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逆カルチャーショックについて

 
ふと気づけば、ブログに広告が出ちゃってました(1ヶ月以上更新していないということ)。今、保安官と一緒に日本に帰ってきています。残念ながら、セサミもんは、手続きが間に合わなかったこともあり(日本に入国するためには、なんと半年以上の準備期間がいるのだ)、さすがに今回は一緒に旅することができず、友達に預かってもらっています。

日本にいる間は、更新する頻度が減るだろうなぁとは思っていたけど、こんなに合間を置くつもりはなかったのですが、自分のパソコン(パソコンってパーソナルコンピュータの略なのに「自分の」パソコン、ってのもまた変な話ですが)が手元にないためか、ゆっくり落ち着いて画面に向かう時間もなく、今に至ります。

あーこれも、あれも、ブログに書きたいな〜ということはたくさんあるのだけど!

さすがに1ヶ月がたち、だいぶ慣れてきましたが、アルゼンチン暮らしから戻ってきた日本は、逆カルチャーショックの嵐でございました。

‖雉淙悗覆匹梁霰枴悗あっという間に、全くの問題なく届く!

−アルゼンチンでは、なんと!無事に届いた!ラッキー!というくらいの郵便事情ですので(笑)これはものすごいカルチャーショックでした。帰ってくるたびに日本は便利になっていきます。1日前に注文したネット購入が翌日ついたりとかも驚き。実は、妹が結婚したのですが、そのとき、出席する私たち家族が着る着物を、結婚式場で着替えるところに宅急便で送り、終わった後も自宅に送り返す、ということをしたんだけど、

「着物なんて高価なもの宅急便で送っちゃってもし届かなかったらどうするの…汗」

と恐ろしい気持ちにさいなまされていたのはどうも私だけだったようです。あれ。。。

何しろ治安が良い!

−一眼レフのカメラを生で堂々と首からさげて歩けるなんて夢のようです。アルゼンチンでは盗まれるか刺されるかが怖くて、まずできない行為。ここぞとばかりにガンガン首からカメラをさげて歩いています。日本の生活に慣れちゃって、またブエノスに帰ったら、同じことを続けそうで怖い。

−夜道を安心して駅から自宅まで歩ける、というのには、保安官もかなり驚いていました。日本人であるはずの私も、最初の1〜2週間ほどは、ブエノスでの生活習慣のせいか、夜道を歩くときは、右見て左見て後ろ振り返って、やべーヤラレルかも!と、ドキドキしながら歩いたもんですがこれも最近では、日本の治安の良さにあぐらをかくようになってしまいました。ここまで安全な国はたぶん世界探しても日本と北欧くらいではないでしょうか。夜中にコンビニが営業できるというのは、やはりすごいことです。

商品があふれている!

−おそらく今の日本に、ないものはないのでは。化粧品ひとつとっても、商品がありすぎてどれを買っていいのかさっぱりわからずとりあえず「ちふれ」を買った昭和生まれであります。これは、今までの日本がずっとそうであったのか、私が今、アルゼンチンに住んでいるから感じることなのか、はっきりわかりません。親などに言ってみると、「前からそうよ」と言われますが、それにしても最近の日本は輪をかけてモノであふれているように思います。保安などは、「モノがたくさんあるというのは、選択肢が多い、という意味でいいことだと思う、僕は好きだ」といいますが、私のようなズボラな人間は、ありすぎてどれを選んでいいかわからず時間の無駄になってしまったり。日本と比べると断然に選択肢の少ないアルゼンチンは、それはそれでいいことのような気がします。

−何しろ、どこへ行っても店がある。ちょっと行楽地へ行くと、名物、土産もの屋であふれていて、そしてまたお客さんが次々と品物を買っていく様子が。これには保安も驚いていました。土産文化がこれほど盛んなのは、日本独特の現象ではないでしょうか?そしてこうして人々が、何かと買い物をするから、経済が回るのだなぁとつくづく思います。日本はもし完全に鎖国化しても、国内だけでやっていけそうな気がする。やっていけないところも、やっていけるような案をどんどん生み出して商品化していって。

ぅ肇ぅ譴すごい!

