セサミもんの旅行手続き
12月15日から、保安の家族に連れられて、夏休み休暇に出ます。場所は、隣国のウルグアイなんだけど、アルゼンチン人にとってウルグアイって国が外国という認識が低いようで、あっそういえば外国だったジャン!やべ!みたいなノリで…1ヶ月も行く予定なので、「セサミン(保安ママはそう呼ぶ)も連れてきなさいよ!」というお義母さんのお言葉に甘えて、そうすることに…
そういえば外国だったジャン!と言うくらいなわけでやっぱり、お隣といえど違う国。
やっぱり?
そうやっぱり色々書類がまた必要になってくるのです。
前もって、獣医に行って(保安が)色々聞いたりなど調べたんだけど、
「あ~ウルグアイね~狂犬病の注射と、虫下しの薬を飲ませて、あと健康証明書と、セナサ(国の検疫管轄)から書類もらうだけ。え、作成の時期?出発の10日前以内ね。全部1日で出来るよ、問題ない、簡単だから。」
って言われた。でも、わたしは、スコットランドからこっちにセサミを連れてくるときに、エライ大変な目にあってるので、信じられなくて、
「本当?狂犬病の予防注射は少なくとも1ヶ月前までにはしないとだめなんじゃないの?」
ときいたら、
「あはは、UKは動物関係は8ヶ月前から準備しないといけないもんね~」
みたいに笑われたよ。そんな重大なことじゃない的に…実際8ヶ月ってのは大げさすぎるけど、いちいち準備してたらそのくらいかかっちゃうかもね…冗談抜きで…。
もちろん、目的地によって違うんだけれど、ウルグアイは、IDチップを入れるのすらも要求してこないみたい。まぁセサミもんは、すでにチップ入ってるからどっちでもいいんだけど。
そんで今日、そういった諸々を1日でやってきました。
まずは、獣医さんに。日本とかスコットランドだと、獣医さんひとつ行くのにも、1週間前までには予約して~時間厳守で~って一仕事だけど、なんだかこっちには、角を曲がるたびくらいの勢いでペットショップを兼ねた獣医さんがたくさん。なので、予約もしないで軽い気持ちで行けるのです。前に、旅行について色々ききに行った獣医さんに行ってみると、今日は祝日の翌日ということで午前中だけ休み(なんでやねん)。というわけで、最近見つけた、もっと近所の獣医さんに行くことになり、逆に良かったみたいな。しかも、そこの獣医さんたちは、猫のプロ?診察室など、猫の写真だらけ、お店でも猫が3匹飼われていて、診察室と店をうろうろ、いったり来たり、なんだかいい感じのところでした。
カウンターに座って、看板猫。普通、猫とかってお医者さん嫌いなのに住んじゃってるのがすごいよ全く。診察室にも普通に入ってくるし。大体、この猫ちゃん、すごいフレンドリーで、うちらがお店に入って、待合室の椅子に座ったとたん、ひざにピョンと上ってきたんだ。なんか仕事してる感があったな~。エライ子だ。
そして、セサミもん、アルゼンチンの動物のお医者さんデビュー!セサミもんは、すぐ診察してもらえて、注射を2本。狂犬病の予防注射と、猫の伝染病予防注射3種混合も。後者は、旅行には必要ではないのだけど、前のがちょうど切れていたのでついでに。それから、虫下しの錠剤を半分カポンとのまされました。
と書くと、なんだか簡単に終ったような気もするけど、そんなわけは全然なく…。あんなに怒ったセサミもんを見たのは初めて、っていう烈火の怒りようでした。普段、(シャワーのとき以外は)穏やかな性格だけにびっくり。子猫の頃いじめられたりしていた経験もあり、臆病者なので、怖いとすごい攻撃的になっちゃうんだろうね。避妊手術するまでは、ケージにも喜んで飛び込むくらいで、獣医さんも全然平気だったんだけど、手術以来はもう、ケージもお医者さんも、大大大キライになっちゃった。とほほ。
なので、わたしと保安と2人がかりで、首根っこ捕まえてセサミもんを押さえつけ、それでも暴れようとするので、体全体をかなり強く押さえ…というかんじで、やっとこさで注射2本、錠剤は全然飲み込んでくれなくて、別の部屋にいたもうひとりの獣医さんを呼んで(笑)3度目の正直でやっと成功。はっきりいって獣医さんも、スローなタイプで、そりゃあ猫もびびるよねぇ状態だったんだけどねまぁ。
セサミもん、本当頼むよもう…
とらわれたセサミもん。これ注射とか全部終った後なのに、まだ顔がおびえてるよ…
獣医さんでもらってきた、健康証明書(左)、アルゼンチンの管轄、セナサに提出して書類をもらう用、右は狂犬病予防接種証明書。
あと診察券と、ウルグアイ側に渡す用の健康証明書。
さすがに、スコットランドからアルゼンチンに行くときは、アルゼンチンにペットを連れて行く人なんてめったに…というよりわたしが初めてだったので、獣医さんも全然知らなかったけれど、こっちでは隣国に気軽に動物を連れて旅行する人が多いようで、必要書類もあっという間に揃いました。
