。

もちろん私は中指たててファックオフの罵声で見送りました。どうせ頭悪すぎてファックオフですらなにいわれてんだか、英語わからんだろうし。

しかもね、これ、

晴天の下、白昼も真昼間、午後3時の出来事。

アバスト周辺から、オンセというエリアへ向かう地域は、昔から治安の悪い地域と言われていて、保安の友達など地元のひとたちは、ひどいひとでは近寄らない人もいるくらい。しかし、大きなショッピングセンターができてからは、その治安の悪さも大分解消されたようで、私など、スペイン語学校に通っているときは毎日、地下鉄駅まで歩いて通ってました。ただ、ショッピングセンターにある映画館などにいくときでも、夜になって人通りが少なくなると危ないので、必ずタクシーをつかっていました。

そう、まさかこんなことが、昼間から行われるなんて予測もしなかった。日曜日だったので、多少いつもよりは、人通りが少なかったといっても、ショッピングセンターまであと半ブロックの距離。半ブロックはなれたところから、目撃している人だっているんです。もちろん、ショッピングセンターの入り口あたりにはたくさん人がいます。

ただひとついえることは、確かにこの犯罪が起きた瞬間、entre Gallo y Agüeroの道には、他に誰一人、人が歩いていなかった。そういう意味では、ちょっと気を抜いていた一瞬のすきだったのです。一番近くにいたひとたちは50メートル離れたところにいました。そして、この道沿いには、大きなスーパーが建っていて、しかもこの道沿いには入り口はなく、フェンスで建物が囲まれているだけで、ちょうど死角になっているところ(このフェンスが立つ前は、スーパーの横にある草むらでは、ドラッグ中毒がたむろしていたり、治安の悪さはハンパなかったみたいです)。道の反対側にも住居が少ない。犯人のガキたちはもちろん、毎日のようにこんなことしていて慣れてるんでしょう、そういうのを見て狙っているんです。そして金を持っていそうで、抵抗されなそうな善人を狙っている。保安は、華奢でどちらかというと童顔でかわいいタイプなので、格好のカモというわけです。しかも、アジア人の女と歩いているから目立つ。私が思うに、この日は、保安はちょうど、背中からロゴでブランド物、とわかる洋服を着ていたのでそれもまずかった。

幸い、鼻の上が赤くなって、左目が充血したくらいで、大きな怪我はなかった。こういう事件に運悪く巻き込まれてしまったら、抵抗するな、といわれています。抵抗したら、相手がナイフや銃器などの凶器を持っていた場合、命に関わって危ないからです。なのでもちろん保安も一切、抵抗しないでされるがままだったわけです。こういう緊急時に、人って何をやるかわからないもんで、私がとっさにしたことは、保安の頭を守ることでした。今思えば、もっとちゃんとガキ3人組の顔をみとけばよかったし、抵抗はダメとはわかっていても、キン○マくらい蹴飛ばして踏み潰してやりたかった。歩き去る後姿の写真くらいとってやればよかった。

少年たちが、保安を殴りながらケータイをとっているあいだ、私がなんで頭をカバーしようとしたかっていうと、とっさに気づいたのが、

「こいつら、私のことは狙ってない、っつか女は殴らないんだ、きっと」

ということ。なので私がかばっているところは殴らないと思った。実際、3人組は私のことは完全無視でした。私は、財布とケータイが入ったバッグを肩にかけていたのにもかかわらず、それは盗らなかったし、声をかけるどころか、私には触りも、見向きもしなかった。そういう意味では、私個人には一切降りかかってきてないので、生まれてこの方犯罪にあってない歴はやぶってないかと思われ…

私を狙わなかったのは、私が女だったという理由のほかに(アジア人でわけわからんかったてのもあるだろうけど)、私は、「貧乏 vs 金持ち」の図式によるものだと思ってます。親がアルコール中毒で収入もなく(←イメージ)、ボロイ(アルゼンチンの貧困層のボロイレベルはまじ相当高いんだけど)スラムに住んでるような子たちで、彼らのような悪い道に進んでいってしまった残念な子供たちは、みんな、金持ちの子供(に見える人間)たちが嫌いです。この貧乏vs金持ちの図式は、まだまだ貧富の差の少ない日本の感覚では、たぶんうまく想像つかないと思う。日本人の感覚だと、アルゼンチンの貧困層は本当に果てしなく貧困。平和ボケの日本人からしてみれば、逆にいえば、保安くらいの中流層じゃないと、同じ感覚では物事話したりできない。そういうレベル。