−このごろでは、どこへ行っても、ウォシュレットがついていて、きれいなトイレになっていてびっくり。高速の休憩所なども、一昔前までは、和式で汚くて、ティッシュがあるかすらもわからなくて…という状態だったように思いますが(これもまた、オカンに言うと「そう?そんなことないわよ」というのですが、きっと今に慣れすぎて忘れてるだけだ!)、いまどきの高速便所は、どこのトイレが開いているかわかる電光掲示板的なものすらある始末!そんな金があるなら高速代安くしろ!って気もしますが。保安は、日本の高速料金の高さにカルチャーショックを受けています。最近、ETCを導入したうちの両親が(ETCを使うと割引になるので)、高速で料金を払うたび「あら、安い!」と叫んでいるので余計です。

−ただ、ウォシュレットというのは、どうも自分ちでしか使いたくない。レストランや、公衆便所のウォシュレットを使いたくないと思うのは私だけでしょうか?アルゼンチンでも同様で、自分ちのビデは大好きだけど、よそのうちでビデを使うのはなんとなく。。。

そのほかにも、たくさんこれは!!って思うことあるのですが、どうも、友達などに話してみると、当たり前だよ、といわれることが多く、私は普段一体どんな国に住み、自分はどれだけ浦島花子化しているのかが時折気になります。普段、日本に住んでいる人たちにも、日本はこんなところがすごいと思う!という部分を知ってほしいです。日本ははっきりいって「当たり前」な国じゃ全然ないと思うのです。カラフルでとても面白いです。

普段は、アルゼンチンで、「外人」(=非アルゼンチン人)とアルゼンチンと母国や他国の違いをネタにして酒を飲んでいる私ですが、今それを相方の保安としている状態です。保安は、以前にも観光で日本を訪れたことがあるため、初めての日本ではありませんが、日本の暮らしにとけこんだ生活をするのは初めてなので、

温泉に裸で入るのがすごい!
日本の高速の車の速度が遅い!
山にハイヒールで来る女性がいるのが意味わからん!
電車が発車するたびに何で音楽がなるの?

などなどたくさん外人らしいカルチャーショックがあって私にとっても面白いです。

あと、私が何よりすごいと思うのはやはり、「震災後」の日本があること。一言では表すことができませんが、今後、大地震が来た場合の対策法、避難場所、人々の意識のシフトなど、数え切れないほど気づくことがあります。たとえば最近の日本は、エコや節電が、口や夢ばかりじゃなく実際、実用化されてる部分を多く感じます。電気屋さんにいくと、家に取り付ける太陽電池の装置が大々的においてあります。ハイブリッドなどの電気自動車もかなり増えています。新築の家を建てるときの許可も、耐震性などにおいてさらに厳しくなったようです。

震災で壊れた部分は、関東に住む私の両親の家(今お世話になっている実家)の周りにも少なくなく、いままさに直されている道路などもあります。もちろん放射能の問題などもありますが、この「震災後」の日本の強さみたいのは、外からの目だからこそ、大きく感じられる部分なのじゃないかと思っています。成田に着いたとき、まず目に入ってきたのは、「がんばろう、日本!」という文字でした。そして、日本は本当に頑張っている。

また時間を見つけてブログ更新したいと思います!


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親切なお兄さん

 
先日、もうすぐ日本に行くことだし、友達とゆっくりご飯を食べよう…というかゆっくり話そう?ということで、レストランに行ったときのこと。食べるよりは、断然、おしゃべりを楽しみに行っているわけですので、話が弾み、ふと気づけば夜の0時を回っていました。

レストランからの帰り、何番のコレクティーボ(バス)に乗ればいいかは、なんとなく調べてきてはいたのですが、どこから乗れるのかがはっきりせず、それぞれが持っていた、手持ちのGuia Tとにらめっこしていたときのこと。

(ちなみに、Guia T(ギア・テ)とは、自分のいる場所から目的地まで、何番のバスに乗ればいいか調べられる便利マップです、ブエノスに住んでいる人は、地元人、外人に関わらずいつももちあるいている人が多い)