さっきまであんなに怒っていたのに、うちに帰ってきてさっそく「ご飯ちょうだい」のセサミもん。
一息ついて、まずは近所のお店で一通り書類のコピーを取り、その後すぐに、セナサの手続きのとれる、Lazareto Capitalまで。これがちょっと街から離れたところにあり、バス降りてからだいぶ歩く。疲れた。これ、もしも猫連れで行かなくちゃならないルールだったとかしたら車なしではちょっと大変。でも幸運にも書類を持っていけばいいだけ~
セナサのウェブサイト
紙を渡されて、そこに必要事項を記入し、隣のビルでお金を払い、もとに戻って、正式にプリントされた書類を受け取る、という流れでした。午後2時ごろで、並んでいる人は20人くらいいて、後からもちらほら来ていたので、結構、休暇などにペットを連れて行く人が多いみたい。前後のひとたちと、会話が始まって情報交換にもなってちょうど良かったです。
(ま~わたしは半分くらいしか言ってることわかりませんがねw)
みんな、犬や猫を連れて、ペルー、エクアドル、ウルグアイ、アメリカ合衆国、などに行くようで、やはりアメリカの国々が多いね。でも、もちろん、日本やイギリスに行くときだって、目的の国によって必要書類や条件などは多少違っても、この同じ場所にこないとダメみたい。
まぁ、保安に全部やってもらってわたしは単なるアシスタントだったとはいえ(笑)、1日であっという間に終っちゃった。行きは飛行機で行き、短距離のフライトなのでたぶんセサミはカーゴ扱い。1キロあたり、2.5USドルの換算らしい。一緒に機内にも連れてこれるけど、そうすると、50USドルだったかな?帰りはフェリーで帰って来るので、フェリーにはただで乗せられるんだそうです。なんかやっぱり全然ゆるいね。ただ、アルゼンチンに帰って来る前に、ウルグアイ側で獣医に行き、また健康診断書をもらわないといけないとか。それがちょっと面倒かな。でも、同じ言語の国で、ほとんど文化も変わらないところなので、そういった意味では楽。
あとは、問題なくスムースに行くといいけど。セサミもんも、スコットランドからの長旅もやったし、去年も遠くまで行ったし、もうさすがに慣れたよね。
とかいって、逆にトラウマになってたりしてw
獣医さんに、「ゴルダ、ゴルダ」(デブ、デブ)と呼ばれたセサミもん、今日からちょっとご飯少な目でダイエットです…500グラム減れば2.5ドルの節約にもなるしね(けちくさ)。まぁ、今うちの家の中全員デブですが。なんとかしないとなこりゃ。ひとつ、夏の間プールで泳ぎまくるか…
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そういえば外国だったジャン!と言うくらいなわけでやっぱり、お隣といえど違う国。
やっぱり?
そうやっぱり色々書類がまた必要になってくるのです。
前もって、獣医に行って(保安が)色々聞いたりなど調べたんだけど、
「あ~ウルグアイね~狂犬病の注射と、虫下しの薬を飲ませて、あと健康証明書と、セナサ(国の検疫管轄)から書類もらうだけ。え、作成の時期?出発の10日前以内ね。全部1日で出来るよ、問題ない、簡単だから。」
って言われた。でも、わたしは、スコットランドからこっちにセサミを連れてくるときに、エライ大変な目にあってるので、信じられなくて、
「本当?狂犬病の予防注射は少なくとも1ヶ月前までにはしないとだめなんじゃないの?」
ときいたら、
「あはは、UKは動物関係は8ヶ月前から準備しないといけないもんね~」
みたいに笑われたよ。そんな重大なことじゃない的に…実際8ヶ月ってのは大げさすぎるけど、いちいち準備してたらそのくらいかかっちゃうかもね…冗談抜きで…。
もちろん、目的地によって違うんだけれど、ウルグアイは、IDチップを入れるのすらも要求してこないみたい。まぁセサミもんは、すでにチップ入ってるからどっちでもいいんだけど。
そんで今日、そういった諸々を1日でやってきました。
まずは、獣医さんに。日本とかスコットランドだと、獣医さんひとつ行くのにも、1週間前までには予約して~時間厳守で~って一仕事だけど、なんだかこっちには、角を曲がるたびくらいの勢いでペットショップを兼ねた獣医さんがたくさん。なので、予約もしないで軽い気持ちで行けるのです。前に、旅行について色々ききに行った獣医さんに行ってみると、今日は祝日の翌日ということで午前中だけ休み(なんでやねん)。というわけで、最近見つけた、もっと近所の獣医さんに行くことになり、逆に良かったみたいな。しかも、そこの獣医さんたちは、猫のプロ?診察室など、猫の写真だらけ、お店でも猫が3匹飼われていて、診察室と店をうろうろ、いったり来たり、なんだかいい感じのところでした。