保安は、あとで自分でもいっていたけど、親のカード持ってたりしたって、「所詮はたんなるしがない学生」なのに、このしうち。恨み。まったくもってひどい。最近は、治安が悪化しているので、誰でもがターゲットになりえます。

でも悲しいかな、「貧乏vs金持ち」の図式は、もちろん逆も存在する。ある程度裕福な家庭の子供たちはみな、貧困層は、こういう悪いことをして生きているような人が多いイメージがあってみんなそういう人たちを「ネグロ」(黒)と呼んで嫌って…というかバカにしています。もちろん、例えばカルトネロ(リサイクル業)であったり、ちゃんと仕事をして生活している人を馬鹿にしたりはしないし、アルゼンチン風のブラックユーモアを含めてですが。それは聞く音楽や、スタイルにも顕著にあらわれてたり。一概には言えませんが、アルゼンチンの政府、大統領へ対する意識も、おおまかに言えば「貧乏vs金持ち」であり、お金をある程度持っているひとたちは、今の政府に対して不満が多いので、政治や大統領にたいしていい思いを持っていない人も少なくありません。そういう中には、不満を持つどころか、政治に無関心な人も多いです。この辺は日本と似ていると思います。もちろん、貧困層はみな政府よりです。政府の活動があるときは、ビシャ(スラム街)へ、パンチョ(ホットドッグ)とコーラをたくさん持っていって、配って、味方につけるような汚いやり方をすることも昔はよくあったと(今でもあるらしいけど)聞いたことが何回かあります。

けれど、この貧富の差の大きさ、社会や経済の不安定さや、政治的な混乱など(今は大分落ち着いていますが)は本当深い問題。一言じゃもちろんあらわせないし、人によって意見も全く違うだろうし、私は詳しいことは何もわからないし、第一もともと、メディアや政府の言うことをうのみにする人間では私はないので、私は個人的には、何も支持していないし、信じてもいません。なので、間違いのないことは私の口からはひとつもいえないけれど、とにかく、日中真昼間から、こういう凶悪な犯罪が行われて、それがまかり通っている社会がここには存在するってことは間違いない。こういうのは、いくら気をつけていても避けられないときもあるし。昼間から周囲に気を払いながら歩いていないといけないってことだもん。

ほんと、社会を憎んで、人を憎まず。まともなアルゼンチン人たちの悩みである、アルゼンチンの治安の悪さ。私の友達もいっていたけど、治安さえよければ、アルゼンチンは住みやすいし、文化的にも豊かだし、ものすごくいい国だと思います。しかもこの治安の悪さの悪化だって、昔からそうだったわけではなく、10年ほど前にあった経済クライシスからの話だといいます。第一、大きく長いタームで見れば、アルゼンチンは、先進国から、発展途上国のカテゴリーに逆戻りした地球上で唯一の国です。

(日本も同じ道をたどるのではないかと、懸念する専門家たちが昨今多いですが…地震とはもちろん関係なく、ずっと前からの話)

逆に考えてみれば、日本や北欧諸国のように、治安がいい国って他にあまり例がないんだよね。自分の身は自分で守っていかなくちゃいけない。アパートの管理人や、警察とグルになって行われる犯罪も多くあり、誰も信用しちゃいけない。

アルゼンチンの警察は、犯罪グループとつながっており、むしろ混乱が広がるだけなので、何か起きても警察に頼らないほうがいいというのは有名です。まぁ南米でよくあるケースですが。それでも、保安に言わせれば、アルゼンチンの中でもブエノスの警察はいちばんまとも。それに、周辺諸国に比べれば、アルゼンチンはよっぽどましなほうですが。ブエノスアイレスなんて、都市部は特に、普段は全く持って普通の生活が問題なくおくれるし。