それを見て、隣のテーブルで食事をしていた、アルゼンチン人のお兄ちゃんグループが、すかさず話しかけてきてくれました。

「何番のバスを探してるの?」

といわれたので、○○番とか○○○番とか…といくつか候補を挙げると、

「どこに行きたいの?」

と。

「レティーロ方面に行きたい。」

と言うと、

「(こんな夜中に)レティーロの駅まで行くのかい!?」

と、危ないから気をつけろ、いや、危ないから行っちゃだめだ、といわんばかりの意味あいをこめてそういってくれました。親切なお兄さんを安心させようと、

「駅では降りない、ここの道に行くだけよ。」

と言うと、お兄さん、ちょっと安心したように。

「それなら、152番のバスに乗るといいよ!そこの道をこう行くと、どこそこから乗れるからね!気をつけてね!」

(あ、152があったか!盲点だった、そっちの方がよかった、とここで思うわたし)

と丁寧に教えてくれた後、少ししてお兄さんグループは立ち上がり、店を出て行きました。親切が嬉しく、こちらは、教えてくれたあとと、お兄さんグループが店を出るときに、何度もお礼を言いました。

そして、家まで問題なく安全に帰ることができました。

刺青バッチリのこわもて系(パンク系つーか?)お兄さんグループだったんだけど、地図に指差しながら親切に教えてくれて、しかも帰り道の心配までしてくれて、その後、何もなかったように、押し付けがましくなく席を立ってその場を去る…という一連のスマートな行動に感動!

結構、こうやって親切にしてくれる人、ブエノスに多いです。外国人だとわかると、どこを探してるの?どこに行きたいの?って聞かれることが多い。こないだも、バスに乗ってギア・Tを見てたら、隣に座っていたペルー人の男の人が、教えてくれた。もちろん、怖いこともたくさんあるので、そういうとき、一瞬、「変な人だったらどうしよう…」と思うときもありますが、こちらが丁寧にお礼を言うと、いやいや、とんでもない!と手を振って目的地についていくとさらっと降りていく、気軽な感じがまたいいです。

うちの保安くんも、道ばたとかで、明らかに観光客のように見える人たちが、迷っていたり、地図をのぞいていたりすると、「どうしたどうした」と出て行くことがしょっちゅうで、「ちょっと、おせっかいかもしれないからやめなよー!」とわたしが止めにはいることもあるくらい。

治安が悪い部分もたくさんあるし、ひとつ間違うと、どこでどれだけ危ない目にあうかわからないブエノスアイレスではありますが、こうやって、親切な人、親切な出来事にあうことも日常茶飯事。こういう出来事があるたびに、人の心遣いが身にしみます。そして、わたしもまた別のところで還元しなくちゃ、どこかで誰かに優しくしようと思うのでした。

そんな思いにさせてくれるなんて、人の親切っぷりって美しいね〜!と感動しながら帰った夜でありました。

ちなみに!

ギアTは、キオスコとかそこら辺で買えて便利ですが、インターネットのある環境であれば

Mapa Interactivo de Buenos Aires

ここのサイトが便利です。現在のところカピタル・フェデラル内しか調べることはできないけど、2つ目のタブの、Cómo llegarというところの、desdeに出発地、Hastaに到着地の道と番地、もしくは何とか通り y ほにゃらら道というように交わるところを入れると、歩き、車、パブリックトランスポートのいずれかで行きかた、帰り方を調べることができる優れもの!

わたしは家を出るとき、いつもこれで、バスか、地下鉄でどうやっていくべしか、帰るべしか、おおまかに調べています。もうこれなしでは生きていけない!

そして、人の親切もね。


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肉三昧

 
日本行きを直前にして、毎日何を食らっているかと言うと…

(え。別に聞いてない?)