カウンターに座って、看板猫。普通、猫とかってお医者さん嫌いなのに住んじゃってるのがすごいよ全く。診察室にも普通に入ってくるし。大体、この猫ちゃん、すごいフレンドリーで、うちらがお店に入って、待合室の椅子に座ったとたん、ひざにピョンと上ってきたんだ。なんか仕事してる感があったな~。エライ子だ。
そして、セサミもん、アルゼンチンの動物のお医者さんデビュー!セサミもんは、すぐ診察してもらえて、注射を2本。狂犬病の予防注射と、猫の伝染病予防注射3種混合も。後者は、旅行には必要ではないのだけど、前のがちょうど切れていたのでついでに。それから、虫下しの錠剤を半分カポンとのまされました。
と書くと、なんだか簡単に終ったような気もするけど、そんなわけは全然なく…。あんなに怒ったセサミもんを見たのは初めて、っていう烈火の怒りようでした。普段、(シャワーのとき以外は)穏やかな性格だけにびっくり。子猫の頃いじめられたりしていた経験もあり、臆病者なので、怖いとすごい攻撃的になっちゃうんだろうね。避妊手術するまでは、ケージにも喜んで飛び込むくらいで、獣医さんも全然平気だったんだけど、手術以来はもう、ケージもお医者さんも、大大大キライになっちゃった。とほほ。
なので、わたしと保安と2人がかりで、首根っこ捕まえてセサミもんを押さえつけ、それでも暴れようとするので、体全体をかなり強く押さえ…というかんじで、やっとこさで注射2本、錠剤は全然飲み込んでくれなくて、別の部屋にいたもうひとりの獣医さんを呼んで(笑)3度目の正直でやっと成功。はっきりいって獣医さんも、スローなタイプで、そりゃあ猫もびびるよねぇ状態だったんだけどねまぁ。
セサミもん、本当頼むよもう…
とらわれたセサミもん。これ注射とか全部終った後なのに、まだ顔がおびえてるよ…
獣医さんでもらってきた、健康証明書(左)、アルゼンチンの管轄、セナサに提出して書類をもらう用、右は狂犬病予防接種証明書。
あと診察券と、ウルグアイ側に渡す用の健康証明書。
さすがに、スコットランドからアルゼンチンに行くときは、アルゼンチンにペットを連れて行く人なんてめったに…というよりわたしが初めてだったので、獣医さんも全然知らなかったけれど、こっちでは隣国に気軽に動物を連れて旅行する人が多いようで、必要書類もあっという間に揃いました。
さっきまであんなに怒っていたのに、うちに帰ってきてさっそく「ご飯ちょうだい」のセサミもん。
一息ついて、まずは近所のお店で一通り書類のコピーを取り、その後すぐに、セナサの手続きのとれる、Lazareto Capitalまで。これがちょっと街から離れたところにあり、バス降りてからだいぶ歩く。疲れた。これ、もしも猫連れで行かなくちゃならないルールだったとかしたら車なしではちょっと大変。でも幸運にも書類を持っていけばいいだけ~
セナサのウェブサイト
紙を渡されて、そこに必要事項を記入し、隣のビルでお金を払い、もとに戻って、正式にプリントされた書類を受け取る、という流れでした。午後2時ごろで、並んでいる人は20人くらいいて、後からもちらほら来ていたので、結構、休暇などにペットを連れて行く人が多いみたい。前後のひとたちと、会話が始まって情報交換にもなってちょうど良かったです。
(ま~わたしは半分くらいしか言ってることわかりませんがねw)
みんな、犬や猫を連れて、ペルー、エクアドル、ウルグアイ、アメリカ合衆国、などに行くようで、やはりアメリカの国々が多いね。でも、もちろん、日本やイギリスに行くときだって、目的の国によって必要書類や条件などは多少違っても、この同じ場所にこないとダメみたい。
まぁ、保安に全部やってもらってわたしは単なるアシスタントだったとはいえ(笑)、1日であっという間に終っちゃった。行きは飛行機で行き、短距離のフライトなのでたぶんセサミはカーゴ扱い。1キロあたり、2.5USドルの換算らしい。一緒に機内にも連れてこれるけど、そうすると、50USドルだったかな?帰りはフェリーで帰って来るので、フェリーにはただで乗せられるんだそうです。なんかやっぱり全然ゆるいね。ただ、アルゼンチンに帰って来る前に、ウルグアイ側で獣医に行き、また健康診断書をもらわないといけないとか。それがちょっと面倒かな。でも、同じ言語の国で、ほとんど文化も変わらないところなので、そういった意味では楽。
あとは、問題なくスムースに行くといいけど。セサミもんも、スコットランドからの長旅もやったし、去年も遠くまで行ったし、もうさすがに慣れたよね。
とかいって、逆にトラウマになってたりしてw
獣医さんに、「ゴルダ、ゴルダ」(デブ、デブ)と呼ばれたセサミもん、今日からちょっとご飯少な目でダイエットです…500グラム減れば2.5ドルの節約にもなるしね(けちくさ)。まぁ、今うちの家の中全員デブですが。なんとかしないとなこりゃ。ひとつ、夏の間プールで泳ぎまくるか…
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