私たちも、保安の家族に、何があっても警察には言うな、住所や個人情報を渡すな、とは言われていたけど、結局警察に話す以外、他にやることない。その後、50メートルほど向こうから目撃していた人に助けてもらい、警察に電話したけど、パトカーが到着したのは30分もたってからでした。もしすぐに来てくれれば、歩いて立ち去った犯人も捕まえられたかもしれないのに。でも、目の前で犯罪が起きていても、無視するくらいだといわれるアルゼンチンの警察。なぐられて、財布とケータイを盗まれたくらい、彼らにとってはたいしたことないんでしょう。もちろん、犯人グループと関係していることだって考えられます。

パトカーのおまわりさんに、あったことを話し、犯人の特徴を告げると、「あたりを偵察してくる」といってパトカーは去りました。最寄の交番を教えてもらい、そこへ行って事情を話して調書を作って来い、ということだったのでそこへ向かい。盗まれなかった私のケータイを通じて、保安の家族へ電話し、両親にカードやケータイのサービスを停止してもらうのと同時に、交番でおきたことを逐一話し、調書を作りました。その文書も、たくさんスペルミスがあるような、壊れかけのプリンタでプリンターするようなものです。まぁ言ってみればそんなようなレベルの警察官が働いているってわけ。警官には無能でヤクザまがいなのが多いのは、そりゃ日本だって昔はそうだったに違いないんだけれど。でもいくらなんでも、善良で、市民の安全のために命をかける警官だってたくさんいるよね、アルゼンチンにだって。そうと信じたいよ。

まぁ、とにかく、警察に対してはもともと、期待ってものをしてないのでいいですが。

何よりも怖いのが、半日警察で費やして、家に戻ってくると、アパートのある道の角の大通りに、先ほど財布をむしりとった3人組らしい少年たちが、1人2人数を増やして、たむろしていたのです。待ち構えていたのか?保安が心配していたのは、彼のケータイはスマートフォンなので、フェイスブックやツイッター、メールなどとすべてリンクしている。GPSなどもついているので、個人情報がわかるばかりか、住所や通っている大学、スケジュールなどまで全部わかってしまうわけ。ロックしておけば大丈夫なんだけど、普段からいつもしているわけじゃなかった。

だから、もしかして住所がばれたのかも。ということになり、走って逃げて、念のため警察に再び電話するとともに、近所の友達の家にしばらく避難していました。このときも本当、警察は使えなかった。状況を話しても、全然連絡がないので、再び1時間後に電話すると、別の人が、「もし現場にパトロールにいっても、そのあとそっちにはフォローいれないから」って言ってきた。市民が危険な目にあってるっていうのに何故…

保安は、ギークですが、いつも特にセキュリティには厳しい人で、ネット上でも一切自分の本名や情報などを公開していません。フェイスブックなんてみんな本名使っているし、電話番号載せている人もたくさんいるくらいで、いつもなんで?って思ってたけどその意味がやっとわかった。こういうとき本当危ないからなんだね。

避難していた友達宅で、FBやツイッターなどのパスワードは全部変えたけど、キャッシュがまだケータイに残っている。あのガキたちはバカだから、スマフォなんて使えないとは思うけど、どこに売るかわからないし、もしかして大きい犯罪組織とつながっていないとも限らない。第一、この電話は、私がまだスコにいた時代、アルゼンチンでは手に入らない機種を保安にプレゼントしたもので、アルゼンチンにはないし、アンドロイドのケータイだから、ギーク並にカスタマイズしてあって、私でも使えないくらいなんだけど、どこに使える人がいるかわからないし。

最悪の事態を想定して、市内に移れる場所が別にあるので、そこに移ることになりそうです。というのも、短時間誘拐事件、というのが(外務省の海外安全ホームページにものっています)流行っているようで、要は、被害者を一時的に拘束し、その間にカードでATMから現金を下ろさせてから開放する犯罪だそうです。誰でも被害者になりうるようです。今回の場合、もし犯人の目的がそれであれば、おそらくその場でやっていたかもしれないけど、住所を知ってからまた待ち伏せしてやられる、ってこともないとは100%いえません。もちろん、カードなど今はすべてストップしてあっても、危険は危険。保安の家族などとも相談し、少なくともしばらくは違う家に移っていたほうがより安全、ということになりました。

でも、待っている大事な郵便物があったりなど、やっぱり今のところからすぐ移るわけにはいかず結局、翌日の夜の今日もまだ、家にいます。でも、一度も外にでてない。ご飯もデリバリーで頼んで、周囲を確認してから階下の玄関を開けるようにしてます。念には念を入れないと。