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こうやってがっつり肉を食らっていたりします。やっぱこれは日本では食べられないので…第一まず肉のタイプが違うし。1.3キロくらいの肉の塊をスーパーで買って来て、分厚くスライスして、2回にわけて、焼いて食べました。てことは、1枚で300グラムちょいつうことか。そんながっつりでもないね。

写真撮ろうと思ってたのに食べてから思い出して食べかけ。

けど、この1週間日本との融合時期っていうか(?)私はわさび醤油で食べたし!美味しかったし!!

あと

005_20120323003416.jpg

パパスフリタス(ポテトフライ)。

これが夕飯。アルゼンチンのご飯、簡単に見えるでしょ!!お母さん、ほんと楽でいいよね。でもこれが意外と、シンプルだからこそ?難しいんだわ。肉の焼き加減、塩加減、ポテトフライのカリカリ揚げ具合。

肉はもちろん、パリシャでバーベキューにしたほうが美味しいけど、家で作るときは家庭用コンロの火で焼くわけだし。うちなんかヘボイ電気の(エレクトリックでもいいやつもあるけどうちのは全くダメ)コンロだし、未だにお肉の焼き方は模索中…しかもちょっと厚みが違うだけでだいぶ焼き時間とか火の調節も変わる。

おまけに私と保安官は、肉の焼き加減の好みが違う。私はjugoso(フゴソ)って言ってジューシーなのが好き。でもあんまり生っぽくないほうがいい。保安官はa punto(ア・プント)、ちゃんと中まで焼いてあるのが好き。なのでちょっと時間差で焼いたりとか。

2人に共通するのが、お肉の表面はカリカリにクリスピーくらいが美味しい。

この日のお肉は、割とお互いの好みに焼けた。

ポテトフライも、アルゼンチンに来たばかりのときは上手にできなかったけど、いまでは、自己流なんだけど、油の温度が冷たいときにポテト入れて、高温で20分とかもっと?長いことじっくりあげると、うちらの好きな、外がカリカリのポテトができることがわかってずっとそうやってる。それと、ほとんど動かさない。途中でひとつに固まったように見えるけど、あがる頃にはちゃんと離れて、そのとき上下を混ぜ返せば焦げることもない。

こればっかりは好みだけれど。イギリスにいた時は、あっちの人もフライドポテト(チップス)大好きで、分厚いカットでしっとりしおれてるようなのが好きな人と、ちょっと崩れてカリカリになったようなのが好きな人と、色々いたな。

なにはともあれ、周りの友達に、

「日本だと肉はグラムで買うのよ。忘れてない?」

とか

「日本帰ったら薄切り肉三昧楽しめるよ〜!」

的なことを言われていて、薄切り肉?グラム?何の話だっけ?っていう感じになっている今日この頃です。きっと軽い逆カルチャーショックを受けるのであろう。

アルゼンチンのご飯も大好きだが、やはり日本の食のレベルの高さとは比べられないというか全くの別物。保安官も日本食が大好きなので、昨日信号を待っているときにボソッと思い出したように

「日本に行ったら、体重何キロ増えて帰って来るだろうか…」

って言っててウケた。さっそくもう、私より日本人みたいな心配してるわ!


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プロフィール

とんちゃん

Author:とんちゃん
ふらりと日本を出てみたら、ふらり続きで地球の反対側まで。学生したり働いたりしながらのUK生活でぼんやり10年近くが過ぎ、休暇でぶらっと北欧に旅に出たら何故か唐突にもアルゼンチン人と出会ってしまう。偶然と必然に流されるまま、第2の故郷スコットランドを後にし、2009年10月から、ブエノスアイレスでワクワク生活中。まさかこんなところに住むとは思いもしなかったアルゼンチンを自分自身もっと知るためにも、驚いた!笑えた!誰かに話したい!出来事、私の目を通して見た毎日を、喜怒哀楽を交えつつ書いています。

3年くらいほったらかしていたブログをそのまま使ってるので、昔の記事はスコットランドにいたときのやつです。。。

よくでてくる登場人物紹介。

保安:
うちの彼。アルゼンチン人。コンピュータギークのエンジニア。

セサミもん:
うちの猫。2008年5月生まれのスコットランドにゃん。

ブログは読むのも書くのもどっちも楽しくて、心の整理にしています。どうぞよろしく!



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