きっかけは避難だけど、それに急だけど、今回のことで長期で引っ越すことになりそうで、結果的にはいい方向へ向かっているのを感じます。これまで以上に、普段から周囲に気を配って身を守ることになりそうだし、今度移るところは、今のところより断然安全。まぁ、どこでもかしこでもブエノスでは犯罪が起きていて、安全は自分が作り出すもので、安全な場所なんてないんですけど。少なくとも、最寄り駅のひとつが、カルロス・ガルデル駅になることはもうなく、二度とアバスト周辺を歩くこともないと思います。というかもう、二度といきません。アバストショッピングセンターにどうしてもいかないといけないときは、外には出ず、地下鉄から直で行って直に帰って来るようにします。

確認したことではないですが、ちょうど事件のあった通りは、ボロ屋の空き家みたいのが多いところで、そこに貧困層が勝手に最近すみついたのではないか?という憶測があります。こういうことがアルゼンチンではよくあります。スコットランドでだってありましたが。なのでこの頃ますます治安が悪化したのではないかしら。

Mapa De La Inseguridad

このサイトは、ブエノスアイレス(カピタル・フェデラル、プロビンシア両方含め)の市内でどこで犯罪が起きたか、を有志で実際被害に会った人がポストしながら作っているサイトです。なのでもちろん、これが犯罪のすべてではありません。見ればわかりますが、どこの角でも道でも、犯罪が起こってます。路上駐車の車からGPSやカーステレオが盗まれるのは特に、日常茶飯事です。これは普通に昼間から起こってます。保安も何度か目撃したことがあるみたいだし、保安のパパも、うちの道で何度かやられてます。

観光で来られる方では、こういう凶悪犯罪に合うパターンはおそらく少なく、一番多いのがスリや、ひったくり、ケチャップ強盗だとは思いますし、たとえば長期滞在でも、駐在員さんなんかは、間違いなく治安のいい場所で、セキュリティもしっかりしたところに住んでおられるのが大前提で、会社への行き帰りも運転手付、多少でも治安の悪い地域への立ち入りなどが厳しく禁止されているので、こういう目に合うことは少ないとは思います。でも注意することに越したことはない。まぁ注意したってダメなときはダメだけど…運もあるよね。

ブエノスアイレスの治安が良くなっていかない限り、本当は嫌だけど、またこんな目にあうことは絶対ないとは言えない。でも、だからといって、ビビッて暮らしていてもつまらない。その辺のバランスをうまくとって暮らして行きたいです。どこの国にだって、いいところも悪いところもありますし、ブエノスには良い部分がたくさんあります。また、差別みたいなのはよくないのはわかっているし、私たちも、そういうことをする人間じゃなかったけど、こういう国ではやはり、自分の身を守るためにも、ある程度の差別、偏見は必要なようです。もちろん善良な人がいることだってわかっているけど、身を守るためにも、貧困層がひとりでも歩いているような場所には、私たちももう二度と行きません。


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とんちゃん

Author:とんちゃん
横浜生まれの千葉県育ち純日本人。2000〜2009年UKで暮らし、ある日北欧に呼ばれ旅したところ何故か南米人と出会う。ひらめきと風にまかせ第2の故郷スコットランドを後にし、2009年10月よりブエノスアイレスへ。縁あって住むことになったアルゼンチンを自分自身もっと知るためにも、誰かに伝えたい何か、毎日の出来事を書いています。時々ほったらかしのブログを継続して使っているので、初期の記事はスコットランドにいたときのもの。ブログの良いところはいろんなネットワークが広がること。いつも好奇心いっぱい、楽しいことと面白い出会いが好きです。どうぞよろしく!

気づけば2014年7月より家族でノマド生活中。現在サンタフェ、アルゼンチン。

保安:
うちの彼。アルゼンチン人。コンピュータギークのエンジニア。出会った時は学生、今はいわゆるデジタルノマド。

セサミもん:
うちの猫。2008年5月生まれのスコットランドにゃん。

ネナたん:
うちの長女。2013年12月5日ブエノス生まれの地球人。ネナ(スペイン語でちっちゃい女の子)たん、とはお腹にいた時の愛称。